項目
ずきん
zukin
傷口や頭などに、急に脈打つような強い痛みが一瞬走る様子を表します。
意味
短い意味
心臓の脈の動きに合わせて、鋭い痛みが突然「ドクン」と一度だけ走る感覚を表現する言葉です。虫歯、頭痛、傷口などが急に痛むときに使われます。連続した長時間の痛みではなく、一瞬の強い痛みに焦点が当たる表現です。
- 急に走る脈打つような痛み
- 一瞬の鋭い痛み
意味の整理
急激な強い痛み
傷や虫歯などが、急に脈打つように一瞬強く痛む様子。
傷口がずきんと痛む。
一瞬の衝撃的な痛み
頭などに瞬間的に走る強い痛み。
頭の奥がずきんとした。
使い方のメモ
使い方
ずきんと + 動詞
痛みがどのように突然起こったかを説明する副詞として使います。
ずきんと痛む
「急に脈打つように鋭く痛む」という意味の、最も一般的な表現です。
ずきんとする
使い方
よく使う表現
傷口がずきんと痛む
傷口が一瞬脈打つように痛む
頭がずきんとする
頭に急な痛みが走る
奥歯がずきんと痛む
奥歯に強い痛みが走る
指先がずきんと痛む
指先に脈打つような痛みが走る
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 歯痛や頭痛 | negative | ふとした瞬間に突然走る、思わず顔をしかめるような鋭い痛みを強調します。 |
| 外傷 | negative | 傷口に心臓があるかのように、血が巡るタイミングで一瞬強く痛む様子を表します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
ずきんずきん ずきんずきん / similar | 脈打つような痛みが何度も連続して続く場合に使います。 | 「ずきん」は痛みが一回(または一瞬)だけ強く起こることを強調します。 | 傷口がずきんずきん痛む |
じんじん じんじん / similar | 血流が良くなった時や、冷え、火傷などで、しびれるような痛みが持続する場合に使います。 | 「ずきん」はしびれる感覚ではなく、脈打つような鋭い機械的な痛みです。 | 寒さで手がジンジンする |
がんがん がんがん / similar | 頭の中で大きな音が響くような、激しい頭痛の時に使います。 | 「ずきん」は音の響きではなく、局所的で突発的な鋭い痛みを表します。 | 頭がガンガンする |
使い方のメモ
よくある間違い
痛みがずっと長時間続いている時に「ずきん」を使うこと。
ずっと続いている場合は反復形の「ずきんずきん」を使うのが自然です。「ずきん」は一瞬の痛みに適しています。
胃や腸の痛みに使うこと。
胃痛には「しくしく」や「キリキリ」を使います。「ずきん」は主に頭、歯、外傷の局所的な痛みに使います。
例文
例文
冷たい水を飲んだ瞬間、虫歯がずきんと痛んだ。
つめたいみずをのんだしゅんかん、むしばがずきんといたんだ。
文字どおり刺激によって歯に急激な痛みが走る様子を表しています。
転んで擦りむいた膝が、歩くたびにずきんと痛む。
ころんですりむいたひざが、あるくたびにずきんといたむ。
文字どおり動いた時に傷口に鋭い痛みが走る感覚を示しています。
急に立ち上がったら、頭の奥がずきんとした。
きゅうにたちあがったら、あたまのおくがずきんとした。
文字どおり血流の変化などで急に頭痛が起こった時の感覚です。
ドアに指を挟んでしまい、今もずきんと痛みが走る。
ドアにゆびをはさんでしまい、いまもずきんといたみがはしる。
文字どおり強い衝撃を受けた後の、脈打つような鋭い痛みを表現しています。
傷口を消毒した瞬間、ずきんと強い痛みを感じた。
きずぐちをしょうどくしたしゅんかん、ずきんとつよいいたみをかんじた。
文字どおり薬がしみて、一瞬強く痛む様子を表しています。
似ている語
質問
「ずきん」と「ずきんずきん」の違いは何ですか?
「ずきん」は突然の一回の鋭い痛みを表し、「ずきんずきん」はその痛みがリズミカルに何度も連続して続く様子を表します。
お腹が痛い時に「ずきん」は使えますか?
あまり使いません。腹痛には「キリキリ(鋭い痛み)」や「しくしく(鈍い痛み)」を使うのが自然です。
医者に症状を説明する時に使ってもいいですか?
はい、大丈夫です。「急にずきんと痛みます」のように言うと、痛みの種類と発生の仕方が正確に伝わります。
出典の詳細
- 項目ID
- 2123390
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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