項目
チラリ
chirari
ほんの一瞬だけ見たり、わずかな時間だけ見えたりする様子を表します。
意味
短い意味
意図的に短時間だけ視線を向けたり、あるいは隠れているものが一瞬だけ見えたりする時の様子を表す言葉です。じっと見るのではなく、短く軽い視線の動きを表します。
- 一瞬だけ視線を向けること(意図的)
- 一瞬だけ見ること、見えること(無意識・状態)
意味の整理
一瞬見る
長い時間ではなく、ほんの短い時間だけ意図的に視線を向ける様子。
時計をチラリと見る
少しだけ見える
物の隙間などから、隠れているものが一瞬だけ、またはほんの少しだけ視界に入る様子。
隙間からチラリと見える
使い方のメモ
使い方
チラリと + 動詞(見る・見えるなど)
「見る」「見える」などの動詞の前につけて、その行動や状態が「一瞬であること」を説明します。
使い方
よく使う表現
チラリと見る
一瞬だけ視線を向ける
チラリと見えた
一瞬だけ視界に入った
横目でチラリと
顔を向けず、目の端で少しだけ見る
チラリと振り返る
一瞬だけ後ろを見る
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 人を見る時 | 中立・こっそり | 相手に気づかれないように短く見る時によく使われます。 |
| 物を確認する時 | 中立 | 時計やスマホの画面を、他のことをしながら一瞬だけ確認する時などに使います。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
ちらっと ちらっと / similar | 「チラリ」と同じ意味で使われますが、より日常的で話し言葉としてよく使われます。 | 「ちらっと」は会話でよく使われ、「チラリ」は少しだけ文章語のような描写のニュアンスがあります。 | ちらっと見た |
じろじろ じろじろ / opposite | 遠慮せずに、長い時間相手や物を続けて見る時に使います。 | 「じろじろ」は長い時間見続けること、「チラリ」は一瞬だけ見ることです。 | じろじろ見る |
使い方のメモ
よくある間違い
走るのが「チラリと早い」と言うこと。
「チラリ」は視覚(見ること)にしか使えません。動作のスピードには使えません。
「チラリ見る」のように「と」を忘れること。
「チラリと見る」のように「と」をつけるのが自然な日本語です。
例文
例文
彼女は私をチラリと見た。
彼女(かのじょ)は私(わたし)をチラリと見(み)た。
文字どおり人に対して一瞬だけ視線を向ける最も基本的な使い方です。
彼は時計をチラリと確認した。
彼(かれ)は時計(とけい)をチラリと確認(かくにん)した。
文字どおり時計などの情報を一瞬だけ確認する時によく使われる表現です。
カーテンの隙間から外がチラリと見えた。
カーテンの隙間(すきま)から外(そと)がチラリと見(み)えた。
視覚的隙間などから景色や物が一瞬だけ視界に入る状況を表します。
去り際に彼女はチラリと微笑んだ。
去(さ)り際(ぎわ)に彼女(かのじょ)はチラリと微笑(ほほえ)んだ。
視覚的見ることだけでなく、ほんの一瞬だけ表情を見せる(微笑むなど)動作にも使えます。
山頂が雲の合間からチラリと姿を見せた。
山頂(さんちょう)が雲(くも)の合間(あいま)からチラリと姿(すがた)を見(み)せた。
視覚的雲の切れ間などから、景色が少しだけ見える文学的な表現です。
似ている語
質問
「チラリ」は音に対して使えますか?
いいえ、使えません。「チラリ」は目で見るものに対してだけ使います。
「チラリ」と「ちらっと」はどう違いますか?
意味は同じです。会話では「ちらっと」がよく使われますが、文章で様子を表現する時は「チラリ」もよく使われます。
「と」は必ず必要ですか?
「と」を省略することもできますが、「チラリと見る」のように「と」をつけた方が自然に聞こえます。
出典の詳細
- 項目ID
- 2008960
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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