項目
ドロドロ
dorodoro
雷や大太鼓などの、低く重く連続して響く音のこと。
意味
短い意味
低く、重く、共鳴するような響きを表すオノマトペです。主に遠くの空で鳴る不気味な雷の音や、大太鼓を連打したときの空気を震わせるような音を表現する際に使われます。
- 雷の鳴り響く音
- 大太鼓の響き
意味の整理
雷の音
嵐の前などに鳴り響く、重く長く続く雷の音のこと。
遠くで雷がドロドロと鳴っている。
太鼓の響き
大太鼓などを連続して叩いたときに生じる、低く強い反響音のこと。
お祭りで大太鼓がドロドロと響く。
使い方のメモ
使い方
ドロドロと + 動詞
「鳴る」「響く」などの音に関する動詞の前に「と」を伴って置き、低く重い音が続いている様子を表します。
ドロドロ + 動詞
日常では「と」を付けることが多いですが、「と」を省略して動詞に直接繋げることもあります。
使い方
よく使う表現
遠くでドロドロと鳴る
遠くで低く鳴り響く
雷がドロドロと鳴る
雷が低く重く鳴る
太鼓をドロドロと打つ
太鼓を重く響かせるように叩く
ドロドロと響き渡る
低く重い音が響き渡る
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 天候(雷・嵐) | negative | 嵐の前や最中に地響きのように鳴る雷の音を表すことが多く、少し不気味で恐ろしいニュアンスを持ちます。 |
| 楽器(太鼓など) | neutral | 大太鼓などを力強く連打したときの深く重い響きを表します。演劇の効果音などで劇的・壮大な印象を与えます。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
ごろごろ ごろごろ / similar | 雷の音や岩が転がる音、お腹が空いた時の音など、一般的な低い音に使います。 | 「ドロドロ」のほうがより音が低く、重く、底知れぬ響きや不気味さを伴い、お腹の音には決して使いません。 | 雷がゴロゴロと鳴る。 |
どんどん どんどん / similar | 太鼓や花火、足音など、連続したリズミカルな強い打撃音に使います。 | 「どんどん」は打撃のリズム感を強調しますが、「ドロドロ」は空間に低く響き渡る余韻や振動を強調します。 | 太鼓をどんどん叩く。 |
使い方のメモ
よくある間違い
お腹が空いて鳴る音に「ドロドロ」を使ってしまうこと。
お腹の音には「ゴロゴロ」や「グーグー」を使います。
この音を表す「ドロドロ」を、液体が溶けたドロドロや人間関係のドロドロと混同すること。
発音は同じですが、ここでの意味は「雷や太鼓の重い響き」という純粋な音の表現に限定されます。
例文
例文
遠くで雷がドロドロと鳴っている。
とおくでかみなりがドロドロとなっている。
文字どおり雷の低く重い反響音に焦点を当てています。
お祭りで大太鼓がドロドロと響く。
おまつりでおおだいこがドロドロとひびく。
文字どおり太鼓の強い音の振動を描写しています。
嵐が近づき、空がドロドロと不気味に鳴り始めた。
あらしがちかづき、そらがドロドロとぶきみになりはじめた。
文字どおり嵐が来る前の重苦しく不気味な空気感を伝えます。
ドロドロと太鼓を打ち鳴らして、劇が始まる。
ドロドロとたいこをうちならして、げきがはじまる。
文字どおり歌舞伎などの伝統芸能で、幽霊の出現などのおどろおどろしい場面の効果音(ドロドロ)としても使われます。
地響きのような低い音が、ドロドロと聞こえてきた。
じひびきのようなひくいおとが、ドロドロときこえてきた。
文字どおり地面を揺らすような極めて低く重い響きを描写しています。
似ている語
質問
花火の音に「ドロドロ」は使えますか?
花火の音には普通「ドーン」や「ドン」を使います。「ドロドロ」は、雷や太鼓のような長く続く低い響きに適しています。
泥や液体が溶ける様子を表す「ドロドロ」と同じですか?
同じ音の言葉ですが、ここでは音が低く響く様子に特化した意味として扱われます。
雷の音として「ゴロゴロ」と「ドロドロ」はどう使い分けますか?
「ゴロゴロ」は一般的な雷の音に広く使われますが、「ドロドロ」はより低く重く、地響きのように連続して鳴る音を強調したい場合に使います。
出典の詳細
- 項目ID
- 2836914
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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