項目
こん
kon
「こん」は、キツネの短く甲高い鳴き声、または固いものが一度だけ軽くぶつかる乾いた音を表す言葉です。
意味
短い意味
日本語において、「こん」は昔からキツネの鳴き声として広く認知されています。また、机を一度だけ叩く音や、頭を軽く壁にぶつける音など、固いものが一回だけ軽く接触して鳴る短い衝撃音を描写するのにも使われます。
- キツネの鳴き声(昔話などでよく使われる)。
- 固いものが一回だけ軽く当たる、乾いた音。
意味の整理
キツネの鳴き声
キツネの短く甲高い鳴き声を表します。
キツネがこんと鳴く。
軽い衝撃
固いもの同士が一度だけ軽くぶつかる時の音を表します。
壁に頭をこんとぶつける。
使い方のメモ
使い方
こんと + 動詞
「鳴く」「ぶつける」「叩く」「置く」などの動詞を修飾する最も一般的な形です。
こん + 助詞
使い方
よく使う表現
こんと鳴く
キツネが短く鳴くこと
こんとぶつける
軽く一回ぶつけること
こんと叩く
軽く一度叩くこと
こんと置く
固いものを軽く置くこと
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 動物(キツネ) | neutral | 日本の文化や童謡に深く根付いており、誰でも知っている表現です。 |
| 物理的な衝突 | neutral | 怪我や破損を伴わない、ごく軽い接触であることを強調します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
こんこん こんこん / similar | 鳴き声や叩く音が連続して繰り返される場合に使います。 | 「こん」は一回きりの音ですが、「コンコン」は連続する音です。 | ドアをコンコンと叩く。 |
ことん ことん / similar | 小さな物が落ちたり置かれたりする時の、少し鈍い音に使います。 | 「ことん」の方がやや重みがあり鈍い音ですが、「こん」はより鋭く乾いた印象を与えます。 | グラスをことんと置く。 |
使い方のメモ
よくある間違い
犬の鳴き声に「こん」を使うこと。
犬の鳴き声は「ワンワン」であり、「こん」は使いません。
車の大きな衝突に「こん」を使うこと。
大きな衝突には「ドカン」や「ガチャン」を使います。「こん」はごく軽い接触のみです。
例文
例文
森の奥で、キツネがこんと鳴いた。
もりの おくで、 キツネが こんと ないた。
文字どおりキツネの鳴き声をそのまま表しています。
彼はドアをこんと一度だけ叩いた。
かれは ドアを こんと いちどだけ たたいた。
文字どおり一回だけ軽く叩く様子を表しています。
立ち上がろうとして、壁に頭をこんとぶつけた。
たちあがろうとして、 かべに あたまを こんと ぶつけた。
文字どおり大きな怪我にはならない軽い衝突を表しています。
コップがテーブルの上にこんと置かれた。
コップが テーブルの うえに こんと おかれた。
文字どおり固い物が置かれた時の小さな音を表しています。
小さな石が飛んできて、窓ガラスにこんと当たった。
ちいさな いしが とんきて、 まどガラスに こんと あたった。
視覚的物が壊れることのない、ごく軽い接触を表しています。
似ている語
質問
犬の鳴き声に「こん」は使えますか?
使えません。犬は「ワンワン」と鳴きます。
「こん」と「コンコン」の違いは何ですか?
「こん」は一度だけの音ですが、「コンコン」は連続した音を表します。
「こん」とぶつけた場合、痛いですか?
ほとんど痛くないか、軽い痛み程度です。大きな怪我にはなりません。
出典の詳細
- 項目ID
- 2516590
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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