項目
ガクガク
gakugaku
恐怖や寒さで体が震えたり、物の接合部がゆるんで揺れたりすること。
意味
短い意味
強い恐怖や寒さ、あるいは激しい疲労によって、自分の意志とは関係なく体が大きく震える様子を表します。また、家具の脚や機械の部品などのつなぎ目がゆるくなって、不安定に揺れ動く様子にも使われます。
- 感情や気温による体の激しい震え。
- 物のつなぎ目がゆるんで不安定に動く状態。
意味の整理
体の震え
恐怖、寒さ、疲労などで手足や歯が激しく震えること。
激しい運動の後に膝が笑ってガクガクする。
物の不安定さ
部品のゆるみなどで、物がしっかり固定されず揺れ動くこと。
ネジが外れかかっていて、椅子がガクガクしている。
使い方のメモ
使い方
ガクガクする
主語が震えている、または揺れている状態であることを表す動詞的な使い方です。
ガクガクした + 名詞
揺れていて不安定な状態にある名詞を説明します。
ガクガクと + 動詞
「震える」などの動作がどのように行われているかを説明する副詞的な使い方です。
使い方
よく使う表現
膝がガクガクする
恐怖や疲労で膝が震えて力が入らない。
歯がガクガクいう
寒さで奥歯がぶつかり合って音がする。
机がガクガクする
机の脚の長さが合わなかったり、ゆるんだりして揺れる。
ガクガク震える
体が大きく激しく震える。
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 体・健康 | マイナス | 弱っている、疲れている、あるいはひどく怖がっていることを示します。 |
| 物・機械 | マイナス | 壊れかけている、メンテナンスが必要な状態であることを示します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
ぶるぶる ぶるぶる / similar | 細かい振動や、軽い寒気で体が震える時に使います。 | ガクガクは、より揺れが大きく、関節が外れそうなほど激しい感じや、物がゆるんでいる感じが強いです。 | 寒さでぶるぶる震える。 |
がたがた がたがた / similar | 震えによって物がぶつかり、大きな音が出る時に使います。 | ガクガクは揺れそのものに注目し、ガタガタは音が出ることに注目します。 | 窓がガタガタと鳴っている。 |
使い方のメモ
よくある間違い
スマートフォンのバイブレーションに「ガクガク」を使う。
「ぶるぶる」を使いましょう。「ガクガク」はもっと大きな、カクカクした揺れに使います。
ただの寒い時に何でも「ガクガク」を使う。
「ガクガク」は、歯が鳴ったり立っていられなかったりするほど、ひどい時に使います。
例文
例文
怖い映画を見て、膝がガクガクした。
こわいえいがをみて、ひざがガクガクした。
視覚的恐怖で膝が震える様子を表しています。
山登りの後で、足がガクガクして歩けない。
やまのぼりのあとで、あしがガクガクしてあるけない。
文字どおり激しい疲労で足に力が入らない様子です。
あまりの寒さに、奥歯がガクガクと鳴った。
あまりのさむさに、おくばがガクガクとなった。
文字どおり寒さで歯がぶつかり合う音や様子を表しています。
この椅子は足が一本ゆるんでいて、ガクガクする。
このいすはあしがいっぽんゆるんでいて、ガクガクする。
文字どおり物の接合部がゆるんで不安定な様子を表しています。
怒りで体全体がガクガクと震え出した。
いかりでからだぜんたいがガクガクとふるえだした。
比喩的激しい感情によって体が震え出す様子を表しています。
似ている語
質問
地震の揺れに使えますか?
建物が揺れるのは「ぐらぐら」などを使いますが、怖くて自分の膝が震える場合には「ガクガク」を使います。
「膝が笑う」と同じ意味ですか?
「膝が笑う」は疲労で膝がガクガクする状態を指す慣用句です。ガクガクはその震える様子そのものを表します。
良い意味で使われることはありますか?
ほとんどありません。不安定さや弱さを表す言葉なので、基本的には困った状況で使われます。
出典の詳細
- 項目ID
- 1003080
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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