項目
蒸し蒸し
mushimushi
湿度が高く、汗ばむような不快な暑さを表す言葉です。
意味
短い意味
気温が高いだけでなく、空気中に湿気が多く含まれていて、肌にまとわりつくような不快な暑さを表します。主に日本の梅雨から夏にかけての気候や、風通しの悪い室内の様子を表現するのに使われます。
- 湿度が高く暑い気候
- 風通しが悪く暑い室内
意味の整理
気候・天気
湿度が高く、じわっと汗をかくような不快な天気のこと。
毎日蒸し蒸しする。
室内環境
換気が悪く、熱気と湿気がこもっている空間のこと。
部屋が蒸し蒸ししている。
使い方のメモ
使い方
蒸し蒸しする
湿度が高く不快な暑さを感じている状態を動詞として表します。
蒸し蒸ししている
不快な暑さが今まさに継続している状況を描写します。
蒸し蒸しした + 名詞
名詞を修飾し、湿気があり暑い様子を表します。
蒸し蒸しと + 動詞
副詞として、どのように暑いのかなどの動詞を修飾します。
使い方
よく使う表現
蒸し蒸しする
不快なほど暑く感じる
蒸し蒸しした日
湿気があり暑い日
毎日蒸し蒸しする
毎日暑くて湿気がある
蒸し蒸しと暑い
湿気が多く不快なほど暑い
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 梅雨や夏 | ネガティブ | 汗が乾かず、不快で過ごしにくいというニュアンスを含みます。 |
| 室内 | ネガティブ | エアコンが効いておらず、空気が淀んでいる不快さを表します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
じめじめ じめじめ / similar | 湿気が多くて不快なときや、暗くて湿っぽい場所を表すとき。 | 「じめじめ」は気温が高くなくても使えますが、「蒸し蒸し」は暑さを伴う場合にしか使いません。 | じめじめした日 |
むんむん むんむん / similar | 閉め切った部屋に熱気や人いきれ、強い匂いがこもっているとき。 | 「むんむん」は熱気や匂いが充満している圧迫感を強調しますが、「蒸し蒸し」は気候の湿度や不快感そのものを表します。 | 熱気でむんむんする |
使い方のメモ
よくある間違い
乾燥した暑い日に使うこと。
湿度が低い場合は「蒸し蒸し」ではなく、単に「暑い」と言います。
冬の雨の日に使うこと。
寒くて湿気がある場合は「じめじめ」などを使います。「蒸し蒸し」には暑さが必要です。
例文
例文
今日は朝から蒸し蒸しする。
きょう は あさ から むしむし する。
文字どおり日々の天候を描写しています。
日本の夏は蒸し蒸しして過ごしにくい。
にほん の なつ は むしむし して すごしにくい。
文字どおり季節の特徴を説明しています。
窓を閉めていたので、部屋の中が蒸し蒸ししている。
まど を しめて いた ので、 へや の なか が むしむし して いる。
文字どおり室内の状態を描写しています。
雨の後は、空気が蒸し蒸しする。
あめ の あと は、 くうき が むしむし する。
文字どおり雨上がりの湿気の上昇を描写しています。
蒸し蒸しした日が続いています。
むしむし した ひ が つづいて います。
文字どおり「蒸し蒸しした」という連体修飾の形です。
似ている語
質問
「暑い」と「蒸し蒸しする」はどう違いますか?
「暑い」は気温が高いこと全般を指しますが、「蒸し蒸しする」は湿度が高く、じっとり汗ばむような暑さに限定されます。
冬に「蒸し蒸し」を使うことはできますか?
基本的には使いません。「蒸し蒸し」には暑さが必要なので、寒くて湿気のある冬の日は「じめじめ」などを使います。
「蒸し蒸し」は良い意味で使えますか?
いいえ、基本的には不快感を表す言葉なので、良い意味では使われません。
出典の詳細
- 項目ID
- 1356880
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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