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項目

とっくり

tokkuri

「とっくり」とは、急がずに時間をかけて、十分に考えたり行動したりする様子を表す言葉です。

意味

短い意味

物事に注意を向け、念を入れて考える、見る、話すなどの動作を行う際に使われます。表面的な行動ではなく、心の底からあるいは細部までしっかりと時間をかけて取り組むニュアンスを持ちます。

  • 深く考える
  • 十分に話し合う

意味の整理

思考・観察

時間をかけて集中して考えたり、観察したりすること。

とっくりと考える

対話・説明

真剣に、そして詳細に話し合ったり説明したりすること。

とっくりと話し合う

使い方のメモ

使い方

  • とっくり + 動詞

    動詞(考える、話すなど)の前に置き、その動作を時間をかけて念入りに行うことを表します。

  • とっくりと + 動詞

    基本的な意味は同じですが、「と」をつけることで様子や状態がより強調され、文章の座りがよくなります。

使い方

よく使う表現

とっくりと考える

念を入れて深く考えること

とっくりと話し合う

時間をかけて十分に相談すること

とっくりと観察する

細部まで注意深く見ること

とっくりと聞く

真剣に耳を傾けること

ニュアンス

場面ごとのニュアンス

よく使う場面ニュアンス使い方のメモ
思考(考える)neutral焦らずに時間をかけて深く考えるニュアンスを示します。
対話(話す)neutral相互理解のために、真剣に細部まで話し合う場面で使われます。

似ている語

似た語との違い

似ている語使う場面同じではない点短い例

じっくり

じっくり / similar

ほぼ同じ意味で、日常会話や料理などにも広く使われます。「とっくり」の方がやや古風な響きがあり、主に「考える」「話す」といった認知的な動作に限定されがちです。じっくり考える

つくづく

つくづく / similar

心の底から深く感じることを表す場合に使います。「つくづく」は感情の深さや痛感を強調し、「とっくり」のような動作の念入りさとは異なります。つくづく嫌になる

使い方のメモ

よくある間違い

お酒を入れる「徳利(とっくり)」や「とっくりセーター」などの名詞と混同すること。

音は同じですが、副詞の「とっくり」は「十分に」という意味であり、名詞とは異なる同音異義語です。

素早く終わる動作に対して使ってしまうこと。

時間をかける動作にのみ使います。

例文

例文

とっくりと考えた結果、この仕事を引き受けることにした。

とっくりとかんがえたけっか、このしごとをひきうけることにした。

文字どおり時間をかけて深く考える様子を表しています。

出典:内部作成

今夜は二人でとっくりと話し合おう。

こんやはふたりでとっくりとはなしあおう。

文字どおり時間をかけて真剣に話し合う場面です。

出典:内部作成

相手の顔をとっくりと観察する。

あいてのかおをとっくりとかんさつする。

視覚的視覚的に細部まで念入りに見る様子です。

出典:内部作成

まずは事情をとっくりと聞かせてください。

まずはじじょうをとっくりときかせてください。

文字どおり相手の話を細部まで聞き出そうとする表現です。

出典:内部作成

その件については、後でとっくり相談しよう。

そのけんについては、あとでとっくりそうだんしよう。

文字どおり助詞の「と」を伴わない形ですが、同じ意味として使われます。

出典:内部作成

似ている語

質問

お酒を入れる「徳利」と同じですか?

音は同じですが、副詞の「とっくり(と)」は「十分に、念入りに」という意味であり、名詞の徳利やとっくりセーターとは異なる同音異義語です。

「じっくり」と「とっくり」の使い分けは?

現代の日常会話では「じっくり」を使うのが一般的です。「とっくり」はやや古風な表現で、主に「考える」「話す」といった思考や対話の動作に限られます。

ビジネスメールなどで使ってもいいですか?

意味は通じますが、少し古風でカジュアルな印象を与えることがあります。ビジネスシーンでは「十分に」や「慎重に」を使うのが無難です。

出典の詳細

項目ID
2794950
出典
JMdict_english
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確認メモ
特別なメモはありません
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日本語
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