項目
がったり
gattari
重いものが倒れ込んだり、数量や程度が急激に大きく下がる様子を表します。
意味
短い意味
体力を失って重みとともに崩れ落ちる様子や、売上や温度などの数値が突然大きく下落する様子を表す言葉です。
- 重く崩れ落ちる
- 数値の急落
意味の整理
物理的な崩れ落ち
極度の疲労やエネルギーの喪失により、人や重いものが支えを失って重々しく倒れ込む様子を表します。
疲れ果ててがったりと倒れる。
数値や程度の低下
量、水位、温度、価格などが、予期せず急激に大きく下落することを表します。
売り上げががったりと落ちる。
使い方のメモ
使い方
がったりと + verb
「と」を伴うことで、重々しく落ちたり減少したりする様子を副詞的に修飾します。
がったり + verb
会話などでは「と」を省略し、直接動詞にかかる形で使われることも多くあります。
使い方
よく使う表現
がったりと倒れる
重々しく倒れ込む
がったりと落ちる
急激に大きく低下する
がったり下がる
数値などが急落する
がったりと座り込む
重い体を下ろすように座る
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 物理的な崩れ落ち | neutral | 体力を使い果たして重々しく倒れ込む様子を強調します。 |
| 数値や程度の低下 | neutral | 期待や予想に反して、急激に大きく数値が減少した状況を表します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
がくり がくり / similar | 膝の力が急に抜けるなど、緊張が途切れて急激に落ち込む時。 | 「がくり」は急に支えを失ってガクッとなる動きに焦点があり、「がったり」は倒れ込む時の物理的な重さをより強調します。 | 膝ががくりと折れる。 |
ばったり ばったり / similar | 予期せずばたんと倒れる時や、急に物事が途切れる時。 | 「ばったり」は平たく倒れ込む様子や思いがけない停止に焦点があり、「がったり」は重量感のある倒れ込みや数値の激減に焦点を当てます。 | 道でばったり倒れる。 |
使い方のメモ
よくある間違い
小さくて軽いものが落ちる時に「がったり」を使うこと。
「がったり」は重量感を伴います。小さくて軽いものには「ぽたり」や「ぽろり」などを使います。
精神的な落ち込み(がっくり)と混同すること。
精神的な落胆は「がっくり」を使います。「がったり」は物理的な動作や数値の下落に用いられます。
例文
例文
疲れ果てて、ベッドにがったりと倒れ込んだ。
つかれはてて、ベッドにがったりとたおれこんだ。
文字どおり体力を失って重々しく倒れ込む様子を表します。
今月は客足が減り、売り上げががったり落ちた。
こんげつはきゃくあしがへり、うりあげががったりおちた。
比喩的売上などの数値が急激に大きく下落する様子を表します。
薬を飲んだら、熱ががったりと下がった。
くすりをのんだら、ねつががったりとさがった。
比喩的熱などの温度が急激に下がる状況を表します。
重い荷物を下ろして、がったりと座り込んだ。
おもいにもつをおろして、がったりとすわりこんだ。
文字どおり荷物を下ろして力が抜け、重々しく座り込む様子を表します。
チームの成績が悪化し、観客動員数ががったり減った。
チームのせいせきがあっかし、かんきゃくどういんすうががったりへった。
比喩的人数や観客数などの数量が大きく減ることを表します。
似ている語
質問
「がったり」と「がっくり」はどう違いますか?
「がっくり」は精神的に落胆する様子(がっくり肩を落とすなど)に重点を置きますが、「がったり」は物理的に重く倒れ込む動作や、数値の急落を強調します。
物が粉々に壊れる時に「がったり」は使えますか?
いいえ。「がったり」は重く崩れ落ちる動きや数値の下落を表す言葉であり、物が砕け散る様子には使いません。
日常会話でも「がったり」は使われますか?
はい。極度の疲労で倒れ込む様子や、気温や売上が急激に下がったことを表す際によく使われます。
出典の詳細
- 項目ID
- 2834349
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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