項目
じゅくじゅく
jukujuku
水分が多すぎて、どろどろに崩れたり膿が出たりしている湿った様子。
意味
短い意味
「じゅくじゅく」は、水分が飽和してぐずぐずになった状態を表す擬態語です。傷口が化膿して液が出ている様子、果物が熟れすぎてどろどろになった様子、水浸しの泥などを表すのに使われ、多くの場合、不快感や状態の悪化を伴います。
- 傷口が化膿して液が出る様子
- 水分が多すぎて崩れそうな様子
意味の整理
傷の化膿
傷口が化膿して、じくじくと液が出ている湿った状態。
傷がじゅくじゅくする。
熟れすぎ・水浸し
果物が熟れすぎて水っぽくなっている様子や、土に水が溜まって泥状になっている様子。
じゅくじゅくに熟れた柿。
使い方のメモ
使い方
じゅくじゅくする
傷口などが湿って液が出ている状態を表します。
じゅくじゅくに + 動詞
あるものが極端に湿ったり、水気を帯びて柔らかくなったりする変化を表します。
使い方
よく使う表現
傷がじゅくじゅくする
傷口が塞がらず液が出ている状態
じゅくじゅくの土
水を含んでどろどろになった土
じゅくじゅくに熟れる
果物が形を保てないほど熟す
じゅくじゅくと血がにじむ
傷から血がにじみ出る様子
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 傷や皮膚 | ネガティブ | 治りが悪く、膿や体液が滲み出ている痛々しい様子を強調します。 |
| 果物 | ネガティブ | 食べ頃を過ぎてしまい、ぶよぶよになっている状態を指します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
しめじめ しめじめ / similar | 気候や雰囲気が湿っぽく陰気な様子。 | 「じゅくじゅく」のように液が滲み出ているような極端な水気には使わない。 | しめじめした天気 |
じんわり じんわり / similar | 汗や涙などがゆっくりと滲み出てくる様子。 | 「じゅくじゅく」のような不快なほどの水分過多や腐敗感はない。 | 汗がじんわりと出る |
じっとり じっとり / similar | 汗などで肌などが湿って不快な様子。 | 表面の湿り気に使い、どろどろに崩れたり膿が出ている状態には使わない。 | じっとりと汗ばむ |
使い方のメモ
よくある間違い
スープや果物の肯定的な意味での「汁気」に使うこと。
「じゅくじゅく」は形が崩れるほどの過剰な水分や不快感を表します。新鮮な汁気には「みずみずしい」などを使います。
澄んだ水たまりやプールで泳ぐ様子に使うこと。
泥や膿のような濁った・崩れた状態に使います。きれいな水には使いません。
例文
例文
転んだ時の傷がまだじゅくじゅくしている。
ころんだときのきずがまだじゅくじゅくしている。
視覚的まだ乾いておらず、体液が滲み出ている状態。
雨のせいでグラウンドの土がじゅくじゅくだ。
あめのせいでグラウンドのつちがじゅくじゅくだ。
視覚的土が大量の水を吸い込んでぬかるんでいる状態。
この桃はじゅくじゅくに熟れている。
このももはじゅくじゅくにうれている。
視覚的果物が熟れすぎて、手で持つと崩れそうなほど柔らかくなっていること。
傷口からじゅくじゅくと血がにじみ出た。
きずぐちからじゅくじゅくとちがにじみでた。
視覚的血などの体液が絶えず滲み出してくる様子。
湿気で畳がじゅくじゅくに湿ってしまった。
しっけでたたみがじゅくじゅくにしめってしまった。
文字どおり本来乾燥しているべきものが、ひどく水分を含んでしまった状態。
似ている語
質問
「じゅくじゅく」は美味しいスープに使えますか?
いいえ。「じゅくじゅく」は傷口や腐りかけの果物など、不快な湿り気に使う言葉なので、料理の誉め言葉にはなりません。
「じゅくじゅく」と「しめじめ」の違いは何ですか?
「しめじめ」は空間の湿度や気分の暗さを表すのに対し、「じゅくじゅく」は物体そのものが水分を吸ってどろどろになっている状態を表します。
この言葉はネガティブな意味で使われますか?
はい。多くの場合、不潔さや状態の悪化といったネガティブなニュアンスを含みます。
出典の詳細
- 項目ID
- 2787360
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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