意味
短い意味
「ぱらぱら」には主に4つの使い方があります。1つ目は、雨粒や塩などの小さなものが、まばらに軽く落ちる様子です。2つ目は、本や雑誌のページを素早くめくって軽く目を通す時の音や様子です。3つ目は、チャーハンなどの食べ物が粘り気を持たず、粒が一つ一つほぐれて乾いている良い状態を表します。4つ目は、人や物が少しずつ、あるいはまばらにやって来る様子を表します。
- 軽い雨や粉がまばらに落ちる様子
- 本や雑誌を素早くめくる様子
- 食べ物の粒がほぐれている状態
- 人がまばらに集まったり去ったりする様子
意味の整理
雨・振りかける
雨が降り始めたり、少量の塩などを軽く振りかけたりする様子。
雨がぱらぱら降る
本をめくる
本や雑誌のページを素早くめくって、中身を大まかに見る様子。
雑誌をぱらぱらめくる
ほぐれた状態
ご飯の粒などがくっつかず、一つ一つ離れている状態。特にチャーハンを褒める時によく使われます。
ぱらぱらのチャーハン
まばらな様子
人や物が一度にたくさんではなく、少しずつまばらに現れる様子。
人がぱらぱら集まる
使い方のメモ
使い方
ぱらぱら(と)降る
ぱらぱら(と)めくる
ぱらぱらの + 名詞
チャーハンなど、粒がほぐれてくっついていない状態を表す時に使います。
ぱらぱらになる
くっついていたものが離れて、粒がほぐれた状態に変化することを表します。
使い方
よく使う表現
雨がぱらぱらと降る
雨が少しだけ降り始める
本をぱらぱらとめくる
本のページを素早くめくる
ぱらぱらのチャーハン
ご飯がくっつかずに美味しくできたチャーハン
塩をぱらぱらと振る
塩を軽く振りかける
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 天気 | 中立 | 降り始めの軽い雨や、すぐにやみそうな弱い雨を表します。 |
| 料理 | ポジティブ | 特にチャーハンでは、油がご飯一粒一粒をコーティングした理想的な状態を褒める言葉として使われます。 |
| 人の集まり | 中立〜ややネガティブ | 人が一気に集まらず、まばらに来るため、少し寂しい印象を与えることがあります。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
ざあざあ ざあざあ / opposite | 雨が激しく降る時に使います。 | 「ぱらぱら」はごく軽い雨ですが、「ざあざあ」は強い大雨を表します。 | 雨がざあざあ降る |
べたべた べたべた / opposite | 水気があって、物がくっついて離れない状態に使います。 | 「ぱらぱら」は粒が離れて乾いている状態ですが、「ベタベタ」はくっついて粘り気がある状態を表します。 | ベタベタのご飯 |
ばらばら ばらばら / similar | まとまっていたものが壊れたり、関係が離れ離れになったりする時に使います。 | 「ぱらぱら」は小さな粒や人がまばらに存在する様子ですが、「バラバラ」は破壊や、統一感がないことに焦点を当てます。 | 家族がバラバラになる |
使い方のメモ
よくある間違い
強い雨が降っている時に「雨がぱらぱら降る」と言うこと。
強い雨には「ざあざあ」を使いましょう。「ぱらぱら」は傘をさすか迷う程度の弱い雨です。
本を真剣に読んでいる時に「本をぱらぱら読む」と言うこと。
「ぱらぱら」は素早くページをめくって大まかに見る動作です。真剣に読む時は使いません。
例文
例文
雨がぱらぱらと降ってきた。
あめがぱらぱらとふってきた。
視覚的降り始めの軽い雨の様子を表します。
待合室で雑誌をぱらぱらとめくった。
まちあいしつでざっしをぱらぱらとめくった。
視覚的内容を深く読まずにページを素早くめくる音と動作に焦点を当てています。
このお店のチャーハンはぱらぱらでおいしい。
このおみせのチャーハンはぱらぱらでおいしい。
文字どおりご飯の粒が一つ一つ離れてくっついていない、理想的なチャーハンの状態を示します。
料理に塩をぱらぱらと振る。
りょうりにしおをぱらぱらとふる。
文字どおり小さな粒を薄く均一に散らす動作を表します。
参加者がぱらぱらと集まり始めた。
さんかしゃがぱらぱらとあつまりはじめた。
比喩的人が一度にたくさんではなく、少しずつまばらに現れる様子を比喩的に表しています。
似ている語
ざあざあ
zaazaa
激しい雨を表す対義語です。
質問
雪が降る時に「ぱらぱら」を使ってもいいですか?
雪には通常「ひらひら」や「しんしん」を使います。「ぱらぱら」は、水滴や粒が落ちて少し音がするような雨、あられ、塩などに適しています。
外国語を上手に話すことを「ぱらぱら」と言いますか?
いいえ、流暢に話す様子は「ぺらぺら」です。「ぱらぱら」は話す様子には使いません。
普通の白ご飯(白米)を褒める時に「ぱらぱら」を使ってもいいですか?
日本の普通の白ご飯は、少し粘り気がある(もちもちしている)方が美味しいとされます。そのため、白ご飯に「ぱらぱら」を使うと「水分がなくパサパサしている」という悪い意味に聞こえることがあります。「ぱらぱら」が褒め言葉になるのはチャーハンなどの場合です。
出典の詳細
- 項目ID
- 1102580
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 確認が必要です
- 表示言語
- 日本語
- 次の項目
- ピカドン (pikadon)