項目
まったり
mattari
味が濃く深みがある様子、または急がずにくつろぐ様子を表します。
意味
短い意味
大きく分けて二つの意味があります。一つは食べ物や飲み物の味が濃く、角がなくてマイルドな深みを持っている状態です。もう一つは現代の日常会話でよく使われる意味で、時間を気にせずリラックスして過ごす状態(チルする)を表します。
- 濃くマイルドな味わい
- リラックスしてくつろぐ様子
意味の整理
味・食べ物
食べ物や飲み物の味が濃く、かつ刺激が少なくて口当たりが良い様子。
まったりとした味わい。
雰囲気・過ごし方
時間を気にせず、落ち着いてくつろいでリラックスする様子。
部屋でまったりする。
使い方のメモ
使い方
まったりする
動詞として「リラックスする」「くつろぐ」という意味で使います。
まったり(と) + 動詞
副詞として、くつろぎながら何かをする様子を表します。
まったりとした + 名詞
名詞を修飾し、味の深みや穏やかな時間を表現します。
使い方
よく使う表現
まったりする
リラックスしてくつろぐ
まったり過ごす
急がずに時間を過ごす
まったりとした味
コクがありマイルドな味
家でまったりする
家でくつろぐ
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 食べ物・飲み物 | ポジティブ | クリーミーでコクがあり、口当たりがまろやかな味を表します。 |
| 余暇・過ごし方 | ポジティブ | 意図的に休息をとり、急がずにリラックスする様子を表します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
ゆったり ゆったり / nearby | 空間の広さや衣服のゆとり、または物理的・心理的な余裕を強調したい時に使います。 | 食べ物の味を表現する時には使いません。 | ゆったりと座る。 |
こってり こってり / contrast | 味が非常に濃く、油分や脂肪分が多い重たい食べ物に使います。 | 「まったり」は味が濃くてもマイルドで角がありませんが、「こってり」は脂っこさや重さが前面に出ます。 | こってりしたスープ。 |
使い方のメモ
よくある間違い
脂っこい揚げ物を「まったり」と表現してしまうこと。
油分が多く重たい食事には「こってり」を使います。「まったり」はクリームチーズのように、濃厚でありながら滑らかなものに使います。
「まったり」を「怠けている」というネガティブな意味で使うこと。
「まったり」は、自発的に休息を楽しんでいるポジティブなニュアンスです。単なる怠慢には使いません。
例文
例文
週末は家でまったり過ごした。
しゅうまつはいえでまったりすごした。
比喩的急がずにリラックスして休日を楽しむ様子を表しています。
カフェでコーヒーを飲みながらまったりする。
カフェでコーヒーをのみながらまったりする。
比喩的心地よい空間で静かに時間を楽しむ定番の表現です。
このスープはまったりとしたコクがある。
このスープはまったりとしたコクがある。
文字どおり本来の意味である、角がなくまろやかな深い味を表現しています。
猫が日向でまったりしている。
ねこがひなたでまったりしている。
比喩的動物が日向ぼっこをして心地よさそうにくつろいでいる様子です。
たまには温泉でまったりしたい。
たまにはおんせんでまったりしたい。
比喩的日常の忙しさから離れて、心身ともに休息したいという願望を表しています。
似ている語
質問
「まったり」はビジネスシーンで使えますか?
あまり適していません。「くつろぐ」という意味の「まったり」はカジュアルな表現なので、ビジネスの場では「リラックスする」「くつろぐ」などを使う方が無難です。
「まったり」と「のんびり」の違いは何ですか?
どちらもリラックスしている状態を表しますが、「まったり」はソファやカフェで心地よい雰囲気に浸っているような静的なニュアンスが強いです。一方、「のんびり」は生活全般の気楽さや、動作のペースが遅いことにも広く使われます。
なぜ食べ物に対して「まったり」を使うのですか?
それが元々の伝統的な意味だからです。刺激が少なく、口の中に徐々に広がるコクのある味覚を表現するために使われてきました。
出典の詳細
- 項目ID
- 2038220
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
- 前の項目
- ギンッ (gin)