項目
どさり
dosari
「どさり」は、大きくてある程度柔らかさのある重いものが、床や地面に落ちた時の鈍い音を表します。
意味
短い意味
袋や分厚い本などの重い荷物が落ちたり、人が疲れ果てて倒れ込んだりした時に発する、重く鈍い音を表現する言葉です。
- 重い荷物が落ちる音
- 人が倒れ込む音
意味の整理
物が落ちる
袋に入った重い荷物や本などが、鈍い音を立てて落ちる、または置かれる様子。
本がどさりと落ちる
体が倒れ込む
人が疲労などで力尽き、重い音を立てて倒れ込んだり座り込んだりする様子。
ベッドにどさりと倒れ込む
使い方のメモ
使い方
どさりと + 動詞(例:落ちる、置く、倒れる)
助詞「と」を伴い、副詞として動作(落ちる・置くなど)の様子を修飾します。
どさり + 動詞
「と」を省略し、直接動詞を修飾する形でも使われます。
使い方
よく使う表現
どさりと落ちる
鈍い重い音を立てて落ちる
どさりと置く
重いものを粗雑に、音を立てて置く
どさりと倒れる
力が抜けて重い音を立てて倒れ込む
どさりと座る
勢いよく、重い音を立てて座り込む
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 重い荷物(袋、本など) | 中立 | 響きのない、重くて鈍い物理的な衝突音を強調します。 |
| 人の体 | ネガティブ・疲労 | 極度の疲労により、体全体から力が抜け落ちて倒れ込む様子を表すことが多いです。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
どしん どしん / similar | 大きな岩や金庫など、硬くて非常に重いものが落ちて、地面が揺れるような響く音を立てる場合。 | 「どさり」は、袋や本、体など、ある程度柔らかさがあるものが落ちた時の鈍い音であり、地面が激しく揺れるような響きはありません。 | ドシンと落ちる |
どっさり どっさり / similar | プレゼントや雪など、物の量が非常に多いことを表す場合。 | 音を表す言葉ではなく、量を表す言葉である点が「どさり」とは完全に異なります。 | 荷物がどっさり届く |
使い方のメモ
よくある間違い
「たくさん」という意味で「どさり」を使ってしまう。
量が多いことは「どっさり」と言います。「どさり」は物が落ちる音です。
鍵やスマホが落ちた音に「どさり」を使う。
金属やプラスチックの硬い音には使えません。大きくて鈍い音のするものにだけ使いましょう。
例文
例文
彼は重い荷物を床にどさりと置いた。
彼(かれ)は重(おも)い荷物(にもつ)を床(ゆか)にどさりと置(お)いた。
文字どおり荷物が床に触れた時の重い鈍い音に焦点を当てています。
棚から分厚い本がどさりと落ちてきた。
棚(たな)から分厚(ぶあつ)い本(ほん)がどさりと落(お)ちてきた。
文字どおり分厚く重い本が落ちてきた時の音を描写しています。
疲れた彼女はベッドにどさりと倒れ込んだ。
疲(つか)れた彼女(かのじょ)はベッドにどさりと倒(たお)れ込(こ)んだ。
文字どおり力が抜けてベッドという柔らかいものに崩れ落ちる音や様子を示しています。
トラックから野菜の入った袋がどさりと下ろされた。
トラックから野菜(やさい)の入(はい)った袋(ふくろ)がどさりと下(お)ろされた。
文字どおり野菜の入った袋は、重くて硬すぎない物としての典型的な例です。
屋根から雪がどさりと落ちてきた。
屋根(やね)から雪(ゆき)がどさりと落(お)ちてきた。
視覚的まとまった量の雪が一気に落ちてくる際の、視覚的・物理的な質量を捉えています。
似ている語
質問
スマホを床に落とした時に「どさり」を使ってもいいですか?
いいえ、スマホのような硬いものが落ちた時は使いません。クッションや大きな本など、鈍い音を立てるものに使います。
「どさり」と「どっさり」の違いは何ですか?
「どさり」は重いものが落ちる音です。一方、「どっさり」は「量がとても多いこと」を表す言葉です。
意図的に物を置く時にも使えますか?
はい、「荷物をどさりと置く」のように、重いものを音を立てて置く動作にも使えます。
出典の詳細
- 項目ID
- 2520810
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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