項目
ふんわり
funwari
「ふんわり」は、空気を含んで柔らかく軽い感触や、重さを感じさせずに軽く動く様子を表す言葉です。
意味
短い意味
焼きたてのパンやケーキの柔らかさ、厚みのある毛布の心地よい感触、空気をはらんだ髪型などの立体的な柔らかさによく使われます。また、物が重力に逆らうように軽く着地したり浮いたりする動きにも使われます。
- 空気を含んだ柔らかい手触り
- 軽やかな動き
意味の整理
感触・状態
空気を含んでいて、重さや硬さがなく、柔らかく膨らんでいる様子。
ふんわりしたパン
動き
重さを感じさせず、空気をはらんで軽く動く様子。
ふんわりと着地する
使い方のメモ
使い方
ふんわりする
柔らかく空気を含んだ状態になることを表す動詞として使います。
ふんわりしている
今、柔らかく軽い状態であることを表します。
ふんわりした + noun
後ろの名詞が柔らかく膨らんでいることを説明します。
ふんわり(と) + verb
動作が軽く、柔らかく行われる様子を修飾します。
使い方
よく使う表現
ふんわりしたパン
柔らかく焼き上がったパン
ふんわりと包む
力を入れずに優しく包む
ふんわり焼き上げる
空気を含んで柔らかくなるように焼く
髪をふんわりさせる
髪に空気を含ませてボリュームを出す
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 食品・パン | 肯定的 | 美味しそうで理想的な、空気を含んだ食感を表します。 |
| ヘアスタイル | 肯定的 | スタイリング剤で固めていない、自然なボリューム感を表します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
ふわり ふわり / similar | 空中を漂うような軽い動きや、一瞬の軽い接触に焦点を当てるときに使います。 | 「ふんわり」に比べて、物の立体的なボリューム感や感触を強調するニュアンスは弱くなります。 | ふわりと浮かぶ |
ふわっと ふわっと / similar | 良い香りが急に漂ってきたときなど、瞬間的で軽い変化を強調するときに使います。 | より一瞬の出来事という印象が強く、「ふんわり」のような継続的な状態や手触りを表すのには少し不自然な場合があります。 | ふわっと香る |
使い方のメモ
よくある間違い
泥や液体の柔らかさを表すのに使うこと。
「ふんわり」は空気を含んだ軽さが必要です。水分が多いものには「どろどろ」などを使います。
道徳的な優しさや思いやりを表すのに使うこと。
物理的な柔らかさや、外見的なふんわりとした雰囲気を表す言葉です。内面的な優しさには「優しい」などを使います。
例文
例文
焼きたてのパンはふんわりとしていて美味しい。
やきたてのパンはふんわりとしていておいしい。
文字どおり空気を含んだ食品の食感を表しています。
猫が塀の上からふんわりと着地した。
ねこがへいのうえからふんわりとちゃくちした。
視覚的大きな音を立てない、軽やかな着地の動作を表しています。
ドライヤーを使って、髪をふんわりさせる。
ドライヤーをつかって、かみをふんわりさせる。
視覚的固まっていなくて、自然なボリュームがある髪型を表しています。
冬はふんわりした毛布で寝るのが好きだ。
ふゆはふんわりしたもうふでねるのがすきだ。
文字どおり暖かくて心地よい布の感触を表しています。
彼女はいつもふんわりとした雰囲気をまとっている。
かのじょはいつもふんわりとしたふんいきをまとっている。
比喩的威圧感がなく、優しくて穏やかな人の雰囲気などを比喩的に表しています。
似ている語
質問
「ふんわり」は人を表すのに使えますか?
はい。ただし、その人の持つ「雰囲気」が柔らかく、親しみやすいこと(ふんわりした雰囲気)を表す場合のみです。道徳的な優しさや思いやりがあるという意味ではありません。
「ふんわり」と「ふわふわ」の違いは何ですか?
「ふわふわ」は風に飛ばされそうな極端な軽さや、毛羽立っている様子を強調します。「ふんわり」は、形を保ちながらも空気をたくさん含んだ立体的な柔らかさを強調します。
液体に「ふんわり」は使えますか?
いいえ、空気を含んだ固体や、軽い動きに対して使う言葉なので、液体には使いません。
出典の詳細
- 項目ID
- 2069720
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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