項目
きー
kii
ブレーキや蝶番などが発する、高く鋭い摩擦音や、人の甲高い叫び声を表す言葉です。
意味
短い意味
ブレーキをかけた時や古い蝶番が動いた時などに生じる、高く鋭い摩擦音を表します。また、人がパニックになったり怒ったりして、甲高い声を出したり感情を爆発させたりする(ヒステリックになる)様子にもよく使われます。
- 鋭い摩擦音
- ブレーキの音
- 甲高い声
- ヒステリー
意味の整理
鋭い摩擦音
機械などの高く鋭い、単発の摩擦音。
車が急ブレーキでキーッと止まる。
甲高い声・興奮
感情が高ぶって出す甲高い声や、ヒステリックな状態。
怒ってキーッとなる。
使い方のメモ
使い方
キーッと + 動詞(鳴る・止まるなど)
鋭い音を出して動作が起こることを説明する際に使います。
キーッとなる
感情が高ぶってヒステリックになる状態を表す慣用的な表現です。
使い方
よく使う表現
キーッと音がする
鋭い音が鳴る
キーッと鳴る
鋭く高い音を立てる
キーッと止まる
鋭いブレーキ音とともに止まる
キーッとなる
ヒステリックに怒る・パニックになる
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 機械の摩擦音(ブレーキや蝶番) | 中立 | 摩擦音の高さと鋭さをそのまま描写します。 |
| 人間の感情表現 | ネガティブ | ヒステリーを起こしたり、金切り声を上げたりして感情を抑えきれない様子を表します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
きーきー きーきー / similar | 高く鋭い音が連続して鳴る様子。 | 一回だけの短い単発の音にはあまり使わない。 | ドアがキーキー鳴る |
ぎーぎー ぎーぎー / similar | 重く鈍い摩擦音(古い木や重い金属など)。 | 金属やゴムが擦れるような高く鋭い音ではない。 | 古い床がギーギー鳴る |
きーん きーん / similar | 耳鳴りや、澄んだ高い音が響く様子。 | こすれ合うような摩擦音ではない。 | 耳がキーンとする |
使い方のメモ
よくある間違い
同じ音が何度も繰り返される状況で「キーッ」を使ってしまうこと。
連続する摩擦音には「キーキー」を使います。
重い木の扉が開く音など、低くて重い音に使うこと。
重く鈍い音には「ギーギー」を使います。
例文
例文
車が急ブレーキをかけて、キーッと止まった。
くるまがきゅうぶれーきをかけて、きーっととまった。
文字どおり車の急ブレーキによる摩擦音を表す典型的な例文です。
古い箱を開けると、蝶番がキーと鳴った。
ふるいはこをあけると、ちょうつがいがきーとなった。
文字どおり小さな物のきしみ音を強調するため、促音の無い「キー」を用いた例です。
少しからかわれただけで、彼女はすぐにキーッとなる。
すこしからかわれただけで、かのじょはすぐにきーっとなる。
比喩的感情をコントロールできずにヒステリックに怒る様子を表す比喩的な表現です。
雨の日は自転車のブレーキがキーッと鳴りやすい。
あめのひはじてんしゃのぶれーきがきーっとなりやすい。
文字どおり日常の場面でよく聞かれる、自転車のブレーキの摩擦音を表す例文です。
驚いた子供がキーッと叫んだ。
おどろいたこどもがきーっとさけんだ。
視覚的人が出す甲高い叫び声(物理的な音)を表す例文です。
似ている語
質問
動物の鳴き声にも使えますか?
はい、サルの高い鳴き声など、鋭く甲高い動物の声にも使われます。
「キーキー」との違いは何ですか?
「キーッ」は通常、一回限りの突発的な音を表し、「キーキー」は同じ音が繰り返される様子を表します。
「キーッとなる」とはどういう意味ですか?
人が怒りなどで感情をコントロールできなくなり、ヒステリックになる状態を指す非常によく使われる表現です。
出典の詳細
- 項目ID
- 2831102
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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