項目
ぱらり
parari
小さくて軽いものが、少量だけ落ちたり散らばったりする様子。
意味
短い意味
雨の降り始めや、塩などの粉末を少し振る時、あるいは本のページや木の葉が少しだけ落ちたりめくれたりする時の様子を表す言葉です。「ぱらぱら」が連続している動作を表すのに対し、「ぱらり」は一回きり、あるいはごくわずかな動作や量を強調します。
- 軽く散らばって落ちる様子(葉、雨など)
- 少量を振りかける様子(塩、胡麻など)
- 軽くめくれる様子(本、ページなど)
意味の整理
少量を振る
塩や胡麻などの細かいものを、ほんの少しだけ振りかける様子。
塩をぱらりと振る。
少し落ちる
雨粒や木の葉など、軽いものが少しだけ、またはまばらに落ちる様子。
葉がぱらりと落ちる。
軽くめくれる
紙や本のページが、風や軽い力でふと開く様子。
ページがぱらりとめくれる。
使い方のメモ
使い方
ぱらりと + 動詞
「ぱらりと落ちる」「ぱらりと振る」のように、後ろに続く動詞の動作の様子を修飾する副詞として使われます。
使い方
よく使う表現
塩をぱらりと
塩を少しだけ振りかける
雨がぱらりと
雨が少しだけ降る
ぱらりと落ちる
まばらに落ちる
ぱらりとめくれる
軽くページが開く
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 料理 | 中立 | レシピの中で、仕上げに少量のスパイスや塩を振りかける指示としてよく登場します。 |
| 天候 | 中立 | 雨が降り始めの、最初の一、二滴が落ちてきた瞬間に使われます。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
ぱらぱら ぱらぱら / similar | 雨や細かいものが連続して落ち続ける場合や、本を連続してめくる場合に使います。 | 「ぱらり」は一回だけの動作や、非常に量が少ない場合に使います。 | 雨がぱらぱら降る。 |
ぱらっと ぱらっと / similar | 「ぱらり」と同じ状況で使えますが、より瞬間的で軽快な印象を与えたい時に使います。 | 「ぱらり」の方が少しゆっくりとした、文学的な柔らかい響きがあります。 | 塩をぱらっと振る。 |
使い方のメモ
よくある間違い
大雨の時に「ぱらり」を使うこと。
「ぱらり」はほんの少しの雨にしか使えません。大雨には「ざあざあ」を使います。
重いものが落ちる時に使うこと。
細かいもの、薄いもの、軽いものに限定されます。
例文
例文
雨がぱらりと降ってきた。
あめがぱらりとふってきた。
視覚的雨が降り始めた最初のわずかな雨粒を表現しています。
仕上げに塩をぱらりと振りかける。
しあげにしおをぱらりとふりかける。
文字どおり料理のレシピで少量を振りかける指示として頻出します。
風で本のページがぱらりとめくれた。
かぜでほんのぺーじがぱらりとめくれた。
視覚的紙一枚が風で軽く開く様子を描写しています。
枯れ葉がぱらりと落ちた。
かれはがぱらりとおちた。
視覚的一枚の葉が単独で落ちる静かな光景を表します。
瞳から涙がぱらりとこぼれた。
ひとみからなみだがぱらりとこぼれた。
比喩的大声で泣くのではなく、静かに一滴の涙が落ちる文学的な表現です。
似ている語
質問
雪が降る時にも「ぱらり」は使えますか?
はい、ごくわずかな雪がまばらに落ちてくるような状況であれば使うことができます。
「ぱらっと」との違いは何ですか?
意味はほとんど同じですが、「ぱらっと」の方が促音(っ)が入るため、より素早く短い動作に感じられます。「ぱらり」は少しだけ余韻がある柔らかな響きです。
会話でよく使われますか?
料理の話などでは使われますが、小説やエッセイなどの文章表現でより頻繁に見かける言葉です。
出典の詳細
- 項目ID
- 2564720
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 確認が必要です
- 表示言語
- 日本語
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