項目
ぐしゃぐしゃ
gushagusha
水分を含んでひどく濡れたり、強い力で押しつぶされて形が崩れたりしている様子。
意味
短い意味
強い圧力を受けて元の形がなくなるほど潰れたり、水分を含んで柔らかくなり本来の形を留めていなかったりする状態を表します。また、比喩的に、物事の秩序がなくなり、頭の中や状況がひどく混乱している様子も表します。
- 圧力によって形が完全に崩れる様子
- 水分を含んでひどく濡れ、ドロドロになる様子
- 思考や状況が混乱してまとまりがない様子
意味の整理
形が潰れる
紙や車などの物体が強い力を受け、元の形がわからないほど潰れたり丸まったりしている状態。
手紙をぐしゃぐしゃに丸める
ひどく濡れる
水や雪を大量に含んでドロドロになり、元のしっかりした状態を保てなくなっている様子。
雪で道がぐしゃぐしゃだ
思考の混乱
考えや感情がまとまらず、頭の中や状況がひどく混乱している様子。
頭の中がぐしゃぐしゃになる
使い方のメモ
使い方
ぐしゃぐしゃになる
強い力や水気によって形が崩れたり、状況が混乱したりする変化を表します。
ぐしゃぐしゃにする
意図的に、あるいは結果的に、物の形を崩したり台無しにしたりする行為を表します。
ぐしゃぐしゃな + 名詞
形が崩れている、または混乱している状態の物・事を修飾します。
ぐしゃぐしゃに + 動詞
「ぐしゃぐしゃに丸める」「ぐしゃぐしゃに壊す」のように、どのくらいひどい状態に変化するかを動詞とともに表します。
使い方
よく使う表現
ぐしゃぐしゃになる
形が崩れる、ひどく濡れる、混乱する
ぐしゃぐしゃに丸める
紙などを強く握って丸める
顔がぐしゃぐしゃになる
激しく泣いて顔の表情が崩れる
頭がぐしゃぐしゃ
考えがまとまらずパニック状態である
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 物理的な破壊(紙、車など) | ネガティブ | 元の形がわからないほど強く握られたり、潰されたりしたことを強調します。 |
| 地面や雪 | ネガティブ | 雪が溶けたり雨が降ったりして、足場がドロドロに悪くなっている不快な状態を表します。 |
| 感情や思考 | ネガティブ | パニックや混乱により、考えを順序立てて整理できなくなっている心理状態を表します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
びしょびしょ びしょびしょ / similar | 服などが大量の水分を含んで濡れている時に使います。 | 「水で濡れていること」だけを表し、形が崩れたり壊れたりしているニュアンスはありません。 | 服がびしょびしょだ。 |
くしゃくしゃ くしゃくしゃ / similar | 紙や布などに多くのシワが寄っている時に使います。 | 「シワがある」という状態であり、「完全に潰れて元の形がない」ほど激しい破壊を表す「ぐしゃぐしゃ」よりは程度が軽いです。 | シャツがくしゃくしゃだ。 |
ぐちゃぐちゃ ぐちゃぐちゃ / similar | 水気を含んで泥のようになっている状態や、様々な物が無秩序に混ざっている状態に使います。 | 「ぐちゃぐちゃ」は「混ざっている」「水っぽくドロドロ」というニュアンスが強いのに対し、「ぐしゃぐしゃ」は「圧力で潰れる」というニュアンスが強いです。 | 部屋がぐちゃぐちゃだ。 |
使い方のメモ
よくある間違い
洗濯して干す前の「ただ濡れている服」に使うこと。
服の形が崩れていない場合は「びしょびしょ」を使いましょう。
アイロンをかけていないだけのシャツに使うこと。
ただシワがあるだけの状態なら「しわしわ」や「くしゃくしゃ」が適切です。
例文
例文
雨でノートがぐしゃぐしゃになってしまった。
あめでのーとがぐしゃぐしゃになってしまった。
視覚的水濡れによって本来の形が崩れてしまった状態。
怒って手紙をぐしゃぐしゃに丸めた。
おこっててがみをぐしゃぐしゃにまるめた。
視覚的強い力で紙を丸めて潰す代表的な使い方。
大雪のせいで、道がぐしゃぐしゃだ。
おおゆきのせいで、みちがぐしゃぐしゃだ。
視覚的雪が溶けて足場が悪く、ドロドロになっている様子。
泣きすぎて、顔がぐしゃぐしゃになった。
なきすぎて、かおがぐしゃぐしゃになった。
視覚的ひどく泣きじゃくり、表情が崩れている様子。
頭の中がぐしゃぐしゃで、うまく説明できない。
あたまのなかがぐしゃぐしゃで、うまくせつめいできない。
比喩的物理的ではなく、思考がまとまらない心理状態を表す比喩的な表現。
似ている語
びしょびしょ
bishobisho
「びしょびしょ」は、水や汗などでひどく濡れている状態を表す言葉です。 ただ水分で濡れている状態を表し、形が崩れるニュアンスはない。
くしゃくしゃ
kushakusha
紙や服などがシワだらけになったり、髪が乱れたりしている様子。 シワがある状態だが、ぐしゃぐしゃほど原型を留めない破壊ではない。
ぐちゃぐちゃ
guchagucha
形が崩れて柔らかくなったり、物が散らかってひどく乱れたりしている様子を表します。 水気があってドロドロに混ざっている様子。潰れるニュアンスより混ざる・散らかるニュアンスが強い。
ビシャビシャ
bishabisha
水でひどく濡れている状態や、道などが水気を多く含んでいる様子、または水が跳ねる音を表します。
ぐっしょり
gusshori
汗や雨などの水分を大量に吸い込んで、ひどく濡れている状態。
質問
「ぐしゃぐしゃ」と「びしょびしょ」の違いは何ですか?
「びしょびしょ」は単に大量の水で濡れていること(例:雨で服がびしょびしょ)。「ぐしゃぐしゃ」は水を含んだ結果、柔らかくなって元の形が崩れてしまうこと(例:水に落ちたノートがぐしゃぐしゃ)という違いがあります。
寝癖のついた髪に「ぐしゃぐしゃ」は使えますか?
寝癖には「ボサボサ」や「くしゃくしゃ」を使う方が自然です。「ぐしゃぐしゃ」を使うと、泥まみれになって髪の毛が固まっていたり、ひどく潰れたりしているような異常な状態に聞こえます。
「顔がぐしゃぐしゃになる」とはどういう意味ですか?
涙や鼻水を出して激しく泣いた結果、顔の表情が崩れてしまう様子を表します。
出典の詳細
- 項目ID
- 2097580
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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