項目
きなきな
kinakina
不安でずっと悩み続けたり、いつまでも心を痛めて思い悩んだりする様子を表す古い言葉。
意味
短い意味
心配事があって絶えず思い悩んだり、いつまでも心を痛めたりする様子を表す古い言葉です。現代語の「くよくよ」に似た状況で使われますが、現在では日常会話で使われることは少なく、主に古い文学などで見られる表現です。
- 絶えず心配する様子
- いつまでも思い悩む様子
意味の整理
心配・不安
心の中で不安や心配を絶えず感じている様子。
きなきなと心配する
思案・憂鬱
暗い気持ちで、ある問題について考え込んでいる様子。
きなきなと思案する
使い方のメモ
使い方
きなきなと + 動詞
「思う」「悩む」「心配する」などの思考や感情を表す動詞と共に使われ、思い悩む様子を表現します。
使い方
よく使う表現
きなきなと悩む
いつまでも悩む
きなきなと思う
心配そうに思う
きなきなと心配する
ずっと心配し続ける
きなきなと思案する
暗い気持ちで考え込む
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 古い文学作品 | 暗い | 登場人物が深く悩み、苦しんでいる様子を描写するのに使われます。 |
| 現代の会話 | 不自然 | 現代のネイティブスピーカーが日常的に使うことはありません。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
くよくよ くよくよ / similar | 現代の生活で、小さなことをいつまでも気に病む時。 | 「くよくよ」は現代の一般的な言葉ですが、「きなきな」は古語です。 | くよくよ悩む |
やきもき やきもき / similar | 物事が思い通りに進まず、焦りから不安になる時。 | 「やきもき」は焦りや苛立ちを含みますが、「きなきな」は沈んだ気持ちで悩み続ける状態です。 | やきもきする |
使い方のメモ
よくある間違い
日常会話で友人を慰める時に「きなきなしないで」と言うこと。
現代では不自然に聞こえるため、代わりに「くよくよしないで」と言いましょう。
音の響きから明るい意味だと勘違いすること。
実際には、暗く思い悩んでいるネガティブな状態を表します。
例文
例文
昔の人は、不吉な夢を見てはきなきなと思い悩んだそうだ。
むかしのひとは、ふきつなゆめをみてはきなきなとおもいなやんだそうだ。
文字どおり歴史的な文脈での例文。
どうにもならないことをきなきなと考えても仕方がない。
どうにもならないことをきなきなとかんがえてもしかたがない。
文字どおり絶えず悩み続ける様子を示しています。
あの侍は主君の身をきなきなと心配していた。
あのさむらいはしゅくんのみをきなきなとしんぱいしていた。
文字どおり古典的な物語の描写でよく使われます。
過去の過ちをきなきなと悔やむのはやめなさい。
かこのあやまちをきなきなとくやむのはやめなさい。
文字どおり過去について思い悩む様子。
彼女は手紙が来ないことをきなきなと気に病んでいる。
かのじょはてがみがこないことをきなきなときにやんでいる。
文字どおり待ちわびて思い悩む様子。
似ている語
質問
「きなきな」は今の日本でも使われていますか?
いいえ、古い言葉なので現代の会話では使われません。「くよくよ」などを使いましょう。
「きなきな」と「くよくよ」の違いは何ですか?
意味は似ていますが、「くよくよ」が現代の標準的な言葉であるのに対し、「きなきな」は古語です。
ポジティブな意味で使うことはありますか?
いいえ、常に心配や悩みなど、心が晴れないネガティブな状態を表します。
出典の詳細
- 項目ID
- 2788940
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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