項目
ずしずし
zushizushi
ずしずしは、非常に重い足音や、地面を揺らすような連続した強い衝撃の音や振動を表す言葉です。
意味
短い意味
巨人や大きな動物が歩く音、あるいは人が怒って強く足を踏み鳴らす音など、非常に質量のあるものが動いて周囲を物理的に揺らすような連続音を表します。重い機械が連続して響くようなときにも使われます。
- 非常に重い足音
- 連続する重い衝撃と振動
意味の整理
重い足音
非常に重い足音や、連続した足の踏み鳴らしによる振動を表します。
巨人がずしずしと歩く。
連続する衝撃
非常に重い物が何度もぶつかったり、大きな機械が響いたりする音と振動を表します。
機械がずしずしと響く。
使い方のメモ
使い方
ずしずしと + 動詞
最も一般的な形です。「歩く」「響く」などの動詞の前に置き、動作の様子を詳しく説明します。
ずしずし + 動詞
「と」を省略して、より直接的に動詞を修飾することもあります。
使い方
よく使う表現
ずしずしと歩く
重い足音を立てて歩く
ずしずしと響く
重く連続して音が響く
足音をずしずしとさせる
重い足音を立てる
ずしずしと踏み鳴らす
強い力で足踏みをする
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 巨大な動物の動き | 中立 | その生物の質量の大きさと物理的な重さを強調します。 |
| 階段を登る人の足音 | ネガティブ | その人が怒っているか、周囲への配慮がないことを示します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
どしん どしん / similar | 重い物が「一度だけ」落ちたときの音に使います。 | ずしずしは連続した音ですが、ドシンは通常、一回だけの大きな音です。 | 荷物がドシンと落ちた。 |
ずどん ずどん / similar | 銃の音や大砲など、破壊的で爆発的な一回の強い衝撃音に使います。 | ずしずしは歩行などによる物理的な重さの連続を表すため、爆発音には使いません。 | ズドンと撃つ。 |
使い方のメモ
よくある間違い
普通の人が普通に歩いている様子に使うこと。
普通の歩行には使いません。象や巨人のような巨大なものや、人が怒って強く足を踏み鳴らす時にだけ使います。
重い本を一度だけ落とした音に使うこと。
一回だけの落下音には「ドシン」や「ズシン」を使います。
例文
例文
二階から、怒った父親がずしずしと階段を降りてきた。
にかいから、おこったちちおやがずしずしとかいだんをおりてきた。
文字どおり人が怒って強く足を踏み鳴らしながら歩く様子を表しています。
森の奥から、巨大な怪物がずしずしと歩いてくる音が聞こえた。
もりのおくから、きょだいなかいぶつがずしずしとあるいてくるおとがきこえた。
文字どおり巨大な生き物の重い足音を表す典型的な使われ方です。
象が地面をずしずしと踏み鳴らすと、周囲の空気が震えた。
ぞうがじめんをずしずしとふみならすと、しゅういのくうきがふるえた。
文字どおり「踏み鳴らす」という動詞と一緒によく使われます。
工事現場の機械の音が、一日中ずしずしと腹に響いた。
こうじげんばのきかいのおとが、いちにちじゅうずしずしとはらにひびいた。
文字どおり連続する重機の深い振動音に対しても使われます。
大きなリュックを背負った彼が、床をずしずしと言わせて歩いていった。
おおきなリュックをせおったかれが、ゆかをずしずしといわせてあるいていった。
視覚的「言わせる(音を立てさせる)」と組み合わせることで、床がたわむほどの重さを表現しています。
似ている語
質問
物が落ちる音に「ずしずし」は使えますか?
重い物が何度も連続して落ちるような場合は使えますが、一回だけ落ちる音には「ドシン」を使う方が自然です。
「ずしずし」と「ドシドシ」の違いは何ですか?
よく似ていますが、「ずしずし」の方がより重く、遅く、振動が周囲に伝わってくるような響きがあります。
地震の揺れを表すのに使えますか?
通常は使いません。足音や機械など、局所的な物理的衝撃の連続に対して使う言葉です。
出典の詳細
- 項目ID
- 2121320
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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