項目
ぱったり
pattari
「ぱったり」は、物事が突然完全に止まったり、偶然人に会ったり、軽いものが倒れたりする様子を表します。
意味
短い意味
「ぱったり」は主に3つの状況で使われます。一つ目は、雨や風、または連絡などの継続していた物事が突然完全に終わる様子です。二つ目は、思いがけず人と出会うこと。三つ目は、軽いものが音を立てて倒れる様子です。濁音の「ばったり」と比べると、より軽く、衝撃が少ないニュアンスがあります。
- 突然の停止
- 偶然の出会い
- 軽い倒れ方
意味の整理
偶然の出会い
思いがけず人と出会ったり、偶然遭遇したりする様子。
街で旧友にぱったり会った。
突然の停止
雨や風、連絡、またはある行動が、突然完全に止まる様子。
雨がぱったりと止んだ。
軽く倒れる
軽いものや人が、軽い音を立てて倒れる様子。
ベッドにぱったりと倒れ込んだ。
使い方のメモ
使い方
ぱったり(と)+ 動詞
止まる(止む、途絶える)、会う(出会う)、倒れるといった動詞を修飾する副詞として使われます。「と」は省略可能ですが、つけるとより明確な印象を与えます。
ぱったり(と)止む
ぱったり(と)途絶える
使い方
よく使う表現
ぱったり止む
(雨や風が)突然止む
ぱったり出会う
思いがけず出会う
ぱったり倒れる
突然倒れる
ぱったり途絶える
連絡が完全に途絶える
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 雨や風が止む | neutral | 天候が突然完全に穏やかになったことを示します。 |
| 連絡が途絶える | neutral | 手紙や電話、訪問などが説明もなく完全に止まった状態を表します。 |
| 人と出会う | neutral | しばらく会っていなかった人との驚きの遭遇を表します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
ばったり ばったり / similar | 重いものが倒れたり、偶然の出会いがより衝撃的であったりする場合。 | 「ばったり」は「ぱったり」よりも物理的な衝撃が重く、驚きも大きいことを示します。 | 道で先生とばったり会った。 |
ぷっつり ぷっつり / similar | 糸や紐、あるいは関係性などの繋がりが突然切れる場合。 | 「ぷっつり」は何かが「切れる」感覚に焦点を当てており、通信や連絡が途絶える際によく使われます。 | 連絡がぷっつり途絶えた。 |
使い方のメモ
よくある間違い
重くて大きな音を立てて倒れる場面で使うこと。
重く倒れる場合は「ばったり」や「どたん」を使います。「ぱったり」は軽い衝撃に対して使います。
「突然(何かが始まる)」という意味で使うこと。
「ぱったり」は「止まる」ことや「出会う」ことに使い、「始まる」ことには使いません(その場合は「急に」などを使います)。
例文
例文
雨がぱったりと止み、青空が見えてきた。
あめがぱったりとやみ、あおぞらがみえてきた。
視覚的雨が完全に、そして突然止んだ様子を表しています。
駅前で昔の友達にぱったり会った。
えきまえでむかしのともだちにぱったりあった。
文字どおり予期せず偶然に人と出会った状況を示しています。
卒業してから、彼からの連絡はぱったり途絶えた。
そつぎょうしてから、かれからのれんらくはぱったりとだえた。
比喩的連絡が全く来なくなった状態を表しています。
疲れ果てて、ベッドにぱったりと倒れ込んだ。
つかれはてて、べっどにぱったりとたおれこんだ。
文字どおり力尽きてそのまま倒れ込む様子を表しています。
午後になると、お店への客足がぱったりと止まった。
ごごになると、おみせへのきゃくあしがぱったりととまった。
比喩的続いていた動きや流れが急に完全に無くなる様子を示しています。
似ている語
質問
「ぱったり」と「ばったり」の違いは何ですか?
「ぱったり」の方が軽いです。「ばったり」は、より重いものが倒れる様子や、より衝撃的な偶然の出会いを表します。
突然泣き出すことに「ぱったり」は使えますか?
使えません。「ぱったり」は動作が「止まる」ことに使います。突然泣き出す場合は「わっと」などが適しています。
「ぱったりと」と「ぱったり」は違いますか?
意味は同じです。「と」をつけると、少しだけフォーマルな響きになったり、副詞としての役割が強調されたりします。
出典の詳細
- 項目ID
- 2615070
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
- 前の項目
- ほんわか (honwaka)