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項目

ぬめっと

numetto

「ぬめっと」は、表面が濡れたり油気を帯びたりしていて、滑らかで光沢があり、触ると滑りそうな様子を表します。

意味

短い意味

水分や油分のために表面が滑らかになっていて、光を反射して光っている状態や、少し粘り気を伴う滑りやすい感触を表現するときに使います。爬虫類の皮膚や、水に濡れた岩、油を塗った金属などの描写によく用いられます。

  • 滑るような手触り
  • 濡れた光沢

意味の整理

手触り

触った時に、水気や油分で滑らかで少しぬるぬるしている感触を表す場合。

ぬめっとした手触り

見た目

濡れたり油を引いたりした表面が、光を反射して生々しく、あるいは滑らかに光っている様子を表す場合。

ぬめっと光る床

使い方のメモ

使い方

  • ぬめっとする

    動詞として働き、触った時に湿っていて滑りやすい感触があることを表します。

  • ぬめっとした + noun

    名詞を修飾し、表面が濡れて光っていたり、滑りやすくなったりしているものを描写します。

  • ぬめっと + verb

    滑らかに、あるいは滑るように動作が行われる様子を表します。

使い方

よく使う表現

ぬめっとした肌

油分や汗で濡れて滑る肌

ぬめっと光る

濡れて鈍い光沢を放つ

ぬめっとした感触

滑りやすく生温かい手触り

ぬめっと動く

滑らかに滑るように動く

ニュアンス

場面ごとのニュアンス

よく使う場面ニュアンス使い方のメモ
両生類や生の魚など、見知らぬ濡れた物体に触れた時。少しネガティブ、または不気味。肌に触れた瞬間の予期せぬ湿り気や滑りやすさからくる、軽い不快感や生々しさを伝えます。
濡れたり油で覆われたりした表面の視覚的な様子。ニュートラル。雨上がりのアスファルトや苔むした岩、機械の油など、水分や油分が光を反射して光沢を帯びている状態を描写します。

似ている語

似た語との違い

似ている語使う場面同じではない点短い例

ぬるぬる

ぬるぬる / similar

石鹸やウナギのように、全体が粘り気のある液体で覆われていて非常に滑りやすい状態の時。「ヌルヌル」は継続的なぬめりや強い滑りやすさを強調しますが、「ぬめっと」は触った瞬間の生あたたかいような感触や、表面が光っている視覚的な様子に焦点が当たります。ヌルヌル滑る

つるつる

つるつる / contrast

氷や陶器の表面のように、引っかかりがなく非常になめらかで滑りやすい状態の時。「つるつる」は水気や油気がなくても使え、摩擦がない状態を指しますが、「ぬめっと」は水や油による粘り気や湿り気を感じさせます。つるつるの床

使い方のメモ

よくある間違い

人のきれいな肌を褒める時に「ぬめっとした肌」と言うこと。

きれいな肌には「すべすべ」や「もちもち」を使います。「ぬめっと」は油ぎっていたり、不気味な生々しい湿り気があることを暗示するため、通常は褒め言葉になりません。

凍った道が滑りやすいことを「ぬめっと滑る」と言うこと。

氷のように硬くて滑らかなものには「つるつる」を使います。「ぬめっと」は水気や油分による粘り気を含んだ滑りやすさを表します。

例文

例文

暗闇の中で、爬虫類の皮膚がぬめっと光っていた。

くらやみのなかで、はちゅうるいのひふがぬめっとひかっていた。

視覚的爬虫類の皮膚が湿って光沢を帯びている視覚的な様子を表しています。

出典:内部作成

川の石を踏むと、ぬめっとした感触があって滑りそうになった。

かわのいしをふむと、ぬめっとしたかんしょくがあってすべりそうになった。

文字どおり水中の石の苔などによる、滑りやすい感触を表しています。

出典:内部作成

釣ったばかりの魚は、ぬめっとしていて掴みにくい。

つったばかりのさかなは、ぬめっとしていてつかみにくい。

文字どおり生魚の表面が粘液で滑りやすくなっている状態を指します。

出典:内部作成

機械に油を差したら、部品がぬめっと動くようになった。

きかいにあぶらをさしたら、ぶひんがぬめっとうごくようになった。

視覚的油によって摩擦がなくなり、滑らかに動く様子を表しています。

出典:内部作成

汗でぬめっとした手でドアノブを回せなかった。

あせでぬめっとしたてでドアノブをまわせなかった。

文字どおり汗という水分によって手が滑りやすくなっている様子を表しています。

出典:内部作成

似ている語

質問

綺麗で艶のある髪に「ぬめっと」は使えますか?

いいえ。「ぬめっと」は油っぽさやぬめりを感じさせるため、髪を褒めるのには不適切です。美しい髪には「サラサラ」や「つやつや」を使います。

「ぬめっと」と「ヌルヌル」はどう違いますか?

どちらも滑りやすい状態を表しますが、「ヌルヌル」は大量の粘液が全体を覆っている継続的な状態を強調します。一方「ぬめっと」は、触れた一瞬の感触や、水分で表面が光っている視覚的な描写によく使われます。

「ぬめっと」は常に悪い意味ですか?

常に悪い意味ではありませんが、得体の知れない濡れたものや油分を連想させるため、少し不気味で生々しいニュアンスを持つことが多いです。

出典の詳細

項目ID
2016160
出典
JMdict_english
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確認メモ
特別なメモはありません
表示言語
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