項目
ガラリ
garari
状況や態度が急にすっかり変わる様子や、重い戸を勢いよく開ける音を表します。
意味
短い意味
「ガラリ」は、人の態度や部屋の雰囲気などが以前と全く違った状態に急変する様子を表すほか、引き戸などの重いものを勢いよく開けたり、物が崩れ落ちたりする際の大きく響く音を表す擬音語・擬態語です。
- 状況や態度の急変
- 物がすれ合う大きな音
意味の整理
状況の急変
態度や状況、印象などが急にすっかり変わること。
態度がガラリと変わる。
開け閉め・崩れる音
重い戸を勢いよく開ける音や、物が崩れ落ちる音。
戸をガラリと開ける。
使い方のメモ
使い方
ガラリと変わる
最も一般的な組み合わせで、「すっかり変わる」という意味です。状況や態度に対して使います。
ガラリと + 動詞
動詞を修飾する副詞として、急激で完全な様子を表します。
ガラリと開ける
主に引き戸や窓を勢いよく、音を立てて開ける動作に使われます。
使い方
よく使う表現
ガラリと変わる
すっかり変わる
ガラリと変える
すっかり変える
ガラリと開ける
勢いよく戸を開ける
印象がガラリと
印象がすっかり(変わる)
ニュアンス
場面ごとのニュアンス
| よく使う場面 | ニュアンス | 使い方のメモ |
|---|---|---|
| 人の態度について | 驚き・中立 | 冷たかった人が急に親切になるなど、予想外の大きな変化に使われます。 |
| 戸を開ける動作 | 力強い・やや騒がしい | ためらうことなく、勢いよく音を立てて開ける様子を表します。 |
似ている語
似た語との違い
| 似ている語 | 使う場面 | 同じではない点 | 短い例 |
|---|---|---|---|
がらっと がらっと / similar | 「ガラリ」とほぼ同じ意味で使えますが、より口語的で、変化の勢いや急な様子を強調したいときに使います。 | 基本的な意味に違いはありませんが、少しカジュアルな響きがあります。 | ガラッと変わる。 |
からり からり / similar | 軽い戸を開ける音や、天気が良く晴れ渡る様子を表すときに使います。 | 「ガラリ」のような重々しい音や、劇的な状況の変化を表すのには適していません。 | からりと晴れる。 |
使い方のメモ
よくある間違い
ゆっくりとした変化に対して使うこと。
「ガラリ」は急激な変化を表すため、徐々に変わる様子には使いません。
小さく軽い音に対して使うこと。
重いものが動いたり崩れたりする音を表すため、軽いタップ音などには使いません。
例文
例文
玄関の引き戸をガラリと開けた。
げんかんのひきどをガラリとあけた。
文字どおり重い引き戸を開ける音を表します。
彼の態度はガラリと変わった。
かれのたいどはガラリとかわった。
比喩的人の態度が急激に変わる様子を表します。
部屋の雰囲気がガラリと変化した。
へやのふんいきがガラリとへんかした。
比喩的場所の空気が完全に変わってしまう様子を強調します。
その事件で私の印象はガラリと変わってしまった。
そのじけんでわたしのいんしょうはガラリとかわってしまった。
比喩的ある出来事をきっかけに、見方や印象がすっかり変わることを示します。
積み木がガラリと崩れ落ちた。
つみきがガラリとくずれおちた。
文字どおり物が一度に崩れ落ちる際の大きな音を描写します。
似ている語
からり
karari
軽い戸の音や、天気が良く晴れ渡る様子を表すのに使われます。
質問
天気の変化に「ガラリ」は使えますか?
天気がすっかり変わったと言いたい場合には使えますが、晴れ渡る様子そのものを表すには「からり」の方が自然です。
「ガラリ」と「ガラッと」の違いは何ですか?
意味は同じですが、「ガラッと」の方が話し言葉としてよく使われ、勢いがより強調されます。
「ガラリ」は良い変化にしか使われませんか?
いいえ、良い変化にも悪い変化にも使えます。変化が「完全に」「急に」起こったこと自体を表します。
出典の詳細
- 項目ID
- 2007790
- 出典
- JMdict_english
- 版
- -
- 確認メモ
- 特別なメモはありません
- 表示言語
- 日本語
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