項目
シコシコ
shikoshiko
麺類などで歯を押し返すような強い弾力(アルデンテ)がある様子、または目立たない地味な作業を根気よく続ける様子を表します。
意味
短い意味
この言葉には全く異なる二つの主要な意味があります。一つ目は、うどんやパスタ、イカなど、噛んだ時に歯をしっかり押し返すような弾力や歯ごたえ(アルデンテ)があることを表します。二つ目は、誰に褒められるわけでもない地味で単調な作業を、黙々と根気よく続ける様子を表します。また、ネット上などでは大人の文脈における不適切な俗語・隠語としても広く知られています。
- 麺や海産物などの、歯ごたえのある強い弾力。
- 地味な作業を、黙々と根気よく続ける様子。
- 大人の文脈におけるネットスラング(俗語)。
意味の整理
食感(弾力・歯ごたえ)
噛んだ時に心地よい抵抗感と弾力がある様子。特に麺類(アルデンテ)や新鮮な海産物に対して使われます。
このパスタはシコシコとした歯ごたえがある。
行動(地道な作業)
目立たない作業や単調な作業を、コツコツと根気よく続ける様子。
毎日シコシコと作業を続ける。
使い方のメモ
使い方
シコシコする
食べ物が弾力を持っている状態、または人が地道に作業している状態を動詞として表します。
シコシコした + noun
名詞(主に麺などの食べ物)を修飾し、「歯ごたえのある〜」という意味を作ります。
シコシコと + verb
動詞を修飾する副詞として、「黙々と」「地道に」動作を行う様子を表します。
使い方
よく使う表現
シコシコした麺
コシや歯ごたえのある麺
シコシコとした歯ごたえ
しっかりとした弾力のある噛みごたえ
シコシコ働く
裏方で地道に働く
シコシコ続ける
根気よく地味なことを続ける
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 食べ物の食感 | 肯定的 | 麺類やイカなどが、ちょうど良い硬さに茹で上がっている、新鮮であるという肯定的な意味になります。 |
| 作業や努力 | 中立的 | 地道な努力を表しますが、少し単調な作業や裏方であることを強調します。 |
| ネットスラング | 否定的 | 非常にインフォーマルな隠語です。公的な場では絶対に使用しません。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
もちもち もちもち / nearby | 餅やパンなど、柔らかくて粘り気のある弾力を表す時に使います。 | どちらも弾力を表しますが、「シコシコ」は硬さや歯ごたえ(アルデンテ)を伴うのに対し、「もちもち」は柔らかさと粘り気を伴います。 | もちもちしたパン |
こつこつ こつこつ / nearby | 勉強や貯金など、目標に向かって着実に努力を重ねる前向きな様子を表す時に使います。 | 「コツコツ」は賞賛のニュアンスが強いですが、「シコシコ」はより地味で単調な作業、あるいは人知れず行う作業というニュアンスを持ちます。 | コツコツ勉強する |
使い方のメモ
よくある間違い
柔らかいパンやケーキの食感を「シコシコ」と表現してしまう。
「シコシコ」は歯ごたえのある硬さが必要です。柔らかい弾力には「もちもち」を使います。
目上の人の努力を「シコシコと頑張っていますね」と褒める。
カジュアルかつ「地味な作業」というニュアンスがあるため失礼にあたる場合があります。褒める時は「コツコツ」を使います。
俗語としての意味を知らずに、誤解を招く文脈で使ってしまう。
大人の文脈における隠語として広く認知されています。食べ物や地道な作業という文脈が明確な場面でのみ使いましょう。
例文
例文
このパスタはシコシコとした歯ごたえがあって美味しい。
このパスタは[シコシコ]としたはごたえがあっておいしい。
文字どおりアルデンテに茹でられたパスタの食感を表現する典型的な使い方です。
採れたてのイカはシコシコしている。
とれたてのイカは[シコシコ]している。
文字どおり新鮮な海産物が持つ、しっかりとした弾力を表しています。
誰にも言わずにシコシコとブログを書き続けている。
だれにもいわずに[シコシコ]とブログをかきつづけている。
比喩的誰にアピールするでもなく、裏で黙々と作業を続ける様子です。
彼は地味な作業をシコシコとこなすタイプだ。
かれはじみなさぎょうを[シコシコ]とこなすタイプだ。
比喩的目立たない単調な作業に対する根気強さを表現しています。
冷水で締めたうどんはシコシコしてコシがある。
れいすいでしめたうどんは[シコシコ]してコシがある。
文字どおり麺の「コシ」という言葉とセットでよく使われる表現です。
似ている語
コツコツ
kotsukotsu
硬いものが軽く連続して当たる音や、物事を地道に着実に少しずつ進める様子を表す言葉です。 地道な努力を表しますが、シコシコよりも前向きで賞賛の意味を持ちます。
じんわり
jinwari
「じんわり」は、汗や温かさ、感情などが、内側からゆっくりと静かに広がったり染み出たりする様子を表します。
ジワジワ
jiwajiwa
水分が少しずつ染み込んだり、物事がゆっくりと確実に進んだりする様子。
もちもち
mochimochi
餅のように柔らかくて弾力があり、吸い付くような感触がある様子を表す言葉です。 柔らかく粘りのある弾力を表し、硬さを持つシコシコと対比されます。
質問
「シコシコ」と「もちもち」の違いは何ですか?
「シコシコ」は噛んだ時に歯を押し返すような硬い弾力があることを指します。対して「もちもち」は、水分を多く含んだ柔らかく粘り気のある弾力を指します。
ビジネスシーンで「シコシコ」を使ってもいいですか?
避けた方が無難です。継続的な努力を表したい場合は「コツコツ」を使用してください。「シコシコ」はカジュアルすぎますし、俗語のニュアンスを連想させる恐れがあります。
「シコシコ」は不適切な言葉ですか?
標準的な日本語においては、食感や地道な作業を表す全く普通の言葉です。しかし、本サイトの解説にもあるように、ネット上では不適切な俗語としても広く使われています。前後の文脈で意味を明確にすることが大切です。
出典の詳細
- 項目ID
- 2523990
- 出典
- JMdict_english
- 版
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- 確認メモ
- 特別なメモはありません
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- 日本語
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