項目
ワン
wan
「ワン」は、犬が1回だけ短く吠える鳴き声を表す擬音語です。
意味
短い意味
日本語で「ワン」は、犬の短く鋭い鳴き声を表現します。主に1回だけの鳴き声を指し、連続して吠える場合は「ワンワン」が使われます。また、親しみを込めて接尾辞の「ちゃん」を付け、「ワンちゃん」と呼ぶことで、犬そのものを指す名詞としても日常的に広く使われます。
- 犬が1回吠える声
- 犬の愛称(ワンちゃん)
意味の整理
鳴き声
犬が短く1回吠える音を表す。
犬がワンと鳴いた。
犬の愛称
「ちゃん」をつけて、犬そのものを親しみを込めて呼ぶ名詞的用法。
小さなワンちゃんが走ってきた。
使い方のメモ
使い方
ワン!
単独で犬の鳴き声を真似したり、犬のセリフとして感嘆符とともに使われます。
ワンと + 動詞
「鳴く」や「吠える」などの動詞と引用の「と」を組み合わせて、犬がどう鳴いたかを描写します。
ワンちゃん
接尾辞の「ちゃん」をつけて、犬そのものを指す親しげな名詞として扱います。
使い方
よく使う表現
ワンと鳴く
ワンという声で鳴く
ワンと吠える
ワンと声を上げる
ワンちゃん
犬を親しんで呼ぶ言葉
ワンと一声
短く1回だけ吠えること
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 鳴き声の描写 | neutral | 犬の鳴き声を短く客観的に表します。 |
| 動物への呼びかけ(ワンちゃん) | positive | 対象への親愛の情や、他人のペットに対する丁寧で優しい態度を示します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
わんわん わんわん / similar | 犬が続けて吠えている時や、幼児語で犬を指す時。 | 「ワン」は1回だけの短い声ですが、「ワンワン」は連続した鳴き声です。 | 犬がワンワン吠える。 |
きゃんきゃん きゃんきゃん / contrast | 小型犬が甲高い声で騒がしく鳴く時。 | 「ワン」は標準的な鳴き声ですが、「キャンキャン」はかん高くて耳障りなニュアンスを含みます。 | 子犬がキャンキャン鳴く。 |
使い方のメモ
よくある間違い
犬の鳴き声の動詞としてそのまま「ワンする」と言ってしまうこと。
「ワン」は擬音語なので、動詞にする場合は「ワンと鳴く」「ワンと吠える」と言います。
怒ってうなっている犬に「ワン」を使うこと。
「ワン」は比較的かわいらしい、または標準的な声です。威嚇のうなり声には「ウー」や「ガルル」を使います。
例文
例文
犬がワンと鳴いた。
いぬがワンとないた。
文字どおり犬の標準的な1回の鳴き声を描写しています。
「ワン!」と元気な声が聞こえた。
「ワン!」とげんきなこえがきこえた。
文字どおり感嘆符とともに鳴き声を直接引用しています。
小さなワンちゃんが走ってきた。
ちいさなワンちゃんがはしってきた。
文字どおり接尾辞の「ちゃん」をつけて犬を名詞として表しています。
うちの犬は、お腹が空くとワンと一声吠える。
うちのいぬは、おなかがすくとワンといっせいほえる。
文字どおり「一声」をつけることで1回だけ吠える様子を強調しています。
わん!一緒に遊ぼうよ!
わん!いっしょにあそぼうよ!
比喩的犬を擬人化した表現で、ひらがなを使ってかわいらしさを出しています。
似ている語
質問
「ワン」と「ワンワン」はどう使い分けますか?
1回だけ「ッワフ」と短く鳴いた場合は「ワン」を使い、立て続けに吠えている場合は「ワンワン」を使います。
大人が「ワンちゃん」と言っても不自然ではありませんか?
不自然ではありません。大人が他人のペットを「犬」と呼ぶより「ワンちゃん」と呼ぶ方が、優しく丁寧な印象を与えます。
犬以外の動物が「ワン」と鳴くことはありますか?
日本の動物の鳴き声として、「ワン」はほぼ犬専用の表現です。(昔話では狐がワンと鳴くこともありました。)
出典の詳細
- 項目ID
- 2844785
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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