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項目

ぶくり

bukuri

物が水に沈んだり、水面に泡が一つ浮かび上がったりする時の、くぐもった単発の音。

意味

短い意味

水の中に何かが飲み込まれる時の音や、水底から空気が上がってきて水面で泡が一つ弾ける時の音を表す言葉です。「ぶくぶく」のように連続した音ではなく、一回だけの単発の動作や音に焦点を当てています。

  • 水に沈む様子
  • 泡が一つ出る様子

意味の整理

水に沈む音

水や泥の中に物が一度だけくぐもった音を立てて沈む様子。

石が水にぶくりと沈んだ。

泡が出る音

水面に一つの気泡が上がり、音を立てて弾ける様子。

水面で泡がぶくりと弾けた。

使い方のメモ

使い方

  • ぶくりと + 動詞

    副詞として最も一般的な形です。「沈む」や「浮かぶ」といった動詞を伴って使われます。

  • ぶくり + 動詞

    「と」を省略した形です。意味は同じですが、少し直接的で簡潔な響きがあります。

使い方

よく使う表現

ぶくりと沈む

音を立てて一度だけ沈む

ぶくりと浮かぶ

泡などが一つ浮かび上がる

泡がぶくりと出る

気泡が一つ弾け出る

ぶくりと姿を消す

水の中へ飲み込まれるように消える

ニュアンス

場面ごとのニュアンス

よく使う場面ニュアンス使い方のメモ
物が沈む時中立・やや暗い水に飲み込まれていくような、少し重たい印象や静かな消失感を与えます。
泡が出る時中立水面下での小さな動きが、一つの泡として視覚的・聴覚的に現れたことを示します。

似ている語

似た語との違い

似ている語使う場面同じではない点短い例

ぶくぶく

ぶくぶく / similar

泡が連続して出ている様子や、水が沸騰している様子を表す時に使います。「ぶくり」が一回だけの単発の音であるのに対し、「ぶくぶく」は連続した状態を表します。水がぶくぶく泡立つ

ずぶり

ずぶり / contrast

柔らかいもの(泥や肉など)に物が深く勢いよく刺さったり沈み込んだりする時に使います。水が動く音に焦点を当てた「ぶくり」とは違い、「ずぶり」は深く入り込む感触や勢いに焦点を当てています。泥にずぶりと沈む

使い方のメモ

よくある間違い

人がプールに飛び込んだ時の大きな水しぶきの音に「ぶくり」を使うこと。

大きな水しぶきには「ざぶん」や「ばしゃん」を使います。「ぶくり」は静かでくぐもった音です。

お湯が沸騰している状態に使うこと。

沸騰している連続した音には「ぶくぶく」や「ごぼごぼ」を使います。

例文

例文

魚が水面でぶくりと泡を吐いた。

さかながすいめんでぶくりとあわをはいた

文字どおり魚が一つの泡を吐き出した時の単発の音を表しています。

出典:内部作成

池に落とした小石がぶくりと沈んで見えなくなった。

いけにおとしたこいしがぶくりとしずんでみえなくなった

視覚的石が水に飲み込まれる時のくぐもった音と視覚的な様子を描写しています。

出典:内部作成

泥沼に足がぶくりと沈み込んだ。

どろぬまにあしがぶくりとしずみこんだ

視覚的泥のような粘度のある液体に足が引きずり込まれる時の音を表しています。

出典:内部作成

水底から大きな気泡がぶくりと湧き上がってきた。

みなそこからおおきなきほうがぶくりとわきあがってきた

文字どおり水底からの単一の大きな泡が上がってくる様子を強調しています。

出典:内部作成

暗い水の中へ物体がぶくりと姿を消した。

くらいみずのなかへぶったいがぶくりとすがたをけした

比喩的何かが水中に完全に消え去る時の、少し不気味でドラマチックな響きを持たせることができます。

出典:内部作成

似ている語

質問

大きな石を川に投げ入れた時に「ぶくり」は使えますか?

大きな水しぶきが上がる場合は不自然です。石が水に飲み込まれるくぐもった音だけを強調したい場合には使えますが、通常は「ざぶん」が適しています。

「ぶくり」と「ぶくぶく」の違いは何ですか?

「ぶくり」は一度だけの単発の動作や音、「ぶくぶく」は連続して泡が出ている状態を表します。

液体以外にも使えますか?

基本的には使えません。水や泥のような、物が沈んだり泡が出たりする液体に対してのみ使われます。

出典の詳細

項目ID
2097140
出典
JMdict_english
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確認メモ
特別なメモはありません
表示言語
日本語
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