項目
はたはた
hatahata
旗や布などの薄くて軽いものが、風に吹かれて連続して音を立てながら揺れ動く様子を表す言葉。
意味
短い意味
「はたはた」は、旗や洗濯物、カーテンなどの薄くて平らな布状のものが、風に煽られて連続して動き、軽い音を立てる様子を表します。また、小鳥などが素早く羽ばたく時の軽い音や動きにも使われます。
- 旗や布が風ではためく
- 鳥の羽ばたき
意味の整理
布が風ではためく様子
旗、洗濯物、テントの布などが、風に吹かれて連続して音を立てて揺れる様子。
旗がはたはたと揺れる
鳥の羽ばたき
小鳥などが軽く連続して羽を動かし、音を立てる様子。
鳥がはたはたと羽ばたく
使い方のメモ
使い方
はたはたと + verb
「揺れる」「なびく」「音を立てる」などの動詞を修飾し、風に吹かれて動く様子を詳しく説明する副詞として使われます。
はたはたする
それ自体が動詞として働き、「布などが風で連続して動く」「鳥が羽ばたく」という意味を表します。
使い方
よく使う表現
はたはたとなびく
風に吹かれて細かく揺れ動くこと
はたはたと音を立てる
布などが風で連続して鳴ること
旗がはたはたと
旗が風で揺れる様子
はたはたと揺れる
風を受けて連続して揺れること
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 旗や洗濯物 | neutral | 最も一般的な使い方です。風に吹かれて連続して鳴る布の音を強調します。 |
| 鳥の羽ばたき | neutral | 小鳥が軽く連続して羽を動かす様子を表します。大きな鳥の力強い羽ばたきにはあまり使いません。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
ひらひら ひらひら / similar | 花びらや紙などの非常に軽いものが、空中で静かに舞い落ちたり揺れたりする様子。 | 「ひらひら」は音を立てずに優雅に舞う様子を強調しますが、「はたはた」は風によって連続して音を立ててはためく様子を強調します。 | 花びらがひらひらと舞う |
さやさや さやさや / nearby | 木の葉や草がそよ風に吹かれて、静かに擦れ合う音。 | 「さやさや」は植物が風で擦れる静かな音を表し、「はたはた」のような布が風を打つような強い音には使いません。 | 木の葉がさやさやと揺れる |
使い方のメモ
よくある間違い
強風でドアが閉まるような大きな音に使うこと。
「はたはた」は布などの軽い音です。ドアが強く閉まる音には「バタン」などを使います。
木の葉がゆっくり落ちる様子に使うこと。
舞い落ちる様子は「ひらひら」を使います。「はたはた」は、どこかに固定された布が風に吹かれたり、鳥が羽ばたいたりする時に使います。
例文
例文
強い風が吹いて、国旗がはたはたと音を立てている。
つよい かぜ が ふいて、 こっき が はたはた と おと を たてている。
視覚的旗が風で音を立てる様子を強調しています。
干してある洗濯物が、風にはたはたとなびいている。
ほしてある せんたくもの が、 かぜ に はたはた と なびいている。
視覚的風で洗濯物がはためく典型的な使い方です。
窓を開けると、カーテンがはたはたと揺れた。
まど を あける と、 カーテン が はたはた と ゆれた。
視覚的風をはらんでカーテンが波打つように揺れる様子です。
小鳥がはたはたと羽ばたいて飛んでいった。
ことり が はたはた と はばたいて とんでいった。
文字どおり小鳥の羽ばたきを表す用法です。
テントの布が風ではたはたして、少しうるさい。
テント の ぬの が かぜ で はたはた して、 すこし うるさい。
文字どおり「する」をつけて動詞として使っている例です。
似ている語
質問
「はたはた」は音を表す言葉ですか、それとも動きを表す言葉ですか?
その両方を同時に表します。布などが連続して揺れ動く視覚的な様子と、その時に鳴る音の両方を含んでいます。
木から落ちる葉っぱに「はたはた」は使えますか?
いいえ、舞い落ちる葉には「ひらひら」が適しています。「はたはた」は、掲げられた旗のように、一箇所にとどまって連続して風にはためく様子に使われます。
魚の「ハタハタ」と同じ言葉ですか?
魚のハタハタ(鰰)とは語源が異なり、オノマトペの「はたはた」とは直接的な関係はありません。
出典の詳細
- 項目ID
- 2121650
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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