項目
ビュッ
byu
物が空気を切って突然非常に速く動く音や様子を表す言葉です。
意味
短い意味
矢やボール、車などが、強い勢いとスピードで空気を切り裂くように動く様子を表します。「ッ」という小さい音がつくことで、その動きや音がほんの一瞬の出来事であること、あるいは急激な出来事であることが強調されます。
- 高速で飛ぶ・通り過ぎる動き
- 突然の突風
意味の整理
高速の動き
物が猛スピードで一瞬にして通り過ぎたり、飛んでいったりする様子。
ボールがビュッと飛ぶ
強い風
強い風が急に強く吹きつける様子。
風がビュッと吹く
使い方のメモ
使い方
ビュッと + 動詞
動詞(飛ぶ、通り過ぎる、吹くなど)を修飾し、それが一瞬で激しく行われたことを表す副詞として働きます。
ビュッという音
空気を切り裂く鋭い風切り音そのものを指す名詞的な表現です。
使い方
よく使う表現
ビュッと飛ぶ
勢いよく高速で飛ぶ
風がビュッと吹く
風が急に強く吹く
ビュッと通り過ぎる
一瞬で通り過ぎる
車がビュッと走る
車が猛スピードで走り抜ける
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 乗り物や飛来物 | Neutral | 目の前を一瞬で通過して見えなくなるような、驚きを伴う速さを強調します。 |
| 天候・風 | Neutral | 穏やかな状態から突然強い風が吹きつけた瞬間を描写します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
びゅーん びゅーん / similar | 速い動きがもう少し長い時間続く場合や、遠くへ飛んでいく軌跡を強調したい場合に使います。 | ビュッは「一瞬」であることを強調します。 | 車がビューンと走り去った。 |
ぴゅっ ぴゅっ / similar | 対象がより小さい場合や、音が甲高い場合、あるいは少量の液体が勢いよく飛び出す場合に使います。 | ビュッの方が、飛んでいく物体の質量が大きく、勢いが強い印象を与えます。 | 水がピュッと飛び出す。 |
使い方のメモ
よくある間違い
長距離の移動全体を説明するために使うこと。
ビュッは一瞬の動作にのみ使います。移動全体を表すならビューンなどが適切です。
ゆっくり落ちる重いものを描写すること。
空気を切る速さが不可欠です。
例文
例文
矢がビュッと飛んでいった。
や が ビュッ と とんでいった。
視覚的高速の飛来物を表しています。
強い風がビュッと吹いた。
つよい かぜ が ビュッ と ふいた。
文字どおり風の力と音を直接的に表しています。
ボールが顔の横をビュッと通り過ぎた。
ボール が かお の よこ を ビュッ と とおりすぎた。
視覚的近くを猛スピードで通り過ぎる怖さを強調します。
車が目の前をビュッと走り抜けた。
くるま が めのまえ を ビュッ と はしりぬけた。
視覚的車が一瞬にして目の前を走り去る様子です。
彼がビュッと石を投げた。
かれ が ビュッ と いし を なげた。
視覚的勢いよく放たれる瞬間のスピード感を表します。
似ている語
質問
走っている人に対して「ビュッ」を使ってもいいですか?
はい、その人が風のような猛スピードで一瞬にして目の前を駆け抜けた場合には使えます。
「ビュッ」と「ビュン」の違いは何ですか?
意味はほぼ同じですが、「ビュッ」は音が急に途切れるため瞬間的な動きを強調し、「ビュン」は余韻があるため少し動きが続く印象を与えます。
本当に音が出ているときしか使えませんか?
いいえ、実際の音(風切り音)が聞こえる場面でも使いますが、音は聞こえなくても「あまりにも速い」という視覚的・体感的なスピード感を表現するためによく使われます。
出典の詳細
- 項目ID
- 2700040
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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