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項目

しとしと

shitoshito

強い風がなく、弱い雨が静かに降り続く様子。または、少し湿り気がある様子。

意味

短い意味

主に、春や秋の穏やかな日に、風がなく細かな雨が音もなく静かに降り続く様子を表す時に使います。激しい雨には使いません。また、物が少し湿っている、水分を含んでいる状態を表すこともあります。

  • 弱い雨が静かに降る様子
  • 少し湿り気がある状態

意味の整理

静かな雨

強い風がなく、弱い雨が切れ間なく静かに降る音や様子。

春の雨がしとしと降る。

湿り気

物や空気が少し湿り気を帯びている状態。

梅雨で部屋がしとしとする。

使い方のメモ

使い方

  • しとしと降る

  • しとしとと降る

  • しとしとする

    状態を表す動詞として、少し湿っていることを表します。

使い方

よく使う表現

雨がしとしと降る

雨が静かに優しく降る

しとしとと濡れる

ゆっくりと少しずつ濡れる

しとしとする

少し湿り気を感じる

春の雨がしとしと

春の穏やかな雨

ニュアンス

場面ごとのニュアンス

よく使う場面ニュアンス使い方のメモ
天気(雨)中立〜やや肯定的静かで穏やかな雰囲気を持ち、春の雨など風情のある場面によく合います。
手触り・状態中立単に湿気があるという物理的な事実を表し、それ自体に強い不快感はありません。

似ている語

似た語との違い

似ている語使う場面同じではない点短い例

しっとり

しっとり / similar

肌の潤いや、落ち着いて上品な様子(人の性格や雰囲気)など、良い意味での湿り気や落ち着きを表す時に使います。「しとしと」は雨が降る「動き」によく使われますが、「しっとり」は水分を含んだ「結果の状態」に注目した言葉です。しっとり濡れる

びしょびしょ

びしょびしょ / opposite

水で完全に濡れてしまっている状態の時に使います。「しとしと」はごく軽い水分や静かな雨を表しますが、「びしょびしょ」は限界まで水を含んだ不快な状態を表します。びしょびしょに濡れる

使い方のメモ

よくある間違い

台風などの激しい雨に対して使ってしまうこと。

激しい雨には「ザーザー」を使います。

落ち着いた性格の人を表現する時に使ってしまうこと。

人の性格には「しっとり」や「おだやか」を使います。「しとしと」は主に天候や物理的な湿り気に使います。

例文

例文

春の雨がしとしとと降っている。

はるのあめがしとしととふっている。

文字どおり風がない静かな雨の様子を表しています。

出典:内部作成

一日中、しとしと降る雨の音が聞こえる。

いちにちじゅう、しとしとふるあめのおとがきこえる。

文字どおり弱い雨が途切れることなく続いている様子を示しています。

出典:内部作成

梅雨時で、部屋の空気がしとしとしている。

つゆどきで、へやのくうきがしとしとしている。

文字どおり部屋の中の空気が水分を含んで湿っている状態を表しています。

出典:内部作成

静かな森に、雨がしとしとと降り注ぐ。

しずかなもりに、あめがしとしととふりそそぐ。

視覚的自然の中で雨が静かに降る、風情のある情景を描写しています。

出典:内部作成

霧で地面がしとしと濡れている。

きりでじめんがしとしとぬれている。

文字どおり地面が少しずつ水分を含んで湿っていく様子を表しています。

出典:内部作成

似ている語

質問

雪が降る時にも「しとしと」を使えますか?

いいえ、液体の水(雨)にのみ使います。雪が静かに降る様子には「しんしん」を使います。

「しとしと」と「じとじと」の違いは何ですか?

どちらも湿り気に関係しますが、「じとじと」は汗や梅雨の強い湿気など、まとわりつくような不快感を表します。「しとしと」は不快感が少なく、もっと中立的です。

「と」をつけずに使ってもいいですか?

はい、「しとしと降る」と「しとしとと降る」のどちらも非常に自然な日本語であり、同じように使えます。

出典の詳細

項目ID
1005570
出典
JMdict_english
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確認メモ
特別なメモはありません
表示言語
日本語
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