項目
すっぱ
suppa
「すっぱ」は、ためらいや抵抗なく、一気にすばやく物をきれいに切ったり断ち切ったりする様子を表します。
意味
短い意味
刃物などで物を切る際に、引っかかりや抵抗を全く感じさせず、一瞬で真っ二つにするような鋭い動作を強調します。物理的に物を切る場面だけでなく、人間関係や未練をきっぱりと断ち切る様子にも使われます。
- 抵抗なくきれいに切る様子
- 関係や未練を断ち切る様子
意味の整理
物理的な切断
刃物などで物を切るときに、抵抗なく一気にきれいに切り落とす様子を表します。
竹をすっぱと切る。
関係などの断絶
未練や関係性などを、思い切りよく完全に終わらせる様子を表します。
関係をすっぱと断ち切る。
使い方のメモ
使い方
すっぱと + 動詞
「切る」「断ち切る」「割る」といった、物理的あるいは心理的な切断を表す動詞を直接修飾します。
すっぱと
動作が一瞬で鋭く行われる様子を示す副詞として機能します。
使い方
よく使う表現
すっぱと切る
きれいに切る
すっぱと切り落とす
一気に切り落とす
すっぱと断ち切る
完全に関係などを終わらせる
すっぱと割る
きれいに真っ二つに割る
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 物理的に切る場面 | 中立 | 時代劇で侍が刀で竹を斬るような、切れ味の鋭い刃物による一撃を表現するのによく適しています。 |
| 抽象的な決断 | 中立 | 人間関係などを断ち切る際にも使えますが、現代では「すぱっと」の方が好まれます。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
すぱっと すぱっと / similar | 物をきれいに切ったり、思い切りよく何かをやめたりする日常的な場面で使います。 | 意味は「すっぱ」と全く同じですが、現代の会話では「すぱっと」の方が自然で一般的です。 | すぱっと諦める |
ばっさり ばっさり / similar | 髪を短く切るときや、予算を大きく削るときなど、思い切って大胆に切り落とす場合に使います。 | 「ばっさり」は切り落とす量の多さや大胆さに焦点が当たりますが、「すっぱ」は一太刀の鋭さや切り口のきれいさに焦点が当たります。 | 髪をばっさり切る |
使い方のメモ
よくある間違い
「酸っぱい」の意味だと勘違いすること。
味覚の「酸っぱい(すっぱい)」とは関係ありません。「すっぱ」は物を切る様子を表す擬態語です。
日常会話で頻繁に使ってしまうこと。
少し古い表現や文学的な響きがあるため、普段の会話では「すぱっと」を使うのが自然です。
例文
例文
侍が竹をすっぱと切った。
さむらいがたけをすっぱときった。
視覚的竹から何の抵抗も受けずに、非常に鋭くすばやく斬る様子を表しています。
太いロープを斧ですっぱと断ち切る。
ふといろーぷをおのですっぱとたちきる。
視覚的斧の力と正確さで、太いロープを一撃で完全に切断する様子を描写しています。
枯れ枝をすっぱと折り取る。
かれえだをすっぱとおりとる。
視覚的乾燥した枝が、一瞬できれいに折れる様子に焦点を当てています。
悪縁をすっぱと断ち切るべきだ。
あくえんをすっぱとたちきるべきだ。
比喩的迷うことなく感情的な繋がりを終わらせるという、比喩的な使い方です。
大根を包丁ですっぱと真っ二つにする。
だいこんをほうちょうですっぱとまっぷたつにする。
視覚的包丁の切れ味が良く、対象物を容易に真っ二つにする様子を示しています。
似ている語
質問
日常会話で「すっぱ」を使っても自然ですか?
意味は通じますが、少し時代がかった響きや文学的な表現に聞こえます。普段は「すぱっと」を使うのが自然です。
「酸っぱい」という言葉と関係がありますか?
いいえ、全く関係ありません。音が似ているだけで、こちらは物を切る様子を表す擬態語です。
「すっぱり」との違いは何ですか?
「すっぱり」は習慣を完全にやめたり気分が爽快になったりする様子によく使われますが、「すっぱ」は瞬間的に物を切る物理的な動作そのものに重点が置かれます。
出典の詳細
- 項目ID
- 2533180
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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