項目
ずしっと
zushitto
「ずしっと」は、物が手応えのある重さを持っている様子や、言葉や責任などが心に深く重く響く様子を表します。
意味
短い意味
手に持った時に感じる密度のある物理的な重さや、厳しい言葉や重大な責任などが心や精神に大きなプレッシャーや影響を与える感覚を表現する言葉です。
- 物理的な重み
- 精神的な重圧
意味の整理
物理的な重さ
物を持った時などに、中身が詰まった確かな重みを感じる様子。
鞄がずしっと重い
精神的な影響
言葉や責任などが、心に深く重くのしかかる様子。
言葉が心にずしっと響く
使い方のメモ
使い方
ずしっとくる
重みが直接伝わってくる感覚や、精神的なプレッシャーを強く感じる表現。
ずしっと重い
手に持った対象が確かな重さや密度を持っていることを説明する表現。
ずしっと + verb
「響く」「のしかかる」などの動詞と組み合わせて、重さがどう心や体に影響するかを表す。
使い方
よく使う表現
ずしっと重い
確かな重みがある
ずしっとくる
重さやプレッシャーを感じる
心にずしっと響く
言葉などが心に重く深く伝わる
ずしっとした手応え
確かな重みのある感触
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 物理的な対象 | 中立 | カバンや箱など、密度があって確かな重みを感じる物に対して使う。 |
| 言葉や責任 | 中立〜ややネガティブ | 重大な事柄や厳しい言葉が、精神的なプレッシャーとして重くのしかかることを表す。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
ずっしり ずっしり / similar | 重たい状態が継続していることや、その存在感を強調する時。 | 「ずしっと」は、その重みや衝撃が「一瞬で伝わってくる」ことにやや焦点が当たります。 | ずっしりと重い金庫 |
どしん どしん / similar | 重い物が地面などに落ちて鈍い音を立てる時。 | 「ずしっと」は重さを感じる感覚であり、音の有無は問いませんが、「ドシン」は音に焦点が当たります。 | ドシンと倒れる |
使い方のメモ
よくある間違い
「雨がずしっと降る」のような天候への使用。
激しい雨には「ザーザー」を使います。「ずしっと」は物や心の重さにしか使いません。
「体重がずしっと増えた」のように体重増加そのものを表すこと。
手で持った重さや精神的な重圧を表すため、単なる体重増加(体重が増える)には使いません。
例文
例文
荷物を受け取ると、ずしっとした重みを感じた。
にもつをうけとると、ずしっとしたおもみをかんじた。
文字どおり密度のある物理的な重さを感じた場面。
社長の厳しい言葉が、胸にずしっと響いた。
しゃちょうのきびしいことばが、むねにずしっとひびいた。
比喩的言葉が精神的に大きな影響を与えた比喩的な表現。
この本は見た目よりずしっと重い。
このほんはみためよりずしっとおもい。
文字どおり予想以上の物理的な重みを強調。
親になって、責任の重さがずしっときた。
おやになって、せきにんのおもさがずしっときた。
比喩的目に見えない責任などを実感した表現。
釣った魚のずしっとした手応えがあった。
つったさかなのずしっとしたてごたえがあった。
文字どおり手を通して伝わる確かな感触について。
似ている語
質問
「ずしっと」は精神的なストレスにも使えますか?
はい、他人の言葉や厳しい現実、責任の重さなどが精神的に大きな負担となる場合によく使われます。
「重い」との違いは何ですか?
「重い」は一般的な形容詞ですが、「ずしっと」はそれが手や心に確かな密度や衝撃を伴って伝わってくる「感覚」を強調する副詞です。
物が落ちる音に使えますか?
いいえ、「ずしっと」は重さを感じる感覚を表すため音には使いません。重い物が落ちる音を表す場合は「ドシン」などを使います。
出典の詳細
- 項目ID
- 2857544
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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