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項目

ふわり

fuwari

物が重さを感じさせずに軽く動いたり、柔らかく触れたりする様子を表します。

意味

短い意味

綿毛や風船など質量の軽いものが空中を移動したり、動物が音を立てずに着地したりする際の、重力や衝撃を感じさせない極めて軽い動きを表現する言葉です。また、風に乗って良い香りがかすかに漂ってくる様子や、心が軽くなるような抽象的な感覚にも使われます。

  • 空中の軽い動き
  • 衝撃のない着地
  • かすかな香りや感覚

意味の整理

空中の軽い動き

質量を持たないかのように、空気中を軽く移動したり舞ったりする様子。

綿毛がふわりと飛ぶ。

衝撃のない着地

地面や物に触れる際に、重さや衝撃を感じさせず柔らかく接触する様子。

猫がふわりと飛び降りる。

感覚や香り

良い香りがかすかに風に乗ってきたり、気持ちがふっと軽くなったりする様子。

花の香りがふわりと漂う。

使い方のメモ

使い方

  • ふわりと + 動詞

    最も一般的な副詞の形で、続く動作が柔らかく軽く行われることを示します。

  • ふわり + 動詞

    「と」を省略した形で、やや詩的・文学的な響きや、気軽な印象を与えます。意味は同じです。

使い方

よく使う表現

ふわりと浮かぶ

重さを感じさせずに浮上する

ふわりと舞う

軽やかに空を舞う

ふわりと降りる

音や衝撃を立てずに着地する

ふわりと香る

かすかに良い匂いが漂う

ニュアンス

場面ごとのニュアンス

よく使う場面ニュアンス使い方のメモ
空中の物体中立風船、花びら、ほこりなど、重力に逆らうような軽い動きを強調します。
感情の表現ポジティブ悩みが消えて心が軽くなったときなど、比喩的に心の状態を描写します。

似ている語

似た語との違い

似ている語使う場面同じではない点短い例

ふわっと

ふわっと / similar

動きがもう少し瞬間的、突発的である場合や、風の動きをより強く感じる場合に使います。「ふわり」の方が動作が少しゆっくりで、連続した滑らかな流れを感じさせます。ふわっと浮かぶ

そっと

そっと / similar

音を立てないように、あるいは相手を刺激しないように「意図的に」注意深く行動する場合に使います。「ふわり」は物理的な軽さや自然な柔らかさを表すのに対し、「そっと」は人の配慮や意図を表します。そっと置く

使い方のメモ

よくある間違い

重いものがゆっくり動く様子に使うこと。

物理的な軽さが必須です。車や大きな動物などの動きには使いません。

人に気づかれないように忍び歩きする様子に使うこと。

意図的に音を隠す行動には「そっと」や「こっそり」を使います。

例文

例文

赤い風船がふわりと空へ飛んでいった。

あかい ふうせん が ふわり と そら へ とんで いった。

文字どおり空中の重さを感じさせない基本的な動きを示します。

出典:内部作成

綿毛がふわりと風に乗った。

わたげ が ふわり と かぜ に のった。

文字どおり非常に軽いものが微風に反応する典型的な例です。

出典:内部作成

彼女が振り返ると、スカートの裾がふわりと揺れた。

かのじょ が ふりかえる と、 スカート の すそ が ふわり と ゆれた。

視覚的柔らかい布が空気を含んで動く視覚的な軽やかさを強調しています。

出典:内部作成

猫が高い塀からふわりと飛び降りた。

ねこ が たかい へい から ふわり と とびおりた。

視覚的音や衝撃を伴わない、柔らかくしなやかな着地を表しています。

出典:内部作成

優しい言葉をかけられて、心がふわりと軽くなった。

やさしい ことば を かけられて、 こころ が ふわり と かるく なった。

比喩的悩みやプレッシャーから解放され、気持ちが軽やかになる様子を比喩的に表しています。

出典:内部作成

似ている語

質問

パンやケーキの食感に「ふわり」は使えますか?

食感にはあまり使いません。食べ物の柔らかさは「ふわふわ」や「ふんわり」を使う方が自然です。

「ふわふわ」との違いは何ですか?

「ふわふわ」は柔らかい状態が継続している様子や手触りを表しますが、「ふわり」は一回の軽い動作や動きに焦点を当てます。

匂いに対しても使えるのはなぜですか?

目に見えない香りの成分が、まるで軽い綿毛のように風に乗って運ばれてくる様子を視覚的な動きに見立てているためです。

出典の詳細

項目ID
1011090
出典
JMdict_english
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確認メモ
特別なメモはありません
表示言語
日本語
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