項目
コテンパン
kotenpan
「コテンパン」とは、試合や喧嘩、議論などで相手に徹底的に打ち負かされる、または打ち負かす様子を表す言葉です。
意味
短い意味
相手に反撃の隙を全く与えず、完膚なきまでに叩きのめす状況で使われます。日常会話において、物理的な敗北だけでなく、ゲームや言い争いで完全に論破された際にも用いられる、やや感情的で大げさな表現です。
- 試合やゲームでの完敗
- 議論や口論での徹底的な敗北
意味の整理
試合・喧嘩での完敗
スポーツや物理的な喧嘩、ゲームなどで手も足も出ずに負けること。
試合でコテンパンに負ける
議論での論破
口論や議論で相手に完全に言い負かされること。
議論でコテンパンにやられる
使い方のメモ
使い方
コテンパンに + 動詞
「やられる」「負ける」「やっつける」などの動詞の前に置き、その行為が徹底的であることを示します。
コテンパンになる
使い方
よく使う表現
コテンパンにやられる
徹底的に負かされる
コテンパンにする
徹底的にやっつける
コテンパンに負ける
完敗する
コテンパンにやっつける
手痛く打ち負かす
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| スポーツ・ゲーム | ネガティブ | 大差で負けたり、全く反撃できなかったりした悔しさを表します。 |
| 議論 | ニュートラル | 相手の正論や鋭い指摘により、全く反論できなくなった状態を示します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
こてんこてん こてんこてん / similar | 同じく徹底的に負かされる様子を表しますが、よりコミカルで反復的な響きを持ちます。 | 「コテンパン」の方がやや鋭く、決定的な敗北のニュアンスが強いです。 | こてんこてんにやられた |
ぎたぎた ぎたぎた / similar | 物理的なダメージが大きく、見た目にも悲惨な状態になった場合に使います。 | 「コテンパン」は勝敗の結果としての「完敗」に焦点を当てますが、「ギタギタ」はダメージの残忍さや悲惨さを強調します。 | ギタギタにされる |
使い方のメモ
よくある間違い
物が壊れることに使うこと。
「スマホを落としてコテンパンになった」とは言いません。人やチームの敗北に対して使います。
ビジネスなどのフォーマルな場面で使うこと。
「コテンパン」は非常にカジュアルな表現です。ビジネスシーンでは「完敗」などのフォーマルな言葉を使いましょう。
例文
例文
昨日の試合で、相手チームにコテンパンにやられた。
きのうのしあいで、あいてチームにコテンパンにやられた。
文字どおりスポーツでの決定的な敗北を表します。
兄と喧嘩して、コテンパンに負けてしまった。
あにとけんかして、コテンパンにまけてしまった。
文字どおり喧嘩で全く歯が立たなかったことを示します。
議論で彼をコテンパンにやっつけるつもりだ。
ぎろんでかれをコテンパンにやっつけるつもりだ。
比喩的口論や議論で相手を言い負かす比喩的な表現です。
ゲームのボスが強すぎて、コテンパンにされた。
ゲームのボスがつよすぎて、コテンパンにされた。
文字どおりゲーム内での圧倒的な敗北を表現するのによく使われます。
準備不足のままプレゼンに臨み、質問責めに遭ってコテンパンになった。
じゅんびぶそくのままプレゼンにのぞみ、しつもんぜめにあってコテンパンになった。
比喩的厳しい状況で精神的に打ちのめされた状態を描写しています。
似ている語
こてんこてん
kotenkoten
似ていますが、少し軽いニュアンスがあります。
ギタギタ
gitagita
悲惨な物理的ダメージを強調します。
質問
「コテンパン」の語源は何ですか?
諸説ありますが、「こてんこてん(徹底的に)」に破裂音の「パン」がついて強調されたものだと言われています。
「ボコボコ」との違いは何ですか?
「ボコボコ」は物理的に何度も殴られる動作そのものを強調しますが、「コテンパン」は「完全に負けた」という結果の状態に重きを置きます。
目上の人に「コテンパンにやられましたね」と言ってもいいですか?
失礼にあたる可能性が高いため、目上の人に対しては避けるべきです。
出典の詳細
- 項目ID
- 2112780
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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- すとん (suton)