項目
ちらほら
chirahora
物事が少しずつ、またはまばらに存在したり、たまに起こったりする様子を表す言葉。
意味
短い意味
「ちらほら」は、空間的に少数だけが散らばって存在している様子や、時間的にたまにしか起こらない様子を表す副詞です。桜が少し咲き始めた時や、人が少しずつ集まってきた時、または噂をたまに耳にする時などによく使われます。一度にたくさんではなく、少しずつ、あるいはまばらであることを強調します。
- 空間的にまばらであること
- 時間的にたまに起こること
意味の整理
空間的な散らばり
花や人、白髪などが、あちこちに少しずつ見られる様子。
桜がちらほら咲く。
時間的なまばらさ
噂やニュースなどを、たまに見聞きする様子。
うわさをちらほら耳にする。
使い方のメモ
使い方
ちらほら(と) + 動詞
名詞 + が + ちらほら
使い方
よく使う表現
ちらほら見かける
あちこちで少し見かける
ちらほら咲く
まばらに咲く
ちらほら耳にする
たまに聞く
白髪がちらほら
白髪が少し混じっている様子
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 花が咲き始める様子 | positive | 春の訪れなど、季節の始まりを感じさせる前向きで穏やかな響きがあります。 |
| 白髪や問題について | neutral | 単に事実として「少しだけある」ことを客観的に述べます。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
ちらちら ちらちら / nearby | 雪や花びらなどが連続して舞い落ちる様子や、光が細かく点滅するような、視覚的な細かい動きを強調したい時。 | 「ちらほら」は分布がまばらであることや回数が少ないことを表しますが、「ちらちら」は動きそのものに焦点を当てています。 | 雪がちらちら降る。 |
ぽつぽつ ぽつぽつ / nearby | 点状のものが散らばっている時や、物事が少しずつ起こる時。特に雨の降り始め。 | 「ポツポツ」は主に雨粒や小さな点に使われますが、「ちらほら」は人や花、出来事などがまばらに存在する場合に使われます。 | 雨がポツポツ降り始めた。 |
使い方のメモ
よくある間違い
大勢の人が密集している時に「人がちらほらいる」と言うこと。
「ちらほら」は数が少ない時にしか使えません。
星がチカチカ光る様子に「ちらほら光る」を使うこと。
光が点滅する様子には「ちらちら」を使います。「ちらほら」は分布やまばらさを表します。
例文
例文
桜がちらほら咲き始めました。
さくらがちらほらさきはじめました。
視覚的あちこちで少しずつ花が開いている様子を表します。
会場に人がちらほら集まってきた。
かいじょうにひとがちらほらあつまってきた。
文字どおり大勢が一度に来るのではなく、数人ずつまばらにやって来る様子です。
最近、彼のうわさをちらほら耳にする。
さいきん、かれのうわさをちらほらみみにする。
比喩的噂などを常にではなく、時々耳にするという比喩的な使い方です。
髪に白髪がちらほら混じっている。
かみにしらががちらほらまじっている。
視覚的黒髪の中に、白い髪がまばらに点在している様子を客観的に表します。
雪がちらほらと降り始めた。
ゆきがちらほらとふりはじめた。
視覚的本格的に降る前の、雪が少しずつ舞い落ちてくる初期の段階を表します。
似ている語
質問
「ちらほら」は雨にも使えますか?
雨に対してはあまり使いません。雨粒が少し落ちてくる様子には「ポツポツ」を使うのが自然です。
「ちらほら」と「ちらちら」の違いは何ですか?
「ちらほら」は空間的・時間的にまばらであること(あちこち、たまに)を表し、後者は連続する小さな動き(点滅、雪が舞う様子)を表します。
ビジネスメールで「ちらほら」は使えますか?
日常語なので、社内などの軽い報告(例:「お客様がちらほら見え始めました」)には使えますが、非常にフォーマルな文書では「散見される」「少しずつ」などと言い換える方が無難です。
出典の詳細
- 項目ID
- 2008950
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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