項目
どうどう
doudou
大量の水が激しく流れる音や強い風の音、重い足音、または馬を落ち着かせるときの声。
意味
短い意味
「どうどう」は、大きくて力強く、途切れることのない重低音を表すオノマトペです。巨大な滝や増水した川の流れ、激しい風の音などに使われます。また、重い足音が響く様子を表すこともあります。さらに、馬を落ち着かせたり止めたりする際の掛け声(通常「ドードー」と表記)としても使われる特徴的な言葉です。
- 水や風の激しい音
- 重い足音
- 馬をなだめる声
意味の整理
水や風の激しい音
巨大な滝や、水量の多い川、または強い風が絶え間なく激しく鳴り響く音を表します。
滝がどうどうと流れる
重い足音
大きくて重い足音が、地面に力強く響く様子を表します。
どうどうと足音を立てる
馬をなだめる声
馬を落ち着かせたり、立ち止まらせたりするときにかける掛け声です。
馬にドードーと声をかける
使い方のメモ
使い方
どうどうと + 動詞
水が流れる、風が吹くなどの動作が、激しく重い音を立てて行われる様子を副詞として表します。
ドードー(間投詞)
馬を落ち着かせたり立ち止まらせたりするための独立した掛け声として使われます。
使い方
よく使う表現
滝がどうどうと流れる
滝が激しい音を立てて流れる
風がどうどうと吹く
風が激しい音を立てて吹く
どうどうと足音が響く
重い足音が響く
馬をドードーとなだめる
「ドードー」と声をかけて馬を落ち着かせる
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 滝や川などの自然 | 圧倒的・中立 | 自然の巨大なエネルギーや、近づきがたいほどの迫力を感じさせます。 |
| 馬をなだめるとき | 優しい・落ち着かせる | 興奮した動物を安心させるため、ゆっくりと優しく声をかけます。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
堂々 どうどう / similar | 態度が立派で自信に満ちている様子を表すとき。 | 発音は同じですが、オノマトペではなく「立派な様子」を表す一般的な形容動詞です。 | 堂々と歩く |
ざあざあ ざあざあ / similar | 激しい雨が降っているとき。 | 「どうどう」は滝や濁流のような重くて巨大な水の動きを表しますが、「ざあざあ」は激しい雨の音によく使われます。 | 雨がざあざあ降る |
どんどん どんどん / similar | 連続して物を叩く音や、物事が勢いよく進む様子。 | どちらも足音に使えますが、「どうどう」は一歩の重さや響きを強調し、「どんどん」はリズミカルに連続する音を強調します。 | 太鼓をどんどん叩く |
使い方のメモ
よくある間違い
「堂々(自信に満ちた様子)」と混同してしまうこと。
文脈で判断します。態度について話している場合は「堂々」、音や声の場合は「どうどう」です。
普通の雨の音に「どうどう」を使ってしまうこと。
雨の音には「ざあざあ」を使います。「どうどう」は滝や洪水のようにもっと規模が大きくて重い音です。
例文
例文
滝がどうどうと音を立てて流れ落ちている。
たき が どうどう と おと を たてて ながれおちている。
文字どおり大きな滝が勢いよく流れ落ちる重い音を表しています。
台風の風がどうどうと吹き荒れる。
たいふう の かぜ が どうどう と ふきあれる。
文字どおり台風のような強い風が絶え間なく吹き荒れる音を表しています。
二階からどうどうと重い足音が聞こえる。
にかい から どうどう と おもい あしおと が きこえる。
文字どおり大きくて重い足音が地面や床に力強く響く様子を表しています。
騎手は興奮した馬に「ドードー」と声をかけた。
きしゅ は こうふん した うま に ドードー と こえ を かけた。
文字どおり馬を落ち着かせるときの掛け声としての特別な使い方です。
大雨で川がどうどうと流れる濁流になっている。
おおあめ で かわ が どうどう と ながれる だくりゅう に なっている。
視覚的増水した川の恐ろしいほど大量の水が音を立てて流れる様子を表しています。
似ている語
ざあざあ
zaazaa
激しい雨や水が勢いよく降る音に使われます。「どうどう」よりも水音が軽く、雨の音によく使われます。
ざあっ
zaa
雨が急に激しく降る音や、水が勢いよく流れる音。
どたどた
dotadota
重く、騒がしく、粗野な足音を立てる様子を表す言葉です。
ビュービュー
byuubyuu
風が激しく吹き荒れる音や、息苦しくて喉が鳴る音。
ザーザー
zaazaa
雨が激しく降り続く音、大量の水が勢いよく流れる音、またはテレビやラジオの砂嵐のようなノイズ音。
どんどん
dondon
「どんどん」は、物事が滞りなく勢いよく進む様子や、遠慮せずに積極的に行動する様子、または連続して響く大きな音を表します。 連続して叩く音や物事が進む様子に使われます。足音の場合、「どうどう」の方がより重みがあります。
質問
車やエンジンの音に「どうどう」を使えますか?
いいえ、通常は水や風などの自然の音、あるいは足音に使います。エンジンの音には「ブルルン」や「ガラガラ」などが適しています。
「堂々」と「どうどう」は同じ言葉ですか?
発音は同じですが、全く別の言葉です。「堂々」は立派な様子を表す形容動詞で、「どうどう」は音を表すオノマトペです。
なぜ馬に「ドードー」と言うのですか?
昔から日本で馬を落ち着かせたり、立ち止まらせたりするために使われてきた伝統的な掛け声だからです。
出典の詳細
- 項目ID
- 1632220
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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