項目
バン
ban
「バン」とは、ドアを強く閉める音や、ピストルの発砲音、机を強く叩く音など、瞬間的に発生する大きく鋭い破裂音や打撃音を表す言葉です。
意味
短い意味
擬音語である「バン」は、硬いもの同士が強くぶつかる音や、空気や火薬が急激に破裂する音などを表現します。強い衝撃や力が加わったことを示すため、怒ってドアを乱暴に閉めたり、机を叩いたりする場面でも頻繁に用いられます。
- ドアを乱暴に閉める音
- 発砲や破裂による鋭い音
- 硬い表面を強く叩く音
意味の整理
強い打撃音・衝突音
ドアを乱暴に閉めたり、机を強く叩いたりしたときの、鋭く大きな音を表します。
ドアをバンと閉める
発砲音・破裂音
ピストルを撃った時の音や、風船などが弾けた時の瞬間的な破裂音を表します。
バンという音がする
使い方のメモ
使い方
バンと + 動詞
音を立てて行われる動作(閉める、叩く、など)を修飾します。
バンと音がする
「大きく鋭い音が鳴った」という事実を伝える際によく使われる表現です。
使い方
よく使う表現
バンと音がする
鋭く大きな音が鳴る
ドアをバンと閉める
ドアを乱暴に閉める
机をバンと叩く
机を強く打ち付ける
バンと割れる
破裂音を立てて割れる
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| ドアを閉める | negative | 怒りや苛立ち、乱暴な様子を感じさせるため、日常生活で不必要に出すと周囲に不快感を与えます。 |
| 風船の破裂・ピストル | neutral | 単に鋭い音が瞬間的に発生したという客観的な事実を伝えます。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
ばたん ばたん / similar | 平らなものが倒れたり、ドアが閉まる音に焦点を当てます。 | 「バタン」は重さや鈍さがありますが、「バン」はより鋭く、発砲音などにも用いられます。 | ドアがバタンと閉まる |
ばーん ばーん / similar | 爆発や衝突の音が空間に長く響き渡る場合に使用します。 | 「バーン」は「バン」の音を長く引き伸ばしたもので、より劇的で余韻のある響きを持ちます。 | バーンと破裂する |
どかん どかん / contrast | 大規模な爆発や、非常に重い物体が激突する音に使用します。 | 「バン」は鋭く中規模な音ですが、「ドカン」は地面を揺るがすような巨大で重い爆発音を表します。 | ドカンと爆発する |
使い方のメモ
よくある間違い
柔らかいものが落ちる音に使うこと。
バンは硬いもの同士の衝突や破裂などの鋭い音です。重くて柔らかいものが落ちる鈍い音には「ドスン」を使います。
連続する音に一回だけ「バン」を使うこと。
音が断続的に繰り返される場合は「バンバン」を使います。
例文
例文
ドアをバンと閉めて出て行った。
ドアをバンとしめてでていった。
文字どおり力を込めて乱暴にドアを閉める様子を表しています。
ピストルがバンと鳴った。
ピストルがバンとなった。
文字どおり銃火器などの瞬間的で鋭い破裂音を表しています。
怒って机をバンと叩いた。
おこってつくえをバンとたたいた。
文字どおり硬い表面を強く打つことで生じる衝撃音を表します。
突然、背後でバンという音がした。
とつぜん、はいごでバンというおとがした。
文字どおり出処が特定されていない、単発の大きな音を客観的に表現しています。
膨らませすぎた風船がバンと割れた。
ふくらませすぎたふうせんがバンとわれた。
文字どおり瞬間的に弾けて破裂する様子を描写しています。
似ている語
質問
ドアをノックする音に「バン」を使ってもいいですか?
いいえ。「バン」を使うと、ドアを叩き壊すような乱暴な印象を与えます。通常のノックには「コンコン」を使います。
「バン」と「バンバン」の違いは何ですか?
「バン」は単発の一回の音です。音が連続して何度も鳴る場合は「バンバン」を使います。
雷の音に「バン」は使えますか?
通常は使いません。雷の音には「ゴロゴロ」や、近くに落ちた非常に大きな音の「ドカーン」が一般的に使われます。
出典の詳細
- 項目ID
- 2849430
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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