項目
ひゅっと
hyutto
物が空気を切って素早く動く音、または物事をあっという間に簡単にこなす様子。
意味
短い意味
矢や刀、あるいは風が空気を鋭く切って素早く通り過ぎる音を表します。また、そこから転じて、物理的な動作や作業をいとも簡単に、あっという間に終わらせてしまう様子も表します。
- 風を切る音
- 素早い動き
- あっという間に
意味の整理
音・動き
物が空気を切って素早く動く音や様子。
矢がひゅっと飛ぶ
容易さ・スピード
物事をいとも簡単に、あっという間に片付ける様子。
仕事をひゅっと終わらせる
使い方のメモ
使い方
ひゅっと + 動詞
動詞の直前に置き、その動作がいかに素早く軽快に行われたかを修飾します。
使い方
よく使う表現
ひゅっと飛ぶ
風を切って素早く飛ぶ
ひゅっと避ける
身軽に素早く避ける
風がひゅっと吹く
風が鋭く吹き抜ける
ひゅっと終わらせる
あっけなく簡単に終わらせる
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 空中での動きや音 | Neutral | 物や風が空気を切り裂くように素早く通り過ぎる様子を表します。 |
| 作業の完了 | Positive | 苦労することなく、あっけないほどのスピードで作業を完了させたことを表します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
ぴゅっ ぴゅっ / nearby | より高音で鋭い音や、少量の液体が勢いよく飛び出す時に使います。 | 「ひゅっと」は空気や素早い動きに使いますが、「ピュッ」はより鋭く、液体の飛び出しも表します。 | ピュッと水が出る |
びゅっ びゅっ / nearby | 強く激しい風や、重量のある物が勢いよく通り過ぎる時に使います。 | 「ひゅっと」が軽快であるのに対し、「ビュッ」ははるかに強い威力や重量感があります。 | ビュッと風が吹く |
すいすい すいすい / nearby | 障害物なくスムーズに物事が進行する時に使います。 | 「ひゅっと」が一瞬の素早い動作に焦点を当てるのに対し、「スイスイ」は連続した滑らかな進行を表します。 | スイスイ泳ぐ |
使い方のメモ
よくある間違い
「内容が簡単だ」という意味で使うこと。
内容の容易さではなく、物理的な動作が一瞬で終わるスピード感と身軽さを表します。
長時間の持続的な動作に使うこと。
あくまで一瞬の短い動きに対してのみ使われます。
例文
例文
矢がひゅっと飛んでいった。
やがひゅっととんでいった。
視覚的矢が空気を切り裂いて飛ぶ素早い様子を表しています。
彼は刀をひゅっと振った。
かれはかたなをひゅっとふった。
文字どおり刀を鋭く振った時に鳴る空気を切る音を表しています。
冷たい風がひゅっと吹き抜けた。
つめたいかぜがひゅっとふきぬけた。
文字どおり冬の冷たい風などが鋭く吹き抜ける際によく使われる表現です。
飛んできたボールをひゅっと避けた。
とんできたぼーるをひゅっとよけた。
視覚的飛んできた物を身軽に、かつ簡単に避ける様子を表します。
その難しい作業をひゅっと終わらせた。
そのむずかしいさぎょうをひゅっとおわらせた。
比喩的比喩的な用法で、作業をあっという間に難なく片付ける様子を表しています。
似ている語
質問
「ひゅっと」と「ビュッと」の違いは何ですか?
「ひゅっと」は細い風や軽い物が通り過ぎる軽快なイメージですが、「ビュッと」は強い風や重い物が通り過ぎる、より強力で激しいイメージになります。
宿題を「ひゅっと」終わらせると言えますか?
はい、魔法のように一瞬であっけなく終わらせたというニュアンスであれば使えます。ただ、よどみなく進める様子を表す場合は「スラスラ」の方が自然です。
風の音にも使えますか?
はい、冬の冷たい風などが鋭く吹き抜ける際の音として非常によく使われます。
出典の詳細
- 項目ID
- 2858676
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語