項目
パリパリ
paripari
薄くて硬いものが割れたり破れたりする音や、新品のお札や糊の効いたシャツのような硬くて張りがある様子を表します。
意味
短い意味
薄いものが軽快に割れる音や食感(ポテトチップスや薄氷など)、紙やプラスチックが破れる音、新品の紙幣や糊の効いた衣類などの張りや硬さ、また比喩的に、人が元気よく活発に働く様子を表すオノマトペです。
- 薄くて硬い食感・音
- 張りがある新品
- 元気で活発
意味の整理
音と食感(薄く硬いもの)
ポテトチップスや海苔など、薄くて硬い食べ物を噛んだときの軽快な音や食感、または薄氷や紙などが割れたり破れたりする音を表します。
パリパリの海苔
硬さと張り(布や紙)
おろしたてのシャツやクリーニング直後の糊の効いた衣類、発行されたばかりの新品の紙幣など、シワがなく張りがある状態を表します。
パリパリの千円札
元気で活発な様子
人がてきぱきと、元気に活気を持って働く様子や態度を表します。
パリパリ働く
使い方のメモ
使い方
パリパリの + noun
「パリパリの海苔」のように、食感や張りがある状態の名詞を修飾します。
パリパリする
食感や手触りが硬く張りがある状態を動詞として表現します。
パリパリと + verb
「パリパリと食べる」のように、軽快な音を立てて動作をする様子を修飾します。
パリパリに + verb
「パリパリに凍る」など、そのような硬い状態に変化したことを表します。
使い方
よく使う表現
パリパリの海苔
パリッとした海苔
パリパリと食べる
軽快な音を立てて食べる
パリパリのシャツ
糊の効いたシャツ
お札がパリパリだ
お札が新しくて張りがある
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 食べ物 | positive | 揚げたてや焼きたて、または乾燥状態がよく保たれた、食欲をそそる良い食感であることを強調します。 |
| 態度・仕事 | positive | てきぱきと有能で、活気に満ちた働きぶりを表し、多くの場合ポジティブな評価として使われます。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
さくさく さくさく / similar | クッキーや天ぷらの衣など、空気を含んで脆く崩れる軽い食感や、雪や霜柱を踏む音。 | 「パリパリ」は薄くて硬く乾燥したもの(ポテトチップスなど)に使いますが、「サクサク」はある程度の厚みがあり、内部に空気を含んだ軽いものに使います。 | サクサクのクッキー |
ばりばり ばりばり / similar | 分厚いせんべいや氷など、より硬いものを噛む音、または猛烈な勢いで仕事をする様子。 | 「パリパリ」は薄くて軽い音ですが、「バリバリ」はより強い力や厚みを伴う大きく激しい音・様子を表します。 | バリバリと破く |
使い方のメモ
よくある間違い
りんごなどの瑞々しい果物に「パリパリ」を使うこと。
水分が多く歯ごたえのある新鮮な野菜や果物には「シャキシャキ」を使います。「パリパリ」は乾燥した薄いものに限られます。
新品の車や家電に「パリパリ」を使うこと。
「新品」の意味で使う場合、紙幣や糊の効いた布など、物理的に張りがあり音の鳴る薄い素材にのみ使われます。
例文
例文
焼きたてのパンは皮がパリパリしている。
やきたてのパンはかわがパリパリしている。
文字どおり焼いたことで表面が乾燥して硬く、良い食感になった状態を表します。
財布の中にある新しい千円札はパリパリだ。
さいふのなかにあるあたらしいせんえんさつはパリパリだ。
視覚的まだ一度も折られておらず、糊が効いたように硬く張りがある状態を表します。
彼女は毎日パリパリと元気に働いている。
かのじょはまいにちパリパリとげんきにはたらいている。
比喩的動作がすばやく、活気に満ちて有能に仕事をする様子を比喩的に表しています。
足元の乾燥した落ち葉をパリパリと踏む。
あしもとのかんそうしたおちばをパリパリとふむ。
文字どおり薄く乾燥したものが、重みで細かく砕ける音を表現しています。
クリーニングから戻ったシャツはパリパリになっている。
クリーニングからもどったシャツはパリパリになっている。
視覚的糊付けされてシワがなくなり、新品のような張りを取り戻した状態を表します。
似ている語
バリバリ
baribari
「バリバリ」は、厚みのある紙を力強く破る音や硬いものを噛み砕く音のほか、精力的に仕事をこなす様子や、布などが糊付けされて硬くなっている状態を表す言葉です。 パリパリよりも厚みがあり、より強い力や激しい音を伴う様子を表します。
カリカリ
karikari
「カリカリ」は、食べ物が硬く歯ごたえがある食感、爪などで軽く引っ掻く音、または神経質になり怒りっぽい気分を表す言葉です。
さくさく
sakusaku
「さくさく」は、軽くて歯ごたえの良い音や食感、または物事が滞りなくスムーズに進む様子を表す言葉です。 同じ良い食感を表しますが、サクサクは内部に空気を含んだ軽いものに使われます。
質問
食べ物の食感を表す「パリパリ」と「サクサク」の違いは何ですか?
どちらも良い食感ですが、「パリパリ」はポテトチップスや海苔など、極めて薄く硬く乾燥したものに使います。「サクサク」はクッキーやパイなど、少し厚みがあって中に空気を含み、軽く崩れるものに使います。
レタスなどの新鮮な野菜に「パリパリ」は使えますか?
普通は使いません。レタスやりんごなど、水分を含んでいて歯ごたえが良いものには「シャキシャキ」を使います。ただし、浅漬けなど少し水分が抜けて硬い食感のものには「パリパリ」を使うこともあります。
なぜシャツやお札に「パリパリ」と言うのですか?
薄い布や紙がシワ一つなく、張りのある状態を感覚的に表しているためです。触ったり折ったりしたときに、実際に「パリッ」と音がしそうなほどの新しさや清潔感を表現しています。
出典の詳細
- 項目ID
- 1010450
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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