項目
ガタガタ
gatagata
物がぶつかり合って激しく鳴る音、体が激しく震える様子、または組織や状態が崩れかかっていること。
意味
短い意味
「ガタガタ」は、立て付けの悪い物が鳴る音(擬音語)、激しい震え(擬態語)、さらには文句を言うことや組織の崩壊(比喩的表現)まで幅広く使われます。不安定さや劣化、不快感などのネガティブなニュアンスを含むことが多い言葉です。
- 硬い物同士がぶつかって連続して出る大きな音。
- 寒さや恐怖で体が制御できずに震えること。
- 建物やシステムが老朽化したり、管理が不十分で壊れそうになっている状態。
意味の整理
音・騒音
窓や戸、機械などが激しく触れ合って出る騒がしい音。
強い風で窓がガタガタと鳴っている。
体の状態
激しい寒さや恐怖、疲労などで体が激しく揺れ動くこと。
寒さで歯がガタガタ鳴るほど震えた。
状態・組織
形あるものや、組織、経営などが崩壊寸前で不安定な様子。
古い車なので車体がもうガタガタだ。
使い方のメモ
使い方
ガタガタ(と)鳴る
副詞として、物がぶつかって出る音の様子を説明します。
ガタガタ震える
激しく震える動作の様子を表します。
ガタガタだ
名詞または形容動詞的に、ボロボロな状態を直接表します。
ガタガタ言う
終わったことや細かいことに文句を言う慣用表現です。
使い方
よく使う表現
窓がガタガタ鳴る
物がぶつかって音がする
寒さでガタガタ震える
体が激しく揺れる
組織がガタガタになる
体制が崩壊する
つべこべガタガタ言う
うるさく不満を言う
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 物理的な音 | 中立 | 窓や戸の音を客観的に表現する。 |
| 体の不調 | ネガティブ | 非常に体調が悪い、または極寒の状態を示す。 |
| 文句・不満 | ネガティブ | 話し手に対する不快感や苛立ちを込めて使う。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
かたかた かたかた / similar | キーボードを叩く音や、編み物の針の音など、軽くて小さい音の場合。 | ガタガタはカタカタよりも音が大きく、衝撃が強いです。 | パソコンのキーをカタカタと打つ。 |
がくがく がくがく / similar | 膝が笑うときや、関節が緩んで揺れる様子を強調したい場合。 | ガクガクは「緩み」や「関節の動き」に焦点を当て、ガタガタは「音」や「全体の不安定さ」に焦点を当てます。 | 登山の後で膝がガクガクする。 |
使い方のメモ
よくある間違い
小さな震えに「ガタガタ」を使う。
少し震える程度なら「ぷるぷる」や「ぶるぶる」を使います。「ガタガタ」は歯が鳴るほどの激しい震えです。
「ガタガタ」を単なる形容詞として使う。
「ガタガタな家」よりも「ガタガタの家」や「ガタガタだ」という形が自然です。
例文
例文
強い風で、古い窓がガタガタと鳴っている。
つよいかぜで、ふるいまどがガタガタとなっている。
文字どおり硬い物が揺れて出る音を表します。
雪山で遭難しかけたとき、寒さで体がガタガタ震えた。
ゆきやまでそうなんしかけたとき、さむさでからだがガタガタふるえた。
文字どおり激しい寒さによる体の反応を表します。
長年使っているこの自転車は、もうあちこちガタガタだ。
ながねんつかっているこのじてんしゃは、もうあちこちガタガタだ。
視覚的老朽化して壊れそうな状態を表します。
終わったことにいつまでもガタガタ言うのはやめてください。
おわったことにいつまでもガタガタいうのはやめてください。
比喩的うるさく不平を言う慣用的な表現です。
リーダーが辞めてから、このプロジェクトはガタガタになった。
リーダーがやめてから、このプロジェクトはガタガタになった。
比喩的組織などの運営がうまくいかない状態を表します。
似ている語
質問
「ガタガタ」と「ぶるぶる」はどう違いますか?
「ぶるぶる」は震えそのものに注目しますが、「ガタガタ」は震えによって音が出る様子(歯が鳴るなど)や、より激しい揺れを指します。
「ガタガタ言う」は敬語で使えますか?
いいえ、非常に失礼な表現なので、目上の人には使えません。「文句を言う」という意味の俗な言い方です。
会社に対しても使えますか?
はい、「組織がガタガタだ」と言うと、規律が乱れていたり、倒産しそうだったりする様子を表せます。
出典の詳細
- 項目ID
- 1003100
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
- 前の項目
- がさがさ (gasagasa)