項目
ぐるっと
gurutto
大きく、または力強く一回りする様子や、すっかり周囲を取り囲む様子。
意味
短い意味
一回の動作で大きく向きを変えたり、周囲を完全に見渡したり、あるいは物の周りをすき間なく取り囲んだりする様子を表します。「くるっと」よりも動きが大きく、重みや力強さが感じられる表現です。
- 大きく一回りする
- 周囲を完全に見渡す
- すき間なく取り囲む
意味の整理
大きく一回りする・向きを変える
体や物が、一回だけ大きく円を描くように回ったり、完全に後ろを振り向いたりする時に使います。
後ろをぐるっと振り向く
周囲を取り囲む・見渡す
ある場所の周りを一周したり、ロープなどで周りをすっかり囲んだり、景色全体を広く見渡したりする時に使います。
池の周りをぐるっと歩く
使い方のメモ
使い方
ぐるっと + 動詞(回る、見渡すなど)
「回る」「見渡す」などの動詞の前に置き、その動作が360度、大きく一回りするものであることを説明します。
ぐるっと + 囲む・巻きつけるなどの動詞
「囲む」などの動詞の前に置き、対象物の周囲にすき間を残さず完全に覆う状態を説明します。
使い方
よく使う表現
ぐるっと回る
大きく一回りする
ぐるっと見渡す
周囲をすべて見る
ぐるっと囲む
すき間なく周囲を取り囲む
ぐるっと一周する
最初から最後まで完全に一周する
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 体の動き | 中立 | 体全体や首などを、しっかりと大きく反対側まで向けることを強調します。 |
| 見渡す時 | 中立 | 一部だけでなく、周囲の景色や状況を360度すべて確認する様子を含みます。 |
| 囲む時 | 中立 | 対象物の周りにすき間や開いている場所がなく、完全に囲まれていることを表します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
くるっと くるっと / similar | より軽く、小さく、素早く向きを変えたり回ったりする時に使います。 | 「くるっと」は軽快な動きですが、「ぐるっと」はより大きく、重みや力強さのある動きを表します。 | くるっと向きを変える |
ぐるぐる ぐるぐる / similar | 何回も続けて回ったり、何重にも巻きつけたりする時に使います。 | 「ぐるぐる」は反復する動きですが、「ぐるっと」は一回だけの完了した動きを表します。 | 包帯をぐるぐる巻く |
使い方のメモ
よくある間違い
扇風機などが回転し続けている様子に使うこと。
回り続けている場合は「ぐるぐる」を使います。「ぐるっと」は一回で動作が終わる時にだけ使います。
指先などの小さくて軽い動きに使うこと。
小さな動きには「くるっと」を使います。「ぐるっと」はもっと大きな動きを表現する言葉です。
例文
例文
池の周りをぐるっと歩いた。
いけのまわりをぐるっとあるいた。
文字どおり対象物の周囲を一周する動作を表します。
彼女は後ろをぐるっと振り向いた。
かのじょはうしろをぐるっとふりむいた。
視覚的体全体を大きく反対側へ向ける動作を表します。
部屋の中をぐるっと見渡す。
へやのなかをぐるっとみわたす。
視覚的周囲の状況を360度すべて確認する様子を表します。
家の周りをぐるっとフェンスで囲む。
いえのまわりをぐるっとふぇんすでかこむ。
文字どおりすき間なく対象物の周囲を覆うことを表します。
ロープを木にぐるっと巻きつける。
ろーぷをきにぐるっとまきつける。
文字どおりひもなどを対象物に一周巻きつける様子を表します。
似ている語
くるっと
kurutto
より軽く、小さく向きを変えたり回ったりする動き
質問
「ぐるっと」と「くるっと」はどう違いますか?
どちらも回る様子を表しますが、「ぐるっと」の方が動きが大きく、力強い印象を与えます。「くるっと」はより小さく、軽い動きに使います。
何度も回る動作に使ってもいいですか?
いいえ、一回だけ回って終わる時に使います。何度も回り続ける時は「ぐるぐる」を使ってください。
どのような動詞と一緒に使うことが多いですか?
「回る(まわる)」「見渡す(みわたす)」「囲む(かこむ)」「一周する(いっしゅうする)」などの動詞と一緒によく使われます。
出典の詳細
- 項目ID
- 2007960
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語