項目
パタン
patan
本や軽いドアなどが閉まる時の軽い音や、物事が急に終わったり止まったりする様子を表す言葉です。
意味
短い意味
平たいもの(本や軽いドアなど)が閉まる時の、比較的軽くて鋭い音を表します。また、音だけでなく、足音や連絡などの動きが急に完全に止まってしまう様子や、人が疲れ切って急に倒れ込む様子にも使われます。
- 平たいものが閉まる音
- バッタリと倒れる
- 急に止まる・途絶える
意味の整理
閉まる音
本や軽いドアなど、平たいものが閉まる時の軽い音。
本をパタンと閉じた。
倒れる
疲れて急にベッドなどに倒れ込む様子。
ベッドにパタンと倒れた。
急な停止
足音や連絡などの動きが、突然完全に止まること。
連絡がパタンと途絶えた。
使い方のメモ
使い方
パタンと + 動詞
後ろの動詞を修飾する副詞として、「と」を付けて使います。
パタンと閉める
パタンと倒れる
人が力を失って急に倒れ込む様子に使います。
使い方
よく使う表現
パタンと閉まる
軽い音を立てて閉まる
パタンと閉める
軽い音を立てて閉じる
パタンと倒れる
急に倒れ込む
パタンと止む
急に止まる
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 本や軽いドアを閉める時 | 中立 | 単に物理的な音を描写します。 |
| 連絡が途絶える時 | 中立からややマイナス | 理由もわからず急に状況が変わってしまったというニュアンスを含みます。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
ばたん ばたん / similar | 重いドアが閉まる時や、大きくて強い衝撃音を表す時に使います。 | 「パタン」は軽い音ですが、「バタン」は車のドアを強く閉めた時のような重くて大きな音です。 | ドアをバタンと閉める |
ぱたり ぱたり / similar | 動きや連続していたことが完全に途切れて、静かになる様子を強調する時に使います。 | どちらも急に止まる様子に使えますが、「パタン」は物理的な音のニュアンスが強く、「パタリ」はその後の静かな状態を強調します。 | 足音がパタリと止む |
使い方のメモ
よくある間違い
重い玄関のドアを強く閉める音に「パタン」を使うこと。
重いドアや大きな音には「バタン」を使います。「パタン」は軽いものだけに使います。
ずっと続く音に使うこと。
「パタン」は一回だけの短い動作や、急な停止を表します。
例文
例文
読み終わった本をパタンと閉じた。
よみおわったほんをパタンととじた。
文字どおり本などの平たいものが合わさる軽い音を表します。
風でドアがパタンと閉まった。
かぜでドアがパタンとしまった。
文字どおり室内のドアや軽いドアに使われます。
家に帰るなり、ベッドにパタンと倒れた。
いえにかえるなり、ベッドにパタンとたおれた。
視覚的疲れて勢いよく倒れ込む様子を描写します。
歩いていた足音がパタンと止んだ。
あるいていたあしおとがパタンとやんだ。
比喩的動きや音が急に完全に止まる様子を表します。
先月から彼からの連絡がパタンと途絶えた。
せんげつからかれからのれんらくがパタンととだえた。
比喩的連絡などのやり取りが急になくなる状況でよく使われます。
似ている語
質問
「パタン」と「バタン」はどう違いますか?
「パタン」は本を閉じる時のような軽い音、「バタン」は車のドアを強く閉めた時のような重くて大きな音です。
音が出ないことにも使えますか?
はい。雨や足音が急に止まったり、人からの連絡が突然来なくなったりした時によく使われます。
ひらがなとカタカナ、どちらを使いますか?
オノマトペとしてカタカナで書くことが多いですが、ひらがなで書いても間違いではありません。
出典の詳細
- 項目ID
- 2121690
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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