項目
つらつら
tsuratsura
物事を深く、また時間をかけて考えたり見たりする様子。
意味
短い意味
物事を念入りに、また長々と続ける様子を表します。主に「考える」「思い返す」などの思考や、「見る」「眺める」などの観察の動作と共に使われ、やや硬い、または文学的な響きがあります。
- 深く考える
- 念入りに見る
意味の整理
深く考える
物事についてじっくりと時間をかけて思いを巡らせる様子。
自分の将来についてつらつら考える。
念入りに見る
対象を最初から最後まで注意深く見たり読んだりする様子。
契約書の内容をつらつら眺める。
使い方のメモ
使い方
つらつらと + 動詞
「と」を伴って副詞的に用いられることが多く、「と」を省略しても意味は変わりません。
つらつら + 動詞
使い方
よく使う表現
つらつら考える
物事を深く思考する
つらつら思い返す
過去のことを深く振り返る
つらつら見る
注意深く観察する
つらつら眺める
時間をかけて念入りに見る
つらつら読み返す
文章を注意深く再度読む
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 思考・回想 | 内省的 | 過去の事柄や重要な事柄について、真剣に考えを巡らせ続ける様子を表します。 |
| 観察・読書 | 注意深い | 文章や顔などを、細部まで見落とさないように注意深く見続ける様子を示します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
つくづく つくづく / similar | 物事を深く感じ入ったり、痛切に実感したりする時に使います。 | 「つらつら」は思考を長く続ける過程に焦点を当てますが、「つくづく」は心底から強く感じ入る心情を強調します。 | つくづく嫌になる。 |
じっくり じっくり / similar | 焦らずに時間をかけて念入りに物事を行う時に使います。 | 「じっくり」は落ち着いて時間をかける態度を強調しますが、「つらつら」は長々と心を向ける様子を表し、より硬い文章語のニュアンスがあります。 | じっくり考える。 |
使い方のメモ
よくある間違い
「つらつらと運転する」のように物理的な注意深さに使うこと。
物理的な注意や警戒には使いません。運転などには「気をつけて」や「慎重に」を使います。
親しい友人との日常会話で気軽に使用すること。
やや硬い文章語の響きがあるため、日常の気軽な会話では「よく」や「じっくり」を使う方が自然です。
例文
例文
過去の失敗をつらつらと思い返す。
かこのしっぱいをつらつらとおもいかえす。
比喩的過去の出来事について深く長く考える様子。
契約書の内容をつらつらと眺める。
けいやくしょのないようをつらつらとながめる。
視覚的書類の細部まで注意深く読む様子。
自分の将来についてつらつら考える。
じぶんのしょうらいについてつらつらかんがえる。
比喩的将来という重要なテーマについてじっくりと思考する様子。
相手の顔をつらつら見る。
あいてのかおをつらつらみる。
視覚的相手の表情などを細かく見続ける様子。
古い手紙をつらつらと読み返す。
ふるいてがみをつらつらとよみかえす。
視覚的文章を注意深く、また時間をかけて再度読むこと。
似ている語
質問
「つらつらと仕事をする」と言えますか?
不自然です。「つらつら」は主に、考える、思い返す、読む、見るなどの思考や観察の動作に限って使われます。
この言葉は日常会話でよく使われますか?
日常の気軽な会話ではあまり使われません。主に書籍や小説、または改まった文章の中で見かけます。
「じっくり」とはどう違いますか?
どちらも念入りに行うことを意味しますが、「じっくり」は焦らず時間をかけることに焦点があり、「つらつら」は長く思いを巡らせる過程に焦点があり、より文章語的な響きがあります。
出典の詳細
- 項目ID
- 1585450
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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