項目
ジュワッ
juwa
食べ物から汁が勢いよく出たり熱いものに触れて音を立てたりする様子、またはメイクで潤いのあるツヤが出る様子を表します。
意味
短い意味
内部にたっぷりと含まれた水分や油分が、外に勢いよく溢れ出す様子を表すオノマトペです。肉や果物を噛んだときに汁が出る様子や、熱い鉄板などで食材が焼ける美味しそうな音としてよく使われます。近年では、美容やメイクにおいて、内側から滲み出るような血色感や、みずみずしいツヤ感を表現する言葉としても定着しています。
- 食べ物の肉汁や焼ける音
- メイクの潤いや血色感
意味の整理
食べ物の肉汁や焼ける音
肉や果物を噛んだときに汁が勢いよく溢れ出す様子や、熱いフライパンなどで食材が焼ける美味しそうな音を表すときに使います。
肉汁がジュワッと溢れる
メイクの潤いや血色感
美容において、唇や頬などにみずみずしいツヤ感や、内側から滲み出るような健康的な血色感がある様子を表すときに使います。
ジュワッとした血色感
使い方のメモ
使い方
ジュワッと + 動詞
汁が溢れ出す、音がする、などの動詞を修飾し、その動作がみずみずしく、または勢いよく行われる様子を表します。
ジュワッとした + 名詞
後ろに名詞を伴って、潤いのあるツヤや血色感などの状態を説明する際に使われます。
使い方
よく使う表現
肉汁がジュワッと溢れる
肉の美味しい汁が勢いよく出ること
ジュワッと音がする
熱いところに水分が触れて音を立てること
果汁がジュワッと広がる
果物の甘い汁が口の中に一気に広がること
ジュワッとしたツヤ
みずみずしく潤いのある光沢のこと
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 食べ物(肉や果物)について | Positive | 水分や油分がたっぷりと含まれており、食欲をそそる非常に美味しそうな印象を与えます。 |
| 美容・メイクについて | Positive | 内側から滲み出るような自然な血色感や、若々しい潤いのあるツヤ感を表現します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
じわじわ じわじわ / contrast | 水分などがゆっくりと継続的に滲み出たり、広がったりする時に使います。 | 「ジュワッ」のような瞬間的な勢いや、弾けるような感覚、また美味しそうな印象はありません。 | 汗がジワジワと滲む |
てらてら てらてら / contrast | 表面に油分を含んだような、連続的な光沢がある時に使います。 | みずみずしさや新鮮な印象のある「ジュワッ」とは異なり、ネガティブな油っぽさや表面的なテカリを強調します。 | 顔がてらてらと光る |
使い方のメモ
よくある間違い
水道管から水がゆっくり漏れる様子に「ジュワッ」を使うこと。
「ジュワッ」は勢いよく溢れる様子や熱による音を表すため、不自然です。この場合は「ぽたぽた」や「じわじわ」を使います。
マットで乾燥した仕上がりのメイクに使うこと。
「ジュワッ」は必ず水分や油分を感じさせる、潤いのある仕上がりに使われます。
例文
例文
焼きたてのハンバーグを切ると、肉汁がジュワッと溢れ出した。
焼きたて(やきたて)のハンバーグ(はんばーぐ)を[切る]{きる}と、[肉汁]{にくじゅう}が[ジュワッと]{じゅわっと}[溢れ出した]{あふれだした}。
文字どおり肉汁がたっぷりと溢れ出る様子を表しています。
その果物を一口噛むと、甘い果汁がジュワッと口の中に広がった。
その[果物]{くだもの}を[一口]{ひとくち}[噛む]{かむ}と、[甘い]{あまい}[果汁]{かじゅう}が[ジュワッと]{じゅわっと}[口]{くち}の[中]{なか}に[広がった]{ひろがった}。
文字どおり新鮮で甘い果汁が口いっぱいに広がる様子を表しています。
このリップグロスを塗ると、ジュワッとした血色感が出る。
このリップグロス(りっぷぐろす)を[塗る]{ぬる}と、[ジュワッ]{じゅわっ}とした[血色感]{けっしょくかん}が[出る]{でる}。
視覚的内側から滲み出るような、潤いのある血色感を表現しています。
熱いフライパンに油を引くと、ジュワッと音がした。
[熱い]{あつい}フライパン(ふらいぱん)に[油]{あぶら}を[引く]{ひく}と、[ジュワッと]{じゅわっと}[音]{おと}がした。
文字どおり熱い鉄板などに水分や油分が触れて、弾ける音を表しています。
揚げたての唐揚げは、衣がサクサクで中からジュワッと脂が出る。
[揚げたて]{あげたて}の[唐揚げ]{からあげ}は、[衣]{ころも}がサクサク(さくさく)で[中]{なか}から[ジュワッと]{じゅわっと}[脂]{あぶら}が[出る]{でる}。
文字どおり外側のサクサク感と、内側から油が溢れ出るジューシーさを対比させています。
似ている語
ジワジワ
jiwajiwa
水分が少しずつ染み込んだり、物事がゆっくりと確実に進んだりする様子。 ゆっくりと滲み出る様子を表し、「ジュワッ」のような瞬間的な勢いや弾ける感覚とは対照的です。
てらてら
teratera
てらてらとは、油や汗、あるいは使い込まれて表面がなめらかになることで、光を反射して光っている様子を表す言葉です。 連続的で油っぽい表面の光沢を表し、「ジュワッ」のようなみずみずしさや新鮮さとは異なります。
テカテカ
tekateka
油や汗、あるいは強く磨かれたことによって、表面が滑らかに光を反射している様子を表します。
ちゅるちゅる
churuchuru
麺類などの滑りやすいものを軽くすする音や、肌や唇などが潤ってツヤツヤしている様子を表します。
質問
「ジュワッ」と「ジューシー」の違いは何ですか?
意味は非常に似ていますが、「ジューシー」は水分がたっぷり含まれている様子を表す形容動詞であるのに対し、「ジュワッ」は水分が溢れ出す動きや音そのものを臨場感たっぷりに表すオノマトペです。
飲み物に対して「ジュワッ」を使えますか?
コップに入った水やジュースなどの液体そのものにはあまり使いません。肉や果物などの固形物から液体が勢いよく溢れ出るときや、熱い鉄板で液体が弾けるときに使います。
なぜメイク用品に「ジュワッ」という言葉が使われるのですか?
果物や肉汁の美味しそうでみずみずしい様子を、潤いのある唇や血色感のある頬のツヤに例えて表現しているためです。
出典の詳細
- 項目ID
- 2869881
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
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