項目
つかつか
tsukatsuka
遠慮やためらいを見せず、目標に向かってまっすぐに歩き進む様子。
意味
短い意味
相手や目的地に向かって、ためらわずに勢いよく歩いていく様子を表します。相手の都合や周囲の状況を気にせず、ずかずかと近づいたり入ったりするニュアンスを含むことが多く、少し無作法な印象を与えることもあります。
- 目標に向かって足早に歩くこと
- 遠慮せずに相手に近づくこと
意味の整理
足早な移動
目的地や相手に向かって、一直線に勢いよく歩いていく様子。
つかつかと歩み寄る
ためらいのない態度
周囲の目や礼儀を気にせず、大胆に踏み込んだり近づいたりする様子。
部屋につかつかと入る
使い方のメモ
使い方
つかつかと + 動詞(歩く、近づくなど)
「と」を伴って、移動を表す動詞を修飾する副詞として使われます。
つかつか + 動詞
「と」を省略して、直接動詞に繋げて使うこともできます。
使い方
よく使う表現
つかつかと歩く
足早にまっすぐ歩く
つかつかと近寄る
ためらわずに近づく
つかつかと入ってくる
遠慮なく入室する
つかつかと歩み寄る
勢いよく相手に近づく
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 目上の人や見知らぬ人への接近 | negative | 許可なくズケズケと近づくため、失礼な態度や怒りの感情を暗示します。 |
| 警察や権威ある人物の行動 | neutral | 毅然とした態度で対象に近づく威圧感や権威を示します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
すたすた すたすた / similar | 周りに気を取られず、一定のペースで足早に歩き去ったり、通り過ぎたりする時に使います。 | 「つかつか」のような「相手に詰め寄る」という攻撃的なニュアンスや無遠慮な印象はありません。 | すたすた歩く |
ずんずん ずんずん / similar | 障害物などを気にせず、物事や足取りが勢いよく前へ進んでいく時に使います。 | 特定の人に向かって歩み寄る動作というよりは、進行そのものの勢いに焦点が当たります。 | ずんずん進む |
使い方のメモ
よくある間違い
急いでいてただ走っている時に「つかつか走る」と言うこと。
「つかつか」は特定の目標(人など)に向かって歩み寄る動作に使われるため、単なるジョギングや移動には適しません。
上品な歩き方を褒めるつもりで使うこと。
遠慮がない、または怒っているようなニュアンスを含むため、歩き方を褒める場合には不適切です。
例文
例文
彼は社長のデスクに、つかつかと近寄った。
かれはしゃちょうのデスクに、つかつかとちかよった。
比喩的目上の人に対して遠慮せずに近づく大胆な行動を示しています。
見知らぬ男が、私の方へつかつかと歩いてきた。
みしらぬおとこが、わたしの方へつかつかとあるいてきた。
視覚的相手に向かって一直線に歩いてくる様子を描写しており、威圧感を与えることがあります。
彼女は怒った顔で、部屋につかつかと入ってきた。
かのじょはおこったかおで、へやにつかつかとはいってきた。
視覚的感情が高ぶっているために、礼儀を無視して部屋に入ってくる様子を強調しています。
遠慮もせずに、つかつかと前に出た。
えんりょもせずに、つかつかとまえにでた。
比喩的遠慮することなく、堂々と前に出る様子を示しています。
警官は車の窓までつかつかと歩み寄った。
けいかんはくるまのまどまでつかつかとあゆみよった。
視覚的特定の目標に向けた、威厳があり毅然とした接近を描写しています。
似ている語
質問
「つかつか」は動物にも使えますか?
人間の動作に使われるのが一般的ですが、動物が目標に向かってまっすぐためらわずに歩いていく様子を描写する際にも使えます。
「つかつか」と「すたすた」の違いは何ですか?
「すたすた」は単に足早に歩く様子を表しますが、「つかつか」は特定の目標(人や場所)に向かって遠慮なく突き進む様子を表します。
「つかつか」は常に悪い意味ですか?
常に悪い意味ではありませんが、「遠慮がない」というニュアンスがあるため、状況によっては無礼だと受け取られます。
出典の詳細
- 項目ID
- 1008060
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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