項目
ざぶりざぶり
zaburizaburi
大きな波が打ち寄せたり、人が深い水の中を力強く進んだりするときに発生する、重くて大量の水が動く大きな音を表します。
意味
短い意味
大量の水が重々しく動く際の連続した音を描写する言葉です。主に、海で大きな波が岸に繰り返し打ち寄せる音や、人が川や冠水した道など深い水の中を抵抗に逆らって歩く時の音を表現するのに使われます。
- 重く大きな波が打ち寄せる音
- 深い水の中を力強く歩く音
意味の整理
大きな波
海などで、重く力強い波が連続して岸に打ち寄せる音を表す際に使います。
波がざぶりざぶりと打ち寄せる。
水中を歩く
深い水の中や川を、大きな水音を立てながら力強く進んでいく様子を表す際に使います。
川の中をざぶりざぶりと歩く。
使い方のメモ
使い方
ざぶりざぶりと + 動詞(例:打ち寄せる、歩く)
後ろに続く動詞(水に関わる動作)が、重々しく大きな水音を伴って行われていることを説明します。
ざぶりざぶり + 動詞
助詞の「と」を省略した形ですが、意味や役割は「ざぶりざぶりと」と同じです。
使い方
よく使う表現
ざぶりざぶりと打ち寄せる
重い波が岸にぶつかる様子
ざぶりざぶりと歩く
水音を立てながら深い水の中を歩く様子
ざぶりざぶりと進む
水の抵抗を押しのけて進む様子
波がざぶりざぶりと
波が大きく音を立てる様子
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 海の波 | 中立 | 自然の持つ圧倒的な力や、海水の重さを強調します。 |
| 川を渡る | 中立 | 水の抵抗を押し切って進む肉体的な労力と、それに伴う騒々しい音を際立たせます。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
ぱしゃり ぱしゃり / similar | 浅い水たまりを踏んだ時など、少量の水が軽く跳ねる一瞬の音に使います。 | 「ざぶりざぶり」はより深く大量の水が力強く動くことを示すため、規模が全く異なります。 | パシャリと水をかける |
ざあっ ざあっ / similar | 大雨や滝のように、大量の水が途切れることなく勢いよく流れ落ちる音に使います。 | 「ざぶりざぶり」は歩くリズムや波の周期に合わせた繰り返しの音であり、一定の流れではありません。 | ざあっと雨が降る |
使い方のメモ
よくある間違い
大雨が降る音として使うこと。
雨の音には「ざあざあ」を使います。「ざぶりざぶり」は地面や海面などにある大量の水が動く音です。
顔を洗う時の音として使うこと。
顔を洗う程度の水の量には大げさすぎます。その場合は「ぱしゃぱしゃ」などが自然です。
例文
例文
荒れた海では、波がざぶりざぶりと岸に打ち寄せていた。
あれたうみでは、なみがざぶりざぶりときしにうちよせていた。
文字どおり連続する大きな波の音を示しています。
彼は腰まである川をざぶりざぶりと歩いて渡った。
かれはこしまであるかわをざぶりざぶりとあるいてわたった。
文字どおり深い水を押しのけて進む時の音を描写しています。
大きな犬が池の中でざぶりざぶりと遊んでいる。
おおきないぬがいけのなかでざぶりざぶりとあそんでいる。
文字どおり水中の大きな動物のダイナミックな動きによる音です。
洪水で道が冠水し、車がざぶりざぶりと進んでいく。
こうずいでみちがかんすいし、くるまがざぶりざぶりとすすんでいく。
文字どおり重い物体が深い水をかき分けて進む現代的な状況です。
船の横を大波がざぶりざぶりと通り過ぎる。
ふねのよこをおおなみがざぶりざぶりととおりすぎる。
文字どおり海水の質量が力強く動く様子に焦点を当てています。
似ている語
パシャリ
pashari
水量が少なく、軽く跳ねる音に使います。
質問
お風呂のお湯の音に「ざぶりざぶり」は使えますか?
お風呂の中で激しく動いて、お湯が大量に外に溢れるような激しい状況であれば使えます。普通に入浴している音としては大げさです。
「ざぶり」と「ざぶりざぶり」の違いは何ですか?
「ざぶり」は大きな波や水音が「一度だけ」起こる様子を表し、「ざぶりざぶり」はその動作が連続して繰り返されることを示します。
この言葉は音だけを表すのですか?
擬音語に分類されますが、発音から「大量の重い水が動く」という視覚的でダイナミックなイメージを強く伴います。
出典の詳細
- 項目ID
- 2548410
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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