項目
さっくり
sakkuri
クッキーやパイなどの軽くて砕けやすい食感や、物事を手早く簡単に済ませる様子を表す言葉です。
意味
短い意味
この言葉は大きく分けて二つの場面で使われます。一つは、クッキーやパイ、揚げ物の衣のように、軽くて簡単に砕ける心地よい食感を表す場合です。もう一つは、説明や作業などの行動を、時間をかけずに要領よく、手早く済ませる様子を表す場合です。
- 軽くて歯切れの良い食感
- 要領よく手早く行う行動
意味の整理
食べ物の食感
外側が軽快に砕け、心地よい歯ごたえがある様子を表します。
さっくりした食感
手早い行動
不要な時間をかけず、要点を絞って手早く効率的に物事を進める様子を表します。
さっくりと説明する
使い方のメモ
使い方
さっくりする
動詞として使い、軽い歯ごたえがある状態を表します。
さっくりした + noun
名詞を修飾し、歯ごたえが軽いことや、手短な様子(例:さっくりした説明)を表します。
さっくりと + verb
助詞の「と」を伴って副詞として働き、動作が手早く行われる様子を詳しく説明します。
さっくり + verb
助詞を伴わずに直接動詞を修飾し、動作の軽快さを表します。
使い方
よく使う表現
さっくり揚がる
衣が軽快な歯ごたえになるように揚がる
さっくり切る
抵抗なくきれいに切る
さっくり説明する
要点だけを手短に説明する
さっくりした食感
軽くて砕けやすい心地よい歯ごたえ
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 食べ物について | positive | レシピや食レポで、焼き菓子や天ぷらの見事な仕上がりを褒めるときに非常によく使われます。 |
| 職場において | positive | 相手の時間を奪わないように、短く的確に仕事や説明を済ませる優秀な態度を示します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
ざっくり ざっくり / contrast | おおまかな計算、粗い感触、細部にこだわらない行動を表すときに使います。 | さっくりが持つ「手際の良さ」や「軽快な歯切れの良さ」とは異なります。 | ざっくり計算する |
あっさり あっさり / similar | 味がしつこくないことや、未練なく簡単に物事を諦める様子を表すときに使います。 | 物理的に砕ける食感や、要領よく手短に仕事を終わらせる具体的な様子にはあまり使いません。 | あっさり諦める |
使い方のメモ
よくある間違い
レタスなどの新鮮な野菜の食感に「さっくり」を使うこと。
水分が多くて歯ごたえがある野菜には「シャキシャキ」を使います。「さっくり」はクッキーなど水分が少ないものに使います。
「ざっくり」と混同して、「おおよそ」という意味で使ってしまうこと。
おおよその意味では「ざっくり」を使います。「さっくり」は手早く要領が良いことを強調します。
例文
例文
クッキーがさっくりと焼き上がった。
クッキーがさっくりとやきあがった。
視覚的クッキーの軽くて良い歯ごたえを表しています。
パイ生地はさっくりした食感が美味しい。
パイきじはさっくりしたしょっかんがおいしい。
視覚的パイ生地の層が崩れる心地よい食感を描写しています。
会議で計画についてさっくりと説明した。
かいぎでけいかくについてさっくりとせつめいした。
比喩的無駄な詳細を省いた要領の良い説明を示しています。
彼は難しい仕事をさっくり終わらせた。
かれはむずかしいしごとをさっくりおわらせた。
比喩的手際よくスムーズに作業を完了させたことを表しています。
ナイフでりんごをさっくり切る。
ナイフでりんごをさっくりきる。
文字どおり抵抗なくきれいに刃物が入る様子を表しています。
似ている語
質問
ビジネス会議で「さっくり」を使っても失礼ではありませんか?
はい。「さっくり説明します」と言うと、相手の時間を無駄にせずに要点を伝える意思が示せるため、好意的に受け取られることが多いです。
非常に硬くてガリガリしたフライドチキンに「さっくり」は使えますか?
硬くて厚い衣の場合は「ザクザク」や「カリカリ」のほうが適しています。「さっくり」はもっと軽くて上品な歯ごたえを表します。
「さっくり」と「ざっくり」の最も大きな違いは何ですか?
「さっくり」は要領の良さや軽快さを表しますが、「ざっくり」はおおまかであることや粗さを表します。
出典の詳細
- 項目ID
- 2423470
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
- 前の項目
- ごぼっ (gobo)