項目
ズボズボ
zubozubo
泥や深い雪など、柔らかくて抵抗のあるものに、足や物が何度も深く沈み込んだり刺さったりする様子。
意味
短い意味
「ズボズボ」は、ぬかるみや大雪、沼地など、柔らかいが抜けにくいものに対して、手足や物が何度も深く入り込む様子を表します。濁音(ズ、ボ)が使われているため、重さや抜けにくさ、物理的な抵抗感が強調され、足を引き抜く際の音も連想させます。
- 深く沈む
- 泥や雪にはまる
- 何度も刺さる
意味の整理
泥や雪に深く沈む
泥沼や雪道などを歩く際に、足が何度も深く沈み込んでしまう様子。
泥沼にズボズボと沈む。
深く刺さる
杭や針などの細長いものが、柔らかい地面や物体に何度も深く突き刺さる様子。
杭がズボズボと刺さる。
使い方のメモ
使い方
ズボズボ(と) + 動詞(沈む、はまる、埋まる など)
ズボズボ + 動詞(歩く、刺さる など)
使い方
よく使う表現
泥にズボズボと沈む
泥に何度も深く沈むこと
雪道をズボズボ歩く
足が沈む雪道を歩くこと
ズボズボと刺さる
何度も深く突き刺さること
足がズボズボ埋まる
足が何度も深く埋もれること
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 足場の悪い場所(泥・雪)を歩くとき | negative | 泥や雪に足をとられ、歩行に困難や体力的な負担を伴うことを強調します。 |
| 物が刺さるとき(杭・針など) | neutral | 杭や針などが柔らかい対象物に繰り返し深く入り込む様子を客観的に描写します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
ずぶずぶ ずぶずぶ / similar | 泥や水に深く沈むときや、借金や悪い関係などに深くのめり込んでいるとき。 | 「ズボズボ」には「悪い事態にのめり込む」という比喩的な意味はなく、物理的に何度も深く沈む動作に特化しています。 | 泥沼にズブズブと沈む |
ずぼっと ずぼっと / similar | 深く沈み込む動作や、突き刺さる動作が、突発的に一度だけ起こるとき。 | 「ズボズボ」は何度も繰り返される動作を表しますが、「ズボッと」は一度きりの動作を表します。 | 穴にズボッと足がはまる |
使い方のメモ
よくある間違い
プールの水などに沈む様子に「ズボズボ」を使うこと。
「ズボズボ」は泥や雪のような抵抗を伴うものに使います。水に沈む場合は「ぶくぶく」や「ずぶずぶ」を使います。
誤って穴に一度だけ足を踏み外したときに「ズボズボ」を使うこと。
「ズボズボ」は反復的な動作に使います。一度きりの突発的な動きには「ズボッと」を使います。
例文
例文
泥沼に足がズボズボと沈んでいく。
どろぬまにあしがズボズボとしずんでいく。
視覚的泥沼に足が何度も深く入り込む様子を描写しています。
大雪が降ったので、雪道をズボズボ歩いた。
おおゆきがふったので、ゆきみちをズボズボあるいた。
視覚的深い雪に何度も足をとられながら歩く様子を表しています。
柔らかい地面に杭がズボズボと刺さる。
やわらかいじめんにくいがズボズボとささる。
視覚的柔らかい地面に何度も深く杭が入り込む様子を表しています。
ぬかるみでタイヤがズボズボ埋まって動けない。
ぬかるみでタイヤがズボズボうまってうごけない。
視覚的泥道でタイヤが深くはまってしまい、抜け出せない状態を描写しています。
砂浜を歩くと、靴がズボズボはまって歩きにくい。
すなはまをあるくと、くつがズボズボはまってあるきにくい。
視覚的砂浜を歩くたびに靴が深く砂に入り込み、歩きにくい様子を表しています。
似ている語
ズブズブ
zubuzubu
泥などの柔らかくて水分の多いものに深く沈み込む様子や、不正な利益で深く結びついた関係を表す言葉です。 音は似ていますが、「ズブズブ」は「悪事に深く関わる」という比喩的な意味も持ちます。
ズボッと
zubotto
狭い穴や泥などに勢いよく深く入る様子や、そこから急に抜ける様子を表す言葉です。 一度だけ突発的に深く沈む、または刺さる動作に使うバリエーション。
ずぶり
zuburi
柔らかいものに勢いよく深く突き刺さったり、沈み込んだりする様子を表す言葉です。
ズブッと
zubutto
ズブッととは、泥や肉などの柔らかいものに、勢いよく深く突き刺さったり沈んだりする様子を表す言葉です。
質問
プールで溺れている人に「ズボズボ」は使えますか?
使えません。「ズボズボ」は泥や雪、砂など、柔らかいけれども抵抗があるものに沈む様子を表します。水に沈む場合は「ぶくぶく」や「ずぶずぶ」を使います。
「ズボズボ」と「ズボッと」の違いは何ですか?
「ズボズボ」は深い雪の中を何歩も歩くような、反復的・継続的な動作に使われます。「ズボッと」は、誤って穴に一度だけ足を踏み入れてしまったような、一度きりの突発的な動作を表します。
「ズボズボ」はネガティブな言葉ですか?
杭が地面に刺さる様子などの物理現象を客観的に表す場合はニュートラルですが、歩行について使う場合は、「歩きにくい」「足を取られる」といった物理的な困難や苦労を伴うため、ややネガティブな響きを持つことが多いです。
出典の詳細
- 項目ID
- 2859603
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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- じとっと (jitotto)