項目
キコキコ
kikokiko
錆びた金属や油の切れた機械の部品などが擦れ合って、規則的に鳴る甲高い音を表す言葉です。
意味
短い意味
主に、古い自転車のペダルを漕ぐ音や、錆びたブランコが揺れる音、油の切れたドアの蝶番の音など、硬いもの同士(特に金属)が擦れ合って鳴る乾燥したきしみ音を描写します。「キコキコ」という繰り返しの響きから、一定のリズムで連続して鳴る様子が伝わります。
- 金属が擦れる音
- 規則的な機械のきしみ
意味の整理
錆びた金属の摩擦音
ドアの蝶番やチェーンなど、油切れで錆びた金属部品が動く際に生じるきしみ音。
錆びたブランコがキコキコ鳴る。
機械や道具の規則的な音
自転車のペダルや手動の工具など、機械的な動作を繰り返す際の摩擦音。
ペダルをキコキコと漕ぐ。
使い方のメモ
使い方
キコキコ(と)鳴る
ブランコや自転車などが、きしみ音を発している状態を客観的に表します。
キコキコ(と)音を立てる
「鳴る」と同じように、摩擦音を発生させている様子をより強調する表現です。
キコキコ(と) + 動詞
「漕ぐ」や「動く」などの動作にかかる副詞として使い、動作に伴って規則的な音が出ることを表します。
使い方
よく使う表現
キコキコ鳴る
摩擦できしむ音がする
キコキコ音を立てる
きしみ音を発生させる
ペダルをキコキコ漕ぐ
音を立てながらペダルを回す
キコキコ動く
音を立てながら稼働する
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 古い自転車を漕ぐ時 | neutral | チェーンやペダルに油が足りていない様子を表します。 |
| 古いドアを開ける時 | neutral | 金属の蝶番が劣化したり錆びていることを示します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
ぎこぎこ ぎこぎこ / similar | 太い木をのこぎりで切るような、抵抗が大きくて重苦しい摩擦音に使う。 | 「キコキコ」は比較的軽くて甲高い音ですが、「ぎこぎこ」は力が要る重くて鈍い摩擦音を表します。 | ぎこぎこと木を切る。 |
きゅるきゅる きゅるきゅる / similar | ゴム製のベルトやタイヤが高速で滑るような、鋭い摩擦音に使う。 | 「キュルキュル」はゴム素材の滑り音によく使われますが、「キコキコ」は金属部品の擦れ音に使われます。 | ベルトがキュルキュルと鳴る。 |
使い方のメモ
よくある間違い
人の甲高い声に対して「キコキコ」を使うこと。
「キコキコ」は無生物(金属など)の摩擦音にのみ使われ、人や動物の声には使えません。
体育館の床で靴が鳴る音に「キコキコ」を使うこと。
ゴム底の靴のきしみ音は「キュッキュッ」を使います。
例文
例文
古い自転車のペダルをキコキコと漕ぐ。
ふるいじてんしゃのペダルをキコキコとこぐ。
文字どおり油の切れたペダルのきしみ音を表します。
公園の錆びたブランコが、風でキコキコ鳴っている。
こうえんのさびたブランコが、かぜでキコキコなっている。
文字どおりブランコの金属の接続部分が擦れる音を表します。
油が切れたドアが、開けるたびにキコキコと音を立てる。
あぶらがきれたドアが、あけるたびにキコキコとおとをたてる。
文字どおりドアの蝶番の油切れによる摩擦音を表します。
ロボットのおもちゃが、腕をキコキコ動かして歩く。
ロボットのおもちゃが、うでをキコキコうごかしてあるく。
文字どおりおもちゃの関節部分の機械的なきしみ音を表します。
機械の部品がキコキコと擦れ合っている。
きかいのぶひんがキコキコとすれあっている。
文字どおり油切れで硬い部品同士が摩擦を起こしている音を表します。
似ている語
質問
「キコキコ」は物が壊れていることを意味しますか?
完全に壊れているわけではありませんが、油をさすなどのメンテナンスが必要な状態であることを強く暗示します。
木の床がきしむ音に「キコキコ」は使えますか?
床を歩いた時のきしみ音には、一般的に「ミシミシ」や「ギシギシ」を使います。
「キコキコ」と「ぎこぎこ」の違いは何ですか?
「キコキコ」は自転車のチェーンなどの軽くて高い音で、「ぎこぎこ」はのこぎりで木を切るような、重くて引っかかりのある音です。
出典の詳細
- 項目ID
- 2838244
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
- 前の項目
- ちょろり (chorori)
- 次の項目
- にゅるり (nyururi)