項目
もったり
mottari
液体などが重く粘り気がある様子や、動作が鈍く重い様子を表します。
意味
短い意味
主に二つの意味で使われます。一つは、泡立てた生クリームやスープなどが、水分が少なくて重く、粘り気のある状態です。もう一つは、疲労や暑さなどで体の動きが遅く、すっきりしない様子を表すときに使います。
- 食品や液体の重く粘り気のある質感
- 人や動物の動きが遅く鈍い様子
意味の整理
重い質感
生クリームやスープなど、水分が少なく、ドロッとして重みがある状態。
生クリームをもったりするまで泡立てる。
動きの鈍さ
疲れや暑さのために、体の動きが遅く重たい様子。
暑さで体がもったりしている。
使い方のメモ
使い方
もったりする
動詞として使い、重く粘り気が出る状態や、動きが鈍くなることを表します。
もったりとした + 名詞
名詞を修飾し、そのものが重く粘り気のある質感であることを表します。
もったり(と) + 動詞
副詞として使い、動作が遅く重たい様子を表します。
使い方
よく使う表現
もったりとしたクリーム
重く粘り気のあるクリーム
動きがもったりする
動きが遅く鈍くなる
もったりと重い
粘り気があって重たい
泡がもったりする
泡が硬く重くなる
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| クリームや卵の泡立て | positive/neutral | 料理のレシピで、泡立て器の跡が残る程度の適切な固さを表現するためによく使われます。 |
| 体の動き | neutral/negative | 疲労や暑さなどでエネルギーがなくなり、動きが鈍くなっている状態を表します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
とろり とろり / similar | 滑らかで粘り気があり、ゆっくりと流れるような状態に使います。 | 「もったり」は形が崩れないほどの重さや硬さを感じさせますが、「とろり」はより水分が多く、滑らかに溶けるような状態を表します。 | とろりとしたチーズ |
こってり こってり / contrast | 味が濃く、油分が多くてしつこい場合に使います。 | 「こってり」は味の濃厚さや油っぽさを表しますが、「もったり」は物理的な質感(粘り気や重さ)を表します。 | こってりしたラーメン |
使い方のメモ
よくある間違い
重い荷物や石に対して「もったり」を使うこと。
「もったり」は粘り気のある質感や動作の鈍さを表す言葉であり、物理的な重量(キログラムなど)が重いものには使いません。
重苦しい雰囲気や人間関係に対して「もったり」を使うこと。
感情的な緊張や雰囲気の重さ(重苦しい)にはあまり使わず、主に物理的な質感や体の動きに使います。
例文
例文
生クリームをもったりするまで泡立てる。
なまクリームをもったりするまであわだてる。
文字どおり料理のレシピで理想的な泡立ち具合を表現するときによく使われます。
このスープはもったりとした食感だ。
このスープはもったりとしたしょっかんだ。
文字どおりサラサラしておらず、重みのある液体の食感を表します。
卵の泡がもったりと重くなる。
たまごのあわがもったりとおもくなる。
視覚的ケーキ生地などを泡立てる際の変化を表します。
暑さで体がもったりしている。
あつさでからだがもったりしている。
視覚的体の動きが鈍くなっている様子を表します。
彼はもったりと立ち上がった。
かれはもったりとたちあがった。
視覚的機敏さやエネルギーに欠ける動きを示します。
似ている語
質問
「もったり」は食べ物にしか使えませんか?
いいえ、クリームやスープなどの食べ物によく使われますが、人の動きが遅く鈍い様子を表すときにも頻繁に使われます。
「もったり」と「とろり」の違いは何ですか?
「もったり」の方が水分が少なく、重くて形が保たれる質感です。「とろり」はもっと滑らかで、ゆっくりと流れる液体のような質感です。
蒸し暑い天候に対して「もったり」を使えますか?
通常は使いません。蒸し暑い天候には「むしむし」などを使います。「もったり」は物理的な粘り気や体の動きの重さに使われます。
出典の詳細
- 項目ID
- 2857454
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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