項目
バタン
batan
ドアを強く閉める時や、重い物が倒れる時に鳴る大きくて鈍い音。
意味
短い意味
「バタン」は、比較的重くて大きな面がぶつかり合った時に生じる、突然の大きな音を模倣する言葉です。ドアや窓、箱の蓋などが勢いよく閉まる音や、極度に疲れた人がベッドや床に重々しく倒れ込む時の音を描写するのに最もよく使われます。
- ドアが強く閉まる
- 物が重く倒れる
- 疲れて倒れ込む
意味の整理
強く閉める
ドアや蓋などを勢いよく、力を込めて閉めた時の大きな音。
ドアがバタンと閉まる。
倒れる・落ちる
人や重い平らな物が、床やベッドなどに重々しく倒れ込む時の音。
ベッドにバタンと倒れる。
使い方のメモ
使い方
バタンと + verb
「閉まる」「閉める」「倒れる」などの動詞と一緒に使い、その動作によって生じる大きな音を描写します。
バタンと音がする
「バタンという大きな音が聞こえる」という意味の定型表現です。
使い方
よく使う表現
バタンと閉める
ドアなどを強く閉める
バタンと閉まる
ドアなどが勢いよく閉まる
バタンと倒れる
勢いよく倒れ込む
バタンと音がする
大きな衝突音が鳴る
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| ドアを閉める時 | negative | わざと強く閉めた場合は、怒りや不満を表すことがあります。 |
| ベッドに倒れる時 | neutral | 疲れ切って、体を支えられずに重力に任せて倒れる状態を表します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
どん どん / nearby | 壁にぶつかる時など、鈍くて重い衝突音に使います。 | 「バタン」のような平らな面がぶつかる音や、ドアが閉まる音とは異なります。 | 壁にどんとぶつかる。 |
どかん どかん / nearby | 爆発音や、非常に大規模な衝突音に使います。 | 日常的な物が落ちたり閉まったりする音には使いません。 | ドカンと爆発する。 |
使い方のメモ
よくある間違い
小さい物(ペンや消しゴム)が落ちる音に使うこと。
小さい物や軽い物には使いません。重みや大きさがある物に使います。
爆発音に使うこと。
爆発音には「ドカン」などを使い、「バタン」は使いません。
例文
例文
風でドアがバタンと閉まった。
かぜでドアがバタンとしまった。
文字どおり強風によってドアが勢いよく閉まった際の大きな音を表します。
彼は怒ってドアをバタンと閉めて出て行った。
かれはおこってドアをバタンとしめてでていった。
比喩的怒りなどの感情によって、わざと乱暴にドアを閉める様子を表します。
疲れ果てて、ベッドにバタンと倒れ込んだ。
つかれはてて、ベッドにバタンとたおれこんだ。
比喩的極度の疲労で、重力に逆らわずに体を預けてベッドに倒れ込む様子を描写します。
突然、隣の部屋でバタンと大きな音がした。
とつぜん、となりのへやでバタンとおおきなおとがした。
文字どおり何か大きな物が倒れたりぶつかったりした際の、鈍く大きな音を表します。
立てかけてあった板が、バタンと倒れた。
たてかけてあったいたが、バタンとたおれた。
文字どおり板のような平らで大きな面積を持つ物が、床に当たった時の鈍い衝撃音を表します。
似ている語
質問
重い足音に「バタン」を使えますか?
いいえ、重い足音には「ドスン」や「ドタバタ」などを使います。「バタン」はドアや物が倒れる音に適しています。
「バタン」と「パタン」の違いは何ですか?
「パタン」は薄い本を閉じる時など、軽くて小さな音に使います。「バタン」はもっと重くて大きな音です。
ドアを閉める時に「バタン」を使うと悪い印象を与えますか?
はい。「バタンと閉める」と言うと、乱暴に閉めた印象を与え、怒っているように受け取られることが多いです。
出典の詳細
- 項目ID
- 1098680
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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