項目
ぴゅう
pyuu
「ぴゅう」は、風が鋭く吹く音や、物が空気を切って非常に速く飛んでいく音を表す言葉です。
意味
短い意味
矢、弾丸、石などが猛スピードで空気を切って飛んでいく時の音や、冷たい風が隙間などを通り抜ける時の鋭い音(鳴る音)を表現する際に使われます。高音で瞬間的な速さを伴うのが特徴です。
- 物が速く空気を切る音
- 風が鋭く吹く音
意味の整理
物が飛ぶ音
物が空気を切って猛スピードで飛んでいく音。
矢がぴゅうと飛ぶ。
風の音
風が鋭く、高い音を立てて吹く様子。
風がぴゅうと吹く。
使い方のメモ
使い方
ぴゅうと + 動詞
「飛ぶ」「吹く」などの動詞の前に置き、その動作が空気を切るような音を伴って行われることを表します。
ぴゅんと + 動詞
「ぴゅう」よりも動きの瞬間的な速さや、あっという間に通り過ぎる様子を強調したい場合によく使われます。
ピューッと + 動詞
カタカナで表記し「ッ」を入れることで、勢いの強さや、少し長く続く鋭い音を強調します。
使い方
よく使う表現
ぴゅうと飛ぶ
空気を切る音を立てて飛ぶ
風がぴゅうと吹く
風が鋭い音を立てて吹く
ぴゅんと通り過ぎる
猛スピードで通り過ぎる
ピューッと鳴る
風などが高い音を立てる
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 投擲物(矢、石など) | neutral | 目にも留まらぬ速さで一直線に飛んでいく様子を強調します。 |
| 風の表現 | neutral | 冬の寒さや、隙間風の鋭い音から、寂しさや冷たさを連想させることがあります。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
びゅーびゅー びゅーびゅー / similar | 台風や強風など、激しく強い風が継続して吹く時に使います。 | 「ぴゅう」が鋭く単発的(または一瞬)の音であるのに対し、「ビュービュー」は太く重い音で、連続して荒々しく吹く風の音です。 | 風がビュービュー吹く。 |
ひゅー ひゅー / similar | 「ぴゅう」とほぼ同じく、風が鳴る音や物が空気を切る音に使います。 | 非常に似ていますが、「ぴゅう」の方がより瞬間的な鋭さやスピード感を持つことが多く、「ヒュー」は少し静かさや不気味さを伴う風の音に使われることもあります。 | ヒューと風が鳴る。 |
使い方のメモ
よくある間違い
ゆっくり動くものに対して使うこと。
「ぴゅう」は空気を切る音なので、必ず猛スピードで動いている必要があります。
物が何かにぶつかった時の音として使うこと。
空中を移動している最中の音であり、衝突の音(ドーン、バンなど)には使いません。
例文
例文
矢がぴゅうと飛んでいった。
やがぴゅうととんでいった。
文字どおり矢が空気を切って非常に速く飛ぶ様子。
冷たい風がぴゅうと吹いた。
つめたいかぜがぴゅうとふいた。
文字どおり冷たく鋭い冬の風が吹く様子。
石がぴゅんと頭の上を通り過ぎた。
いしがぴゅんとあたまのうえをとおりすぎた。
文字どおり「ぴゅん」を使って、石が瞬間的に通り過ぎるスピード感を強調。
スケートの選手がピューッと滑り抜けた。
すけーとのせんしゅがピューっとすべりぬけた。
視覚的人が風のように猛スピードで目の前を滑り過ぎる様子。
隙間から風がぴゅうと入り込む。
すきまからかぜがぴゅうといりこむ。
文字どおり狭い隙間を風が通り抜けることで生じる甲高い鳴る音。
似ている語
質問
小鳥の鳴き声に「ぴゅう」は使えますか?
いいえ、鳥の鳴き声には「ピーピー」や「チュンチュン」を使います。「ぴゅう」は風や無生物が空気を切る音です。
「ぴゅう」と「ぴゅん」の違いは何ですか?
ほぼ同じですが、「ぴゅん」の方がより動作の「あっという間」なスピード感を強調します。
日常会話でよく使われますか?
はい。物語を話す時や、何かの速さを相手に臨場感をもって伝える時によく使われます。
出典の詳細
- 項目ID
- 2563590
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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