項目
すぽん
supon
穴や容器に抵抗なくぴったりと収まる様子や、栓などが勢いよく抜けるときの軽快な音を表します。
意味
短い意味
この言葉は主に二つの状況で使われます。一つは、物が穴や隙間などに、引っかかりや抵抗を全く感じずにぴったりと収まる状態。もう一つは、コルクや栓などのぴったりはまっていたものが、一息に引き抜かれたときに鳴る「ポン」という軽快な音です。
- ぴったり入る
- 抜ける音
意味の整理
ぴったりと収まる様子
ある物が、それを受け入れる穴や容器などに、全く抵抗なくスムーズに入り込む様子を表します。
足が靴にすぽんと入る。
勢いよく抜ける音
密閉されていた栓やコルクなどが、一気に引き抜かれたときに生じる軽快な音を表します。
コルクがすぽんと抜ける。
使い方のメモ
使い方
すぽんと + 動詞
動詞を修飾する副詞として働き、どのように入ったか、またはどのように抜けたかを説明します。
すぽん + 動詞
「と」を省略した形で、会話などでよりカジュアルに使われますが、意味は同じです。
使い方
よく使う表現
すぽんと抜ける
軽快な音を立てて抜ける、抵抗なくきれいに抜ける
すぽんと入る
抵抗なくぴったりと中に入る
すぽんとはまる
所定の場所にぴったりと収まる
すぽんと取れる
蓋などがきれいにはずれる
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 瓶の栓を抜くとき | neutral | 心地よい「ポン」という音とともに、きれいに栓が抜けたことを表します。 |
| 靴を履くとき | positive | 靴べらなどを必要とせず、足のサイズと靴がぴったり合ってスムーズに履ける心地よさを示します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
すっぽり すっぽり / similar | 全体が何かの中に完全に覆われたり、包み込まれたりする様子を表すときに使います。 | 音の響きや勢いよく入る・抜けるという瞬間的な動作ではなく、「完全に覆われている状態」に焦点が当たります。 | 頭まですっぽり布団をかぶる。 |
すぽっと すぽっと / similar | 「すぽん」とほぼ同じ状況で、狭い場所にぴったり入ったり抜けたりする動作に使われます。 | 「すぽん」が音の響き(ポンという音)を少し感じさせるのに対し、「すぽっと」は動作の素早さや瞬間的な収まり具合をより強調します。 | 穴にすぽっとはまる。 |
使い方のメモ
よくある間違い
力を込めて無理やり押し込む状況で使うこと。
サイズが合わず無理やり押し込む場合は、「ぎゅっと」を使います。「すぽん」は抵抗がないスムーズな状態です。
大きな爆発音や破壊音として使うこと。
あくまで空気の抜けるような軽い音を表すため、爆発音には「ドカン」などを使います。
例文
例文
靴を履くと、足がすぽんと入った。
くつをはくと、あしがすぽんとはいった。
視覚的抵抗なくスムーズにぴったりと収まる様子を表しています。
ワインのコルクがすぽんと抜けた。
ワインのコルクがすぽんとぬけた。
文字どおりコルクがきれいに抜けた時の軽快な音に焦点が当たっています。
石鹸で洗うと、指輪がすぽんと抜けた。
せっけんであらうと、ゆびわがすぽんとぬけた。
視覚的引っかかっていたものが抵抗なくスムーズに外れた様子を表しています。
ボールが穴にすぽんと落ちた。
ボールがあなにすぽんとおちた。
視覚的物の大きさと穴の大きさが一致して、きれいに中へ落ちた様子です。
瓶の蓋がすぽんと取れた。
びんのふたがすぽんととれた。
文字どおりぴったりとはまっていた蓋などが、抵抗なくきれいに外れる様子です。
似ている語
質問
「すぽん」と「すぽっと」の違いは何ですか?
ほとんど同じ意味ですが、「すぽん」は「ポン」という音の響きを連想させやすく、「すぽっと」は動作の素早さや鋭さを強調する傾向があります。
音が出ない状況でも「すぽん」は使えますか?
はい。指輪が指からスムーズに抜けるときや、足が靴にぴったり入るときなど、音に関係なく「抵抗なくきれいに収まる・抜ける」という状態を表すのにも使われます。
「すっぽり」と言い換えることはできますか?
状況によります。「すっぽり」は「全体が完全に覆われる」ことを意味するため、例えば「足が靴にすぽんと入る」を「すっぽり入る」と言うことは可能ですが、コルクを抜く動作には「すっぽり」は使えません。
出典の詳細
- 項目ID
- 2735420
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 確認が必要です
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- 日本語
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